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10 中国大陸後編

敵の激しい抵抗が予想された南寧占領は思いのほか容易に成功した。


彡(゜) (゜)「そろそろ南寧だな・・・」



「師団長、高層建築の上に日の丸が揚がっております」



彡(゜) (゜)「土地を踏む事は出来たようだな。中国軍は?」



「敵方主力は東北方へ退却しましたが、便衣兵らが散発的な抵抗を続けているようです」


バーン  バン バン バーン バーン



彡(゜) (゜)「そうか・・・被害は?」


「正確な数値は分かりませんが、”極めて微小”との事であります」



彡(^) (^)「被害が少ないようで良かった」



中国兵による苛烈な突撃が多々あったが、日本側の被害は驚くほど少なかった。



彡(^) (^)「いやー良かった良かった。安心したンゴ」



南寧占領から二週間程経ったある日


彡(゜) (゜)「北部の平野に十万を超える中国軍の大部隊が押し寄せてくる?」



「はい、住民達の間で噂になっているようです」



彡(゜) (゜)「ほーん。そうか」



「対策を講じますか?」



彡(゜) (゜)「いや、別にせんでええで」



彡(゜) (゜)(北部の平野にでるには険阻な山岳地帯を通らなあかん。そんなところから大部隊を連れてくるなんて補給上不可能や)






彡(゜) (゜)(あの時の判断は実に大きな過失やった)



彡(゜) (゜)(ワイの中に中国人軽侮があったからかも知れん)



彡(゜) (゜)(支那人にそんなことは出来ん、と。)



12月9日


防衛第1線の大隊長から『敵方が一万の兵力を持って攻撃を開始した』との連絡が入った。

その後中国軍は急速に兵力を増加して南寧付近各地に散らばった日本軍を攻撃した。


「中国軍が南寧からの自動車道を破壊している模様です」



彡;(゜) (゜)「ファッ!?こっちの補給路がピンチやんけ!」



彡(゜) (゜)「すぐに対処せねば(アカン)」



彡(゜) (゜)「各地から集まる情報から推測するに、中国軍兵力は・・・十五万か」



彡(゜) (゜)「我々の兵力は一万強。増援を要請しないと全滅してまうで!」



彡(゜) (゜)「こちら第5師団本部。増援を要請します」



(・日・)「派遣には少なくても1カ月はかかる。それまで持ちこたえてくれ」



彡(゜) (゜)「了解しました」



彡(゜) (゜)(今兵たちは野生の芋や草の根をかじって戦っている)



彡(゜) (゜)(1か月では下手をすると餓死者が出てしまうな・・・)



彡(゜) (゜)(散らばる兵を南寧に退却させて徹底抗戦をとるべきか・・・?)



彡(゜) (゜)(そうすれば食糧問題も多少は解決する上に、被害も減少するかも知れん・・・)



彡(―) (―)(・・・)




彡(―) (―)(・・・)



彡(゜) (゜)(駄目だ、いま兵に退却を命じたら敗戦気分で支離滅裂になってしまうだろうな)



彡(゜) (゜)(軍は軍紀を以て成立する)



彡(゜) (゜)(ここは消極的になるべきではない。攻撃姿勢を取るべきやな)



彡(゜) (゜)「各連隊、旅団に連絡。『総員、奮闘せよ』」














1月16日 第18師団、近衛旅団が南寧に到着する。



彡(゜) ()「援軍の到着か・・・」



第18師団長「今村・・・よく耐えてくれたな。・・・心配したよ」



増援を擁した日本軍は1月28日に攻撃を開始し、中国軍の陣地を突破してこの作戦は一段落した。



「師団長、中国軍の基地からこんなものを発見しました」



彡(゜) (゜)「ほう、『南寧奪回作戦兵力補給計画書』と書いてあるな」



「資料によると、この作戦に投入された中国側兵力は30万だったようです」



彡;(゜) (゜)「マジかよ・・・」



彡;(゜) (゜)(ワイの予想の2倍じゃん!)



この作戦の経緯は陸大の教材にも使われ、指揮官としての今村の評価を高めた。

だが、今村自身は南寧作戦によって部下を飢えに苦しめる苦痛を肝に銘じて知った。

この記憶が後の太平洋戦争に生かされるのである。



昭和16年6月 今村は第23軍司令官に親補される。


昭和16年12月8日真珠湾攻撃、E作戦開始

日本は太平洋戦争に突き進む。

南寧作戦編(後半)です。

太平洋戦争勃発させました。

次回から蘭印作戦編です

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