第四歩 学校憂鬱
学校に着くと瑠華と別れた
私は1組だが、瑠華は5組なので端と端のクラスなのだ
クラスには誰もおらず、いるのは黒い人と意味不明の物体だけなので生きている人は私独りだけだろう
そうしているうちに、クラスに人が入ってきた
歩いて来た人の中で私の机の横でおはよ〜と声を掛けてきたのは、クラスの向井麻衣子だった
クラスの中で仲が良い一人だ
もう一人いるのだが、いつもギリギリになるまで来ないことが多い
麻衣子は私がおはよと返すと席に行き、鞄などを下ろした
そうして、私の退屈な学校が始まるのだ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さようならと声の合わせた声を聞いた
今日はいつもよりも早い時間のように感じたが、多分短縮授業で、掃除もなかったからであろう
そして、私がイライラしているは朝と変わっている事の一つだと思う
朝していたはずのマスクをしていないのは学校で、ピンクマスクは駄目だと今日の今日聞いたからその場で外したためだ
まぁ、そんな事はどうでも良いのだがイライラしている理由はそんな事ではないのだ
文集委員会と言う素晴らしい委員会でアンケートを行っていたのだが、昨日渡したのは急ぎだったからだ
昨日の昼休みに渡して放課後に出してもらいたかったのだが、男子の一人が明日までで良いと勝手に許可を出してしまった為に明日、まぁ今日集めることになったのだ
一週間で完成させなければならないのにこっちの身にもなってほしいものだ
集計は麻衣子ちゃんがやってくれるという事だったので任せた
ありがとう、助かるぜ
こんな愚痴を瑠華に話しながら歩いて帰っていた
瑠華は相変わらず、妖怪やら幽霊やらを乗せていた
今日は、肩に黒いモノ 頭に生首 足に手だけが残った状態の幽霊など、何処で憑けてきたのかわからないようなモノばかりだった
とにあえず、落とす
こんなもんだったら見つめるだけで散らせる事が出来てしまうのだ
どーだ、すごいでしょう
何処かのショタの真似をしてしまった
きおつけなければ…
ここで一つ
私は見つめるだけで散らせる事が出来るぐらいなので視ること
触ること、払う事ぐらいは楽勝
力の弱い和尚さんには負けない自信がある
おっと、歩きながら話していたら前に知っている二人がいた
一人目は笹原由紀ちゃんで二人目は赤崎藍ちゃんだ
二人とも私達と仲が良い
由紀ちゃんは幽霊を寄り付かせない御守り的な存在でもある
この二人はユニーク過ぎて語るに語れないな
時間が空いた時にでも、面白さを語ってあげよう
という事で割愛ナウ
帰り道は道が同じな三人で帰る事になった
零香と瑠華そして由紀の三人だ
そこでは、高校生がショタに戻る話について語っていたが、ショタに対する愛しかないな
私にとってショタは正義
ショタ可愛い
変態であるという自覚はちゃんとあるのでまだ、大丈夫だと思う
その事について二人と散々語っだあと、二人と別れて我が愛するマイホームへと帰った
由紀ちゃんがいると払ったり、睨みつけなくて済むのでとてもいやすい空間でもある
とか思ってみたりしている
頼りっぱなしてことはないですが、私が働かないことは良い事だと思っている
怠けているわけではないのでそこだけ分かってもらきたいものだね