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異世界で必要なものは運だけでした。  作者: 白昼夢
一章 異世界転移と同族のいる街
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ソウレンさんを見返そう!

特訓をしようと決意したはいいけど、どうやったらより強くなれるんだろう?

前の世界でも、剣技の上達する方法みたいなのはやったことも調べたこともないからな。


見当もつかないや。

なんかいい本ないかな?


そう思って探してみるけどまあないよね。

僕みたいに、冒険者にさえなれなくて、そのうえで強くなる方法も知らない人向けの本なんて。


うーん……とりあえず筋トレでもするか。


でも、筋肉痛になるのは嫌なんだよな……

あ、ポーションを使って筋肉痛を治すのはどうだろう?

そもそも、ポーションって、魔力がないかつ別世界から来た僕みたいな人にも効くんだろうか?


試してみたいけど、うーん。

何しろお金がないからな、できるだけ節約したい。


はあ、しょうがないか……やっぱり真面目に筋トレやろう。

あと柔軟。


というわけでやってきました、僕の泊まってる宿!

部屋が広いわりに殺風景だから、筋トレするのにちょうどいいんだよね。

やったことないけど。


やるべきメニューとしては、とりあえず腹筋と腕立て伏せと、あと各種柔軟かな。

腹筋と腕立て伏せは、100回ずつやれば十分でしょ。

よしやるぞぉ!




……………疲れた~。ただでさえ午前中にかなり体力使ってるんだよな。

あれ?今日ほとんど疲れるようなことやってなくね?ただ走って素振りして、一方的に負けただけな気がする。


まあいいや、不都合なことは忘れるに限る!

今疲れてんのは決して僕の筋力がないからではない!はずだ。


ん?ちょっと待てよ。腹筋と腕立て伏せと100回ずつやったよね、今。

それが当たり前のような気になってたけども、実際に出来ちゃってるけども、おかしいなあ。

ソウレンさんのせいで、感覚がばぐってる。

だって、日本にいたころは体育でやった腕立て伏せ、10回でひいひい言ってたもん。


僕がこうなったのは、ソウレンさんのせいだ!

疲れたのは当たり前だった!

よし、安心安心。


とはいかない気もするけど。もうこんなに感覚バグってるもんね。


とにかく。ソウレンさんを見返すために、これを日課に加えよう!


「夕ご飯ですよ」


ミラさんの声で現実に引き戻される。


……お金。

そうだ、ミラさんかラオバンさんに言ったら、宿の雑用でもさせてもらえないだろうか?

よし、ダメもとで聞いてみるか。


下に降りて行って、「お金が無くなっちゃって、しばらく雇ってもらえませんか?」と聞く。


「なんだお前、まずは冒険者ギルドで仕事を見つけるのが先じゃねえか?

 あそこならよそ者でも受け入れて、仕事紹介してくれるぞ。

 ああ、ただし冒険者登録が必要だけどな。」


「その冒険者ギルドに行ったけど、なれなかったんですよ、冒険者に」


「そりゃまたなぜだ?規則違反で追放されたならともかく、そんな話、聞いたこともねえぞ」


「…………というわけなんですよ」


冒険者ギルドで断られるまでのいきさつを話し終える。

さて、雇っては貰えるかな?

もしダメだったら街に出かけて、片っ端からお店に当たってみるしかないかな。

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