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6話 「スケルトン召喚」

前回のあらすじ


ギルド「王国騎士団」が古のドラゴンと接戦しているなか、指揮官が次々と戦士を退避させる。僕は何の攻撃が来るか分からないので、防御魔法「アーマーバリア」を唱えた。

相手も負けておらず、第30レベル領域魔法「ライトニング」を唱えるが、こちらはアーマーバリアをはっているので、ダメージ無効化される。その後、魔法「ブラックホール」の影響で敵はほぼ全滅し、残すは、戦士長達、暗殺団、そして老兵となった。

__________________________________________________


老兵がこちらに剣を持って走ってくる中、僕はある魔法を撃とうとチャージしている。 


第60レベル領域魔法「ライトドール」


この魔法は第7ダンジョン「アスタルテ」のBOSS「ゴーレム」使ってきた技だ。


冒険者を優れたアンデットに変える事が出来る、最強魔法だ。


だが冒険者が覚えたところでモンスターを冒険者には変えることは出来ないので、冒険者時代は一度も使ったことがない魔法だが、

今となっては自分は第三のダンジョンのBOSS。


このダンジョンに入り込んだ冒険者を倒すのが役目だ。


「ライトドール!」


僕がアンデットに変えることにしたのは、弓兵長だった。


魔道士長を変えてもいいが、見る限り第30レベル領域魔法、頑張っても第40レベル領域魔法しか使えないだろう。


たが、弓兵長は遠距離攻撃を兼ね揃えていて、さらに自強化スキルを使われたら面倒だ。


弓兵長の周りに光の靄がまとわりつく。


「うわ!やめてくれ!」


みるみるうちに皮膚がこぼれ落ち、骨だけになっていく。


だがライトドールの欠点は何のアンデットになるか、分からないことだ。


今回の場合、あれはスケルトンだろう…


スケルトン。平均レベルは10~15。

スライムの次に弱いと言われている。


「マジで戦力になんねー!」


だがよく見ると、手に持ってる武器は魔法の武器か?


しかも普通のスケルトンと、色が違う。


一般的なスケルトンは骨の色の白色だが、このスケルトンは骨が黒い。


「おい!ちょっと!スケルトン!こっちへこい!」


僕が命令すると、スケルトンはこちらへ走ってくる。


「お前、ステータスを見せろ」


少し考え込んでいたが、すぐに僕にステータスを見せる。


レベル70 モンスター名 スケルトン(黒)


レベル70!?それ完全にスケルトンのいき越えてるぞ!


「よし、あの老兵と周りにいる冒険者を倒してこい」


スケルトンは老兵の方へ向かって剣を振るう。


「流石にスケルトンに負けるほど落ちぶれてないわ!」


老兵はスケルトンの魔法の剣を大剣で止めるが、


「ぐは!」


老兵の大剣を真っ二つに切り、老兵の頭部を真二つに切り落とした。


いや、マジでスケルトンじゃないだろ!?


そのままスケルトンは周りにいた、戦士長達を全滅させ、こちらに戻ってきた。


「よくやった!スケルトン」


これで一件落着か…


僕はそう思っていたのだが、すぐに緊急事態が起こりえる事をまだ、気づいていないのであった。

読んでくださりありがとうございます!

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