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未知との遭遇

「あれからどれくらい歩いた?」

危機を脱した俺は森を抜けるために歩き続け、偶然たどり着いた小さな清流で渇いた喉を潤して呟いた

「早く森を抜けないとな」

重い腰を上げ再び歩き始める

ガサガサッ!

音がした方に瞬間的に振り向く、草むらに何か居る

「また狼か!?」

音がする草むらをじっと見つめ、身構える

「えっ!?」

草むらから出てきた予想外の物に一瞬思考が止まってしまった

「……女の子?」

草むらから出てきたのはボロボロの服装で傷だらけの女の子だった

「た、助け……」

そう言って女の子はその場に倒れこんでしまった

「ちょっ、大丈夫か!」

慌てて女の子に駆け寄って声を掛ける

「猫耳!」

女の子を見て驚愕した、画面の向こう側にしか存在しなかった猫耳が今目の前にいる

「憧れのファンタジー感がやっと来たよ!」

……正直感動した

「って、そんな場合じゃないだろ!」

とりあえず放っておく訳にもいかず、回復のイメージも上手く出来ない、とりあえず女の子をおんぶして歩きだす

「早く人の居る場所に」


歩き始めて1時間位たっただろうか

女の子を担いで慣れない森の中をさ迷ってるのだ、体力も限界に来てる

「くっそ……」

力を振り絞り足を進めていく

ふと顔を上げると森の中の少し開けた場所に家があった

「……助かった!」

駆け足で家に向かう、これでこの子も俺も助かるぞ

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