表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/23

2話 「ダンジョンに張り込み」

前回のあらすじ


ゴブリンの集落から出たコースケは早速ヤクザに絡まれる。

自分のプロフィールを見たところ何故かステータスがカンストしており、ヤクザを殴ったら殺してしまった。

それを見ていたアウラにダンジョンの張り込みを誘われる。

__________________________________________________ 

アウラに連れられて行ったダンジョンは、自分が冒険者時代に行ったことがある、第3のダンジョン「バベル」だった。


ヤクザに絡まれた所からは少し遠かったが、ここでアウラは昨日から張り込みしているらしい。


ダンジョンに入ると、前々から張り込みをしている、オーク、ウィッチ、ゴブリンリーダーなど、モンスターの中でも真ん中ぐらいの強さの奴らが集まっている。


だが、なにやらさっきからこちらを見る目がとても冷たい。


「おう!アウラ、今日も張り込みに来たのかって何でスライムなんか連れてんだ?」


そうゆうことか、最弱モンスターのスライムが第3ダンジョンに居てもただの邪魔なだけって言うことか…


「気にせずお願いします!」


「行きましょ!コースケ。」


僕の手を取りBOSS部屋の方へと向かう。


確か、ここのBOSSって、キマイラだっけ?


あのときの倒しかたも酷かったな。


周りのモンスターを倒してたらいつの間にか援護攻撃でBOSSがやられたんだよな。


アウラはBOSS部屋の扉を開ける。

「失礼します!」


「何の用だ?アウラよ」


「ちょっとした相談がありまして」


アウラはキマイラに近づき、

「今日冒険者の軍勢がこちら第3ダンジョンに押しおせてきます!」


「それは、本当か?」


「はい…」


キマイラは椅子から立ち上がり、

「では、至急迎え撃つための仕掛けを仕掛けるとしよう。」


「いえ、それに関しても、ここにいる、コースケ。いや、スライムの手にかかれば冒険者など一発で倒せます」


「何を言っている?そこに居るのは、ただの弱いスライムではないか?」


アウラは後ろを向き、僕の方へ近づいてくる。

「コースケ!プロフィール画面をキマイラに見せて」


アウラに言われた通りに、キマイラにプロフィール画面を見せる。


「これは!ステータスカンストだと!?」


「お前は何者だ!」


いや、ただの二週目のスライムです!

とは言えないので、


「スライム、ただの通りすがりのスライムですよ」

読んでくださりありがとうございます!

ブックマークお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ