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幻想郷流カキ氷事変

作者: 東方にわか

 とある夏の日の山の奥。人里離れた結界の中に、誰も知らない世界がある。『幻想郷』と呼ばれるその地では妖怪に吸血鬼、天狗に河童。魑魅魍魎ちみもうりょうが混在するその世界では、日夜少女達による弾幕勝負が繰り広げられていた。

そんな幻想郷の片田舎にある香霖堂こうりんどうに、来訪者が一人現れた。


霖之助りんのすけさ~ん?お邪魔するわよ~」

「いらっしゃい、霊夢れいむ。今日は何をしに来たんだい?」

「神社は妖怪達で溢れ返って、押し蔵饅頭状態で暑いったらありゃしないのよ」

「ああ、今年の夏はいつにも増して暑いからな」


 話によると、近年河童達の機械開発によって妖怪の山を中心に熱気が蔓延しているらしい。結界で包まれている幻想郷には熱気を外に逃がす通気口なんて存在しないから、自然的に涼しい風が吹くまで耐えるしかない。山に住んでいる妖怪達はたまらず神社まで逃げ出して来たんだろう。


「あくまでも幻想郷の発展に関する開発事業だから、異変として処理できないのがは腹立つのよねえ。とりあえず、何か冷たいものくれない?」

「博麗の巫女様も大変だな。まあ良いよ。丁度これを使いたかったからな」


 商品として置いてある椅子に勝手に座る霊夢に、霖之助は机の下からあるものを取り出す。


「それは何よ?」

「これはね、外界に存在する『カキ氷機』という道具なんだよ」


          □ □ □


 時を同じくして、紅魔館。


「咲夜、物凄く暑いわ・・・。何か冷たいものを頂戴」

「どうぞお嬢様、アフタヌーンティーでございます。しかし、確かに暑いですね・・・。また妖怪でも暴れているのでしょうか?」


 ここ、紅魔館の主、レミリア・スカーレットとそのメイド、十六夜いざよい 咲夜さくやもこの幻想郷の暑さにだれていた。


「それならあの博麗の巫女のことだわ、すぐに片付けているはずよ」

「となると、これは自然の暑さということになりますね・・・」

「咲夜さん咲夜さん咲夜さ~ん!!」


 そこに眠りの門番こと、ホン 美鈴メイリンが慌てた様子でやってきた。


「どうしたんですか、美鈴。騒がしいですよ」


「あ、すみません!…ってそれより、咲夜さん!さっき門番するのもキツくなったのでと、妹様の部屋に行ったら、い、妹様が…!!」


「っっ!!」


 それを聞くや否やレミリアはイスを蹴って走り出していた。


「あ、お嬢様!」


 咲夜も急いで後を追いかけ、フランのいる部屋に向かった。


「フランっっ!?」


 レミリアが部屋に入ると、フランドール・スカーレットは大量の汗をかいてはぁはぁと肩で息をしていた。


「ぅ〜…、暑い…」


「咲夜っ!フランがっ!」


「失礼します、妹様」


 レミリアに呼ばれた咲夜は、フランを抱き上げると、そのまま日陰のテラスに出た。


「大丈夫…とはいえませんが、とりあえず、涼しいところで安静にしておきましょう」


「うぅっ、…あれ?お姉様?」


「フラン!大丈夫?しっかりして!」


 レミリアに気づいたフランは、外にいることに驚いていた。


「お姉様・・・フラン、なんか暑いよぉ・・・」


「お嬢様、すみませんが私にはどうしたらいいのかわかりません…」


 それを聞くや、レミリアは咲夜に指示をした。


「咲夜!だったら、今すぐ誰でもいいからフランを助けられる人を連れてきて!」


「分かりました、お嬢様。すぐに探して参ります!」


 咲夜はそう言うと同時に時間を止めて姿を消し、もっとも知識を持っているであろう霖之助の元に向かった。


「おお!紅魔館の主、レミリア様の妹が倒れたとは…!これはおもしろい記事がかけそu「スパパパパっ!」って、ぎゃあぁぁぁぁぁぁっ!!??」


 ―途中、野次馬をしていた射命丸しゃめいまる あやにナイフを投げながら・・・。


          □ □ □


 冥界、白玉楼にて。


「うふふ、こんな暑い日には冷たい麦茶に限るわね」


「そうですね、幽々子様。まだお団子はありますが、食べますか?」


「そうね、頂いちゃうわ」


 そう串団子をパクパク美味しそうに頬張るのは、冥界の管理人こと、西行寺さいぎょうじ 幽々ゆゆこと、その付き人である、魂魄こんぱく 妖夢ようむである。


「それにしても、冥界までこんなに暑くなるとは…相当の手だれの妖怪ですね」


「冥界でこれだけ暑いのなら、地上はもっと暑いでしょうね。きっと霊夢が倒してくれるわ」


 妖夢の言葉に対し、幽々子はのほほんと美味しそうにお団子を食べながら言った。


「そうだといいのですが…」

 

 なおも不安を拭いきれない妖夢に、幽々子は思いついたように言った。


「じゃあ、下界の様子を見てくるついでに、香霖堂に行って新しいお菓子を買ってきてくれるかしら?」


 幽々子の提案に妖夢は頷いた。


「分かりました、幽々子様。それでは香霖堂に行って参ります」


 そう言って出て行った妖夢に幽々子は「行ってらっしゃ~い」と見送るのだった…。


          □ □ □


守矢神社にて。


「早苗~、暑すぎるから扇いでくれ~」


「あ~私も~」


「あ~もう私だって暑いんですからね!神奈子かなこ様!諏訪子すわこ様!」


 守矢神社では今日はさらに一段と山の神である八坂やさか 神奈子かなこと、土着神である洩矢もりや 諏訪子すわこはダラけていた。


「暑すぎます・・・、いくらなんでも暑すぎます・・・」


 そして、その2人の神のお世話をする東風谷こちや 早苗さなえもこの暑さにノックアウトしていた。


「そう言えば、たしかゆかりの奴が香霖堂に面白いものがあるとかいってたぞ。確か、『カキ氷機』だったかな?」


 神奈子が言うのを聞くや、早苗はガバッ!っと飛び起きた。


「それ本当ですか!?」


「わー!早苗ちょっと落ち着け!」


「あ、すみません・・・」


「まったく、どうしたんだよ早苗」


「あ、いえ、まえいたところでおいしいふわふわのかき氷を食べたのを思い出して・・・」


「なんだそれは?早苗~気になるから手に入れてきてくれよ~」


 早苗の熱弁を聞いて、諏訪子が『カキ氷』に興味を示した。


「分かりました!諏訪子様!少し行ってきます!!」


「あっ!早苗!」


 神奈子の静止も聞かず、早苗はバビュ~ン!と飛び出してしまった。


「ハア・・・またあいつは・・・」


「いってらっしゃ~い」


 ひとり頭を抱える神奈子と、呑気にグデ~っと伸びてる諏訪子をおいて、早苗は香霖堂に向かった。


          □ □ □


 ところ変わって、香霖堂店内にて。


「『かき氷』?なによそれ。初めて聞くわ」


 霊夢は霖之助が突然取り出した『かき氷』に興味を示した。


「ふっふっふっ・・・僕も最近知ってね、一度試してみたんだ・・・。すると、今まで味わったことのない、不思議であり、しかし魅力的な味のお菓子が出来てね、是非霊夢や魔理沙 (まりさ)に食べてもらいたくてね・・・」


「へえ・・・霖之助さんがそこまで言うほど美味しいものねぇ・・・」


 霖之助の大袈裟おおげささに多少のウザさを感じたが、霊夢の意識は完全に『かき氷』に向いていた。


「そこまで言うなら、食べてみようかしら」


「そうだね、霊夢もすぐにこのおいしさの虜になるさ・・・っと、その前に、せっかくだから魔理沙も呼んできてくれないか?魔理沙にも食べてもらいたいんだ」


「なんで私が行かなきゃなのよ。まあいいわよ。少し待っててくれる?すぐに呼んでくるから」


 霖之助にそう言い残すと、霊夢はすぐに出て行った。


「行ってらっしゃーい・・・ふう」


 カランカラン


「お邪魔いたします、霖之助様」


 すると、入れ替わる形で咲夜がやって来た。


「ああ、いらっしゃい。咲夜さん。今日はどうしたんだい?」


「ええ、少しお願いがありまして。実は・・・」


 咲夜はフランが熱中症で倒れたこと、そのため霖之助に助けを求めたことを説明した。


「・・・ということなのですが、ご同行お願い出来ますか?」


「う~ん、でも今霊夢の帰りをまっているところ何だよ。ただ、吸血鬼は1度弱ると血を吸っても直りにくいから・・・」


 霖之助はしばしの間考えると、紅魔館に行くことにした。


「分かった。一緒に行くよ。霊夢には悪いけど、これの使い方を書いておけば問題ないだろう」


 そう言うと霖之助は紙を取り出し、『かき氷機』の使い方を書いて、机に置いておく。これで霊夢は察してくれるだろう。


「それでは行きましょうか」


 咲夜は霖之助の手を握ると、時間を止め、香霖堂をあとにした。

 それから少したった頃、香霖堂に妖夢が訪れた。


「お邪魔するぞ~・・・って、誰もいないではないか・・・ん?なんだこれ」


 妖夢は店内を見回すと、霖之助が霊夢宛てに書き置きした手紙を見つけた。

 そこには、『霊夢、すまないが少し紅魔館のほうに行っている。僕が戻るより先に帰ってきたら、そこの『カキ氷機』で先に『カキ氷』を食べておいてくれ。使い方は、まず・・・』と書いてあった。

 妖夢はそれを読んだ瞬間、あることを閃いた。それは…


「幽々子様にこの『カキ氷』を食べさしてあげたら、幽々子様はきっと喜んでくれる・・・!そしたら、ものすごく褒めてもらえるはず・・・!」


 妖夢はそう思いつくや、『カキ氷機』を丁寧に風呂敷に包み、お代とともに『この『カキ氷機』を貰っていく。妖夢』と書いた紙を机の上に置き、幽々子の待つ白玉楼へと走っていった・・・


          □ □ □


「まったく魔理沙は!せっかく私が呼びに行ってあげたのに「私はアリスとのお茶会で忙しいから、遠慮するぜ~」って!いいわよ、魔理沙の分まで食べてやるんだから」


 霖之助に頼まれ魔理沙を探しに行った霊夢が、不満を垂らしながら香霖堂に戻ってきた。


「霖之助さん、ただいま~…って、いないじゃない。霖之助さ~ん!・・・どこに行ったのかしらね・・・ん?」


 いると思っていた霖之助がおらず、さらにストレスを募らせる霊夢は、机の上に二つの置き手紙を見つけた。

 1つは霖之助が霊夢宛てに書いたもの。

 もうひとつは妖夢が書いていった―ストレスの溜まっている霊夢をブチぎらせるのには十分すぎる買い取り証明書。


「妖夢~!私の『カキ氷』を返せ~!」


 霊夢はたった今入ってきた入り口から飛び出ると、猛スピードで妖夢が向かったであろう、白玉楼へと飛んでいった。


          □ □ □


「はっ、はっ、速くこれを幽々子様も元へ持っていって、差し上げねば・・・!」


 妖夢は木々の間を走り抜け、少し開けた場所にでた。すると、上空からただならぬ殺気を感じ、すぐさま後ろに飛び去る。次の瞬間、今妖夢が立っていた場所にばばばばばばばばっ!と弾幕の雨が降った。


「何者だ!」


「私よ!妖夢!さっさとその『カキ氷機』を渡しなさい!」


 妖夢が愛刀の楼観剣ろうかんけん)を構えると、霊夢が目の前に着地した。


「博麗の巫女か。すまないが、これは私が幽々子様に差し上げるのだ!貴様には渡さん!」


「うるさいわね!その『カキ氷』は私が1番に食べるって決めてるのよ!だから、それをさっさとわたしな、さい!」


 霊夢は先ほど見せた弾幕を再度張る。それに対し、妖夢は楼観剣を握り締め、霊夢の弾幕を切り裂いていく。予想だにしなかったその行動に霊夢は動揺する。


「残念だったな、霊夢。この私と楼観剣に、切れぬものなどあんまりない!はっ!」


 妖夢は地面を蹴ると、すかさず霊夢に切りかかる。霊夢もとっさに反応し避けるが、妖夢は木の枝を蹴り、再度切りかかる。


「あんまりってことは、切れないものもあるってことでしょ!」


 霊夢もやられっぱなしという訳ではなく、妖夢の攻撃の合間合間にお札の投げていく。


「これでも、くらいなさい!『夢想封印むそうふういん』!」


 霊夢は無数に張り巡らされたお札を発動する。


「うわわわわぁぁぁ!!」


 さすがの妖夢もこれを切り裂くことはできず、目を回して倒れる。


「ふう、これに懲りたらもう私に逆らわないことね。さて、『カキ氷機』はっと」


 霊夢は妖夢が背中に背負っていた『カキ氷機』に手を伸ばす。しかしその瞬間、目の前から『カキ氷機』が何者かに横取りされる。


「なっ!」


 振り向くと、ドヤ顔の⑨こと、氷の妖精チルノがいた。


「霊夢ったら油断しすぎ!この面白そうなものはあたいが貰っていくね~」


「あ、こら!待ちなさい!」


 霊夢の静止など聞くはずも無く、チルノは飛び去っていく。


「あはははは~。霊夢を出し抜ける、やっぱりあたいったら最強ね!」


 しかし、チルノに突然地上から弾幕が襲ってくる。


「へっ?ぎゃああぁぁぁ!?」


 チルノは為すすべなく撃沈される。


「見つけましたよ!『カキ氷』!」


弾幕を放った早苗は、チルノごと『カキ氷機』をキャッチする。


「なっ!あんた、守矢神社のとこの!ちょっとそれ返しなさい!」


「返せと言われましても、これは今私が手に入れたものですから、渡しませんよ!」


 霊夢と早苗はお互いにお札を構えると、弾幕を放った。

 霊夢の赤い弾幕を早苗の緑の弾幕が相殺、反撃する。霊夢は地面スレスレまで降下すると、木々の間をすり抜け弾幕を撃ち落としていく。


「うざいわねえ、さっさと倒れなさい!」


 霊夢は先ほど妖夢と戦ったときと同じように、木をすり抜けながらお札を貼り付けていく。


「残念ですけど、妖夢さん同じてつは踏みませんよ!」


 早苗は瞬時に霊夢を追う玉に加え、霊夢のお札を打ち落としていく。


「くっ!だったらこれでやられなさい!『夢想天生』!!」


 痺れを切らした霊夢は最終奥義を使った。

『夢想天生』―そう発声すると同時に霊夢と早苗を含む、森の大部分を赤色の結界が包みこむ。


「てっ!何ですかこれ~!ああ~お札が勝手にどこかに流されていく~!」


 初めて体験する無重力に早苗は行動を縛られる。

 その隙に霊夢は縦横無人に一人空を舞い、早苗に襲い掛かる。


「そういう時はね、弾幕張るんじゃなくて、こうするの、よ!『夢想封印』!」


 お払い棒にお札をつけ、早苗の頭をそれで直接叩く。

 その瞬間、赤色の結界がはじけ、大量のお札が早苗を囲んだ。


「きゃああああぁぁぁぁぁぁっ!!」


 早苗は目を回し地面にドシャァと落ちる。


「はあ、はあ、これで私の勝ちね。さあ『カキ氷機』を渡して貰いましょうか」


 霊夢は気を失っている早苗の腕から風呂敷を取り上げ、


「こいつはどっかに放り投げてっと」


一緒にいたチルノをポイッと放り投げる。


「あ~チルノちゃ~ん!」


 お友達の大妖精だいようせいが放り投げられたチルノをキャッチする。


「さて、速く香霖堂に戻りましょ」


 そうして霊夢は森の大部分に被害を出した『幻想郷カキ氷事変』の幕を閉じた・・・


          □ □ □


「・・・で、結局こうなる訳ね…」

 『幻想郷カキ氷事変』があったその日の夜。毎度のこと妖怪人間吸血鬼、なんでもありの宴が開かれていた。

 あのあと香霖堂に戻ってきた霊夢は、霖之助に『カキ氷機』を勝ち取ったことを話し、意気揚々と『カキ氷』を待った。しかし、霖之助が


「霊夢、『カキ氷』を作るにはまず『氷』が必要なんだよ・・・」


 そう言ったため、投げ捨てたチルノを呼び出し、するとルーミアなどの妖精が釣れ、紅魔館に連中にも話しが行き、やられた妖夢や早苗を連れ戻しにきた幽々子や守矢神社の神様2人、射命丸文が言いふらしたことでアリスや魔理沙の耳にも届き、結果、博麗神社での宴開催となったのだった。


「うおお!これ冷たくてうめえ!」


「あ、ちょっと魔理沙!勝手に私のも食べるんじゃないわよ!」


「へえ、こんな食べ物もあるのね、美味しいわ」


「う~ん、美味しい~!」


「お嬢様、妹様、旬の果物のソースをかけてアレンジしてみたものもございます」


「なによそれ!ちょっとそこのメイド!それ私によこしなさい!」


「うがぁ!頭キンキンする~!」


「そうですこれです!これが『カキ氷』ですー!」


「こんなものを美味しく食べられる人間は、理解しがたいな…」


「幽々子様!山盛りの『カキ氷』を持って参りました!」


「ありがとう、妖夢。う~ん、冷たくて美味しいわ~、もう一杯頼めるかしら、香霖堂の店主さん?」


「分かりました~。氷の妖精さん、また氷をだしてくれるかい?」


「もちろんよ!ふふん、やっぱりあたいったら最強ね!」


「チルノちゃん凄い!頑張って!」


「おお!こんなものがあるとは!これはまた面白い食レポの記事が書けそうです・・・!」


「あ~もう!あんたら多すぎなのよ!暑苦しいわ!さっさと帰りなさ~い!」


「おっと霊夢。独り占めはさせねえぜ!」


「うるさいわね!これは私が勝ち取ったものよ!」


 幻想郷。そこは愉快で楽しい女の子たちが日々お祭り騒ぎをしている、不思議な場所である―


「皆~。この河城かわしろ にとりが特大花火をうちあげるよ~!」


「ここで!?ってちょっと待ちなさ~い!!」




                                            fin~

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