第13歩 脱出したい
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111 名無し
え!!えぇー大丈夫ですか!!
112 名無し
何かあったの?
どうした
113 名無し
この感じだと追いかけられてるのでは…?
114 名無し
では…?じゃねーよ!!!
どうしよ…どうしよ!
115 名無し
甘党男子!まだか!!
116 我は天使なり
皆落ち着けよ…大丈夫だって
無気力ネコは大丈夫だ
117 名無し
なんでそんなに冷静なんだよ
118 名無し
そうだよ
心配じゃないのか?
119 我は天使なり
いや、慌ててる場合じゃないだろ?
ここでは甘党男子が帰ってこないのだから考えないといけないだろ
120 名無し
そうだな
てか、払えるんだったら妖怪でも祓えるんじゃないのか?
無気力ネコってそういうのあるんだろ
121 名無し
そ、そうだな
122 名無し
そういえば…なんで祓わないんだ?
123 我は天使なり
妖怪は幽霊じゃないから、祓うとかないんだ
ちゃんと生き物として存在してるからな
124 名無し
え!そうなんか
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まだ見てない所を見てみると
心配してくれているらしい
嬉しいものだ
そうなんだよね、妖怪と幽霊って違うんだよ
だから困る
安心させるためにもはやく大丈夫だって言わなければいけないなぁ
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125 無気力ネコ
よっす
帰ってきたよ
心配かけたね
126 名無し
めっちゃ心配してたのに悟●みたいに帰ってきた…
127 我は天使なり
お、良かった
無事だったんだね
128 名無し
ご無事で何より(´д⊂)
129 名無し
それなぁ(´д⊂)
130 名無し
てか、本気で
甘党男子どこいったん?
131 無気力ネコ
それなぁ…本気でやばかったからな(#゜Д゜)
132 名無し
自分では出る気がないのに容赦のない甘党男子に対する言葉だ( ゜∀ ゜)
133 我は天使なり
うん…まぁ、ね
危なかったしなぁ
134 甘党男子
オットットー(棒)みんなの怒りがこっちに向いているようだー
135 名無し
お!!と
甘党男子!!
136 名無し
どこいってたんだよ!!!
無気力ネコさんやばかったんだぞ
別に怒ってないケド…(///_///)
137 無気力ネコ
ねぇ、怒るならしっかり怒ってよ
甘党男子さん…危なかったんですけど?どう責任とってくれますか?
別に怒ってないケド…(///_///)
138 甘党男子
いや、結構本気で怒られてるよね
ごめんごめん
139 名無し
めっちゃこのスレ危機を感じないんだが…
140 名無し
それな…
141 我は天使なり
で?
甘党男子?どうするのかちゃんと考えてきたんだよね(°言°怒)
142 無気力ネコ
自分よりも怒ってらっしゃるね
143 名無し
マジだ!!あんなに冷静だったのに…
144 甘党男子
申し訳ありません我は天使なり様ぁぁあああ
_|\○_
ちゃんと考えてきましたぁああ!!
145 無気力ネコ
え、謝る相手間違ってるよ…?
146 名無し
無気力ネコさんには?
まぁ、いっか!
147 名無し
そうだよ
無気力ネコさんには何も無いの?
まぁ、いっか!
148 甘党男子
謝る相手間違ってるけど
まぁ、いっか!
149 我は天使なり
ん(°言°怒)?
150 甘党男子
無気力ネコ様すいませんでしたぁぁあああ!!
151 名無し
こんな甘党男子さんを見れるなんて…感激です!
152 無気力ネコ
え、あ、あぁ、大丈夫(引)
153 甘党男子
引かないで
154 名無し
無理だ
155 名無し
これを見ている人は大体99.9%ぐらい引いた
156 無気力ネコ
そういえば、どうすれば良いですかね
甘党男子よ
157 甘党男子
そうそう
俺から言えることは一つ
158 名無し
(; ・`д・´)ゴクリンコ
159 名無し
ゴクリ…
160 名無し
ゴクリ…ッゴホッゴホッ
161 名無し
むせてんじゃねーよw
162 我は天使なり
(; ・`д・´)ゴクリンコッ…ゴホッゴホッ
163 名無し
あなたに至ってはどうツッコンだらいいか分からんわw
164 無気力ネコ
いいから早く
165 名無し
スイマセン
166 名無し
ごめんなさいm(。>__<。)m
167 名無し
ふざけてるw
168 甘党男子
えあ、はい
1.その塩を手に持ちますね
167 無気力ネコ
持ちました
168 名無し
塩1袋を手に持つ学生…
169 名無し
はたから見たら何してんだろってなるよな
170 我は天使なり
確かにw
171 甘党男子
最後にこの掲示板は見なくていいから
全速力で走りながら塩を振りまけ!!
さすれば、異世界から出られるはず!
172 無気力ネコ
イエッサー(棒)
行ってくるね
173 名無し
いってらー
174 我は天使なり
気おつけてー
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よし、怖いけど
やる事は分かった
塩をサブカバンから出して
出している時丁度ぐらいでドシンッ ドシンッという音がまた近くから聞こえてきた
う、わぁ
最悪だ
と言いながら考えた
もう帰れるんだしアイツを振り切りながら塩をまいたら一石二鳥だ…
でも、わざわざ見つかりには絶対行きたくないがこのぐらい近いと覚悟を決めていかないといけない
心臓の音がドクドクと自分で分かるくらい大きく聞こえる
見つかったら走るか
もう近くまで来てるし見つかるのも時間の問題だろう
筆箱からハサミを取り出して塩の袋を開けると
走る準備を始めた
ドシンッ ドシンッ
家の前らへんだ
多分ここに隠れているのを気づいているらしい
ドシンッ ドシンッ
覗いて距離を見てみると目があってしまった
ギョロギョロする大きな目玉が私の姿を捉えていた
やばい
見つかった
と思った瞬間に思いっきり走り出した
ちゃんと塩を振りまきまがら全速力だ
ドシンッ ドシンッ
迫りきていることが分かった
最初見つかったのがとても近くて振り切るぐらいの体力が残っているのかわからない
ベチャッというヨダレが垂れている音が聞こえた
耳で聞こえるぐらい口が近いと思ったら怖いが今は走るしかない
と思った瞬間
背中に濡れているような湿ったという感覚
舐められたのだという結論に着くまでに少しかかった
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
いや、いやだ
死にたくない、しにたくないよ
すぐそこにいるのだ…
それでも脚を止めることはしなかった
やめたら本当に食べられてしまう
その事だけを考え、涙目になりながらも走るスピードを上げた
無我夢中で走っているとドシンッという音が聞こえなくなって、私は無限ループしていた道から出ていた
だが、恐ろしくて家までひたすら走った
ガチャ
と家のドアが閉まってからようやく気が抜けた
スレッドで多分まだ
何かしら話しているだろうと思ったから顔だしてこようかと思ったが、疲れてしまったので
ゆっくりと眠りにつきそうだった
あぁ、ダメだ
ちゃんとお礼を言わなくては
と思い、制服をかけてパジャマに着替えると
お布団に入り昼寝することにした
その前にちゃんと
『ありがとうございました。ちゃんと帰ることが出来ました疲れたので寝ますねまたよろしく』
とレスに書き込んでからゆっくり、ゆっくりと意識がなくなるのを止めることもなく
間もなく眠りに着いた