9 中国大陸編
関東軍編と南寧作戦編(前半)です。
分かりにくい文章ですいません
参謀室にて
彡(゜) (゜)「皆さんおはようございます」
参謀「・・・」
参謀「・・・」
参謀「・・・」
彡;(゜) (゜)(なんか知らんけどめっちゃ嫌われてるンゴ・・・)
彡(゜) (゜)(いや、うそや。ワイは何故嫌われているか知っている)
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( ・`ω・´)「今村、久しぶりじゃないか!」
彡(^) (^)「板垣参謀長、お久しぶりであります!」
今村が関東軍参謀副長として転出した際、板垣は参謀長の職についていた。
( ・`ω・´)「良かった、良かった。これで安心できる」
彡(゜) (゜)「?それは一体何故でありますか?」
( ・`ω・´)「おれの元には信じられない量のペーパーが送られてくる」
彡(゜) (゜)「あっ(察し)」
( ・`ω・´)「おれは書類を読むのが大嫌いだ。これはすべて君に任せるよ」
( ・`ω・´)「今村はおれの権利を使って活動してもらいたい。勿論責任はおれが全部引き受ける」
彡;(゜) (゜)「ええ・・・」
彡(゜) (゜)(まぁ関東軍には無駄なところも多いし、改革の必要があるンゴ。板垣さんには期待されているし頑張るか)
今村は板垣の同意を得ながら関東軍の無駄なしきたりを改めていった。しかし、その行動は他の参謀にとっては”関東軍の威厳”を傷つけるか行為だった。
彡(゜) (゜)「公費で料亭を利用することを禁ずる。辻君の意見を取り入れることにしたで」
参謀「はぁっぁぁ!?」
参謀「?!?!?!??!?!?!?!??!?!?wwwwwwwwwwwwwwwww」
参謀「今の副長はホント糞だな。参謀長と仲が良いからって勝手なことしやがって!」
こうした改革で今村の悪評は高まっていったが、
(・辻・)「今村参謀副長、この度は私の提案を取り入れて頂き、ありがとうございました」
彡(゜) (゜)「ええんやで。ワイはこれからもここを変えてくつもりやからフォロー頼むで」
一部の参謀や軍隊の将兵達は今村の改革を喜び、評価した。彼らは軍参謀の行動に憤慨していたから今村を歓迎したのだ。
彡(゜) (゜)「そんなこんなで今ワイは第5師団長やで」
昭和13年11月末 今村は第五師団長に任命された。
彡(゜) (゜)「今の日本はノモンハン事件やら日中戦争やらできな臭くなっとるで」
彡(゜) (゜)「ワイも南寧作戦に参加することになったんや」
補足)南寧作戦とは
日中戦争が始まりましたが中国は各国からの支援を受けつつ粘り強く抵抗していました。援蒋ルートはその支援線のことですね。そして支援路となっている南寧を制圧しようという作戦です。
補足2)援將ルートとは
イギリスやフランスらが日中戦争で日本が勝利することを危惧し、中国に軍事支援を行いました。
援將ルートはその際の輸送路のことです。軍事支援と言っても物的な支援だけでなく人的な支援も行われていたようです。これは中立を破って日中戦争に介入したことになりますから国際法に違反しますが、余り話題にされていませんね。WIKIの英・仏版には援將ルートの項目すらありません。
彡(゜) (゜)「南寧は流石に中国軍も真剣に守ろうとするやろ」
彡(゜) (゜)「恐らくワイの師団は大損害を被ることとなる」
彡(―) (―)「最悪の事態を回避せねばならんな・・・」
昭和14年11月 今村ら第5師団は中国大陸に上陸し、南寧作戦を開始する。