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それぞれの道へ

 天界に着くと、俺は真っ先にフリッツと猫達を連れ神の元へ向かった。証拠が不十分で不確かなのは事実だが、このまま事を肥大させないための直球勝負だった。神のいる最上階にたどり着くと俺はドアをノックした。

「お入りなさい」

 穏やかな神の声が中から聞こえた。俺とフリッツはドアを開け窓辺に席を構える神を見た。

「カート、フリッツ。人間界の生き物や物を持ち込んでますね? そうして突然私の元へ来るとはよほどのことなのでしょうね……」

 神は自ら俺達の前へ歩み寄り、目の前に立った。白く眩しいほどの光を放つ大きな布のようなものを身に纏い、神は俺達を見ていた。

「俺達、能力者の正体を突き止めました。それに、共犯もいる事を」

「…………」

 神は全てを見透かしているかのように、穏やかに微笑み小さく頷いた。

「ご存知なんですか?」

 フリッツは神に尋ねた。

「えぇ。これでも一応、神ですから。あの坊やは操られてます。あの子が人類を滅ぼそうと企んでいると思いますか? 何かひとつの事に夢中になり暴走しています。事の善悪がつかずに。私達の行うべき任務を煩わしいとさえ思っている。……難しいですね。本来、起こるべき事であるのに。それを変えてしまっては、さらに事があちこちで変化してしまうと言う事がどれだけ恐ろしい事か理解しきれていないんです。彼のような者をこれまでの神や学のある使者達が集まり“能力者”と名付けました。彼らは自らを正義と思い、人間界にあたかも存在するものを創り上げ、その行いをあの坊やの先祖の代から1000年のサイクルで繰り返してきたんです。私は、知っていました。が、そう簡単に事を解決しては、貴方達が成長しません。勉強を重ね、変化された出来事の微調整の大変さを知ってもらいたかったんです。少しリスクはありましたがね」

 俺はフリッツと顔を見合わせた。

「しかし、神は先程“操られている”と仰ってました。依頼書を偽装したのは誰なのかもご存知なのですか?」

 フリッツは神に尋ねた。すると、奥の扉から大天使が2人現れた。

「今回は、貴方達が優秀者です」

「?」

 俺とフリッツは、状況が飲み込めないでいた。

「狭い所に長いこと大変でしょうに。彼らは人間界に帰します。その機械は人間界の物なので預かります」

 大天使が俺の服に入った猫達を受け取ると一瞬にしてそれは手元から消えてしまった。そして、俺は服を手渡され、大天使のもう片方の手にはMP3プレーヤーが乗っていた。

「ほんとに、猫達はちゃんと戻ったんだろうな?」

 俺は大天使を怪訝そうにして見た。

「ご安心下さい。ちゃんと、帰しましたから」

 大天使は自信を持って微笑んでいた。

「では、ご説明しましょう」

 大天使は交互に話し始め出した。

「以前、各部署の上層部を集め召集会議をしました。その時、能力者の出現によって事態が狂い始めている事、私達は報告書を作り貴方達にアプローチしました」

「すると、貴方達は能力者の存在や事が変化している事を意識し始めました。これは、私達のシナリオ通りです」

「あえて、俺達にしこんだのか?」

 俺が大天使に聞くと、2人とも同じタイミングで頷いた。

「しかし、その頃からマットの悪戯は始まっていて私達も注意してみていました。しかし、それに早々と気がついて上手く利用しようとした者がいたんです。なので、あの会議を大々的に行い、様子を見たんです」

「マットがしていることは、自己満足に過ぎません。遠い未来、人間界に暗雲漂う不幸な出来事が起ころうとも、自分が行っていること全てが正しいと思い込んでる危険な者です。しかし、裏でそれを操っている愚か者は、能力者の現象を上手いように使い、予定ではない人間を死に至らせたり人間界を、小さな石ころ一つで大きく混乱させようと企んでいるんです」

「ソイツは、誰なんですか?」

 俺が尋ねると、大天使も神も何かを見据えたように俺達を見ていた。

「お分かりのはず……」

「ショーン……なのか?」

 俺の問いに俺の目の前の3人は強い光を放ち足元を鏡のように光らせた。

「御覧なさい」

 神がそう言うと、俺とフリッツは足元を見た。それは、俺たちの世界。そして、俺の持ち場の必然を司る事務所。そこには、ショーンがデスクで依頼書に細工し、内容を書き換えていた。すると、マットに声をかけ、次に行く仕事ではこの依頼書の通りなさい。マットの希望通りにしておいたから。と指示をだしていた。

「マットのような能力者と呼ばれる使者は実際1000年のサイクルで過去現れています。その行いに、天界の使者達が、いかに早く気がつく事ができるか。全ては偶然ではなく、必然に起こる事としなければいけない。それは私達使者も同じ事。なので、始めからマットのような使者を食い止める訳には行かない。で、あればと、神はお考えになられた」

 大天使はそこまで話すと、2人とも一歩後ろに下がった。

「私がこの指一つで何もかも左右させることはとても、容易い。けれど、これは貴方達使者の実力を試す大きな試練の一つだったのです。ショーンは……予定外でしたが、能力者の答えに気づいていたにも関わらず、己の中に潜む悪意が芽生え、使者として犯してはならない行為を繰り返しています。彼の野心は私の席を狙う事。それは、既に見通されています。このまま混乱状態を持続させてはなりません。さ。2人ともこれが最後です。貴方達は彼らをどうしますか?」

 神の問いに俺とフリッツは考えた。そして、調べていた能力者についての本の内容を思い返した。

「俺達が出した答えが正しければ、神の力をその時は貸して頂けますか?」

 俺が神に尋ねると神は穏やかな表情をしたまま大きく頷いた。

「ありがとうございます。行ってきます」

 俺とフリッツは神の部屋を出てヤツらの元へ向かった。

「おや、カートにフリッツまで揃って一体どうしたんですか?」

 ショーンは依頼書を本に挟んで伏せた。マットは慌ててデスクに戻り報告書を作るふりをしていた。

「お前と、マットに見せたいものがある。来いよ」

「カート、僕は忙しいんです。君達に付き合っている暇はありません」

 焦りを感じさせるショーンの態度に俺はフリッツと顔を見合わせ、強行突破することに決めた。

「つべこべ言わず、来るんだ。ほら、マットお前もだ」

 俺とフリッツは2人の両脇を抱えると、神が力を貸し人間界へ向かった。

「何ですか? 仕事の依頼書は私が管理しているんです。むやみに人間界に行っては神の注意が来ますよ」

 焦る様子のショーンは、俺達を交互にみてそう言った。

「うるせーな。そのお前が管理している依頼書を偽造して、勝手に死ぬはずのなかった人間殺したり、人間界の子供達使って仕事を狂わせてるのはお前達だろ?」

 俺達は、急降下で人間界に飛び降りた。ショーンは中年で頭髪の薄い、スーツを着た痩せた男になっていた。港の近くの倉庫に着くと、俺とフリッツは2人を離した。

「一体、これは、どういうことですか?」

「どーもこーもねーだろ? 自分達の力使って、人間界をメチャクチャにして俺達の仕事増やしやがって」

 2人は倉庫の壁に背中を付けて、立っていた。港の先にある灯台が一定の間隔で光を照らす。それと共に、暗がりの中焦った顔を見せた2人の顔がちらちら見えた。

「僕は、面倒くさくならないように、危険なら安全。混乱や複雑なら平穏、シンプルな方向のほーが、事が丸く収まると思ってる。あえて、先を知っていて危険な目に合わせたり、困らせるのは僕のルールにはないんだ」

 マットは偉そうに俺に向かって言葉を吐いた。

「死ぬはずのないマリアを、自己防衛の為に殺して。死ぬはずのなかった女を依頼書を偽造して殺したり……俺達は、予め決められた事をしなきゃいけない。確かにそれは時に人間が不幸にならないといけない事もある。けど、その過程を通って、様々な方向に進んで行くんだ。自分達の勝手な思いで簡単に物事を変えちまったら、人間界がメチャクチャになるんだ。俺達にも避が被る。だから、そう言うヤツが使者であってはならないんだ」

俺はマリアの想いを込めて、2人に言葉を吐いた。

「お前は、人間界の混乱を天界まで影響させ、いつしか神の座を奪おうと考えている。そう言うヤツを見過ごすわけには行くまい」

 フリッツは冷酷な気配を醸し出し、黒い光を放っていた。

「もう少しで、波乱になる所が……チッ。まさか、フリッツが僕達を殺すと言うのか? ふ、不可能だ! 分かっているだろう? 僕達は殺し合うことが出来ない。それは、神が私達にそうさせたからだ」

 フリッツは骸骨を被ったまま、冷たく笑った。俺も、口元を上げ2人を見ていた。

「な、何を……考えている?」

 ショーンが俺達に声をかけたその瞬間、神の力によって2人を青い光が包んだ。俺達は宙を舞い上空から2人を見下ろした。すると、光は消え2人はきょろきょろと辺りを見渡しうろたえていた。

「おい、カート、フリッツ!! お前達、僕達に何をした!! 見えない……。お前達の姿が見えなくなってる」

「ショーンさん、それどころか僕達宙を舞うことも出来ません。身体が何だか途轍もなく重いよー」

 おどおどして焦ったショーンとマットを見下ろし、フリッツが口を開いた。

「神が力を貸してくれた。これが俺達が出した答えだ」

「何だと? まさか……人間にされたと言うのか?」

 ショーンは両手で顔を触り、体温を感じ取った。マットは港の潮風で身を凍えさせていた。

「あぁ。天界にある能力者の事が書いてある本を読んだら、俺達の祖先は既に答えを出していた。“能力者が人間だった”と言う事をな」

 俺達は更に空に上がり港を見渡した。

「ここいらはな、マフィアの闇取引で殺気立ってんだ。後は、頑張って人間らしく生きろな」

「……生き残ればの話だがな。俺達が殺せなくても、人間がお前達を殺せるだろうからな」

「やめろ……。待て、行くな!!」

「カートさん、置いて行かないでくださいよー」

 半べそかきながらマットは俺に両手を伸ばしていた。

「無理だ。この世じゃ、お前の思うとおりに事は進まねー。そのもどかしさを痛感しとけ。紆余曲折しながら、人間が生きて行く事をな」

 俺達は天空を目指し2人の前から消えていった。


 俺達が天界に戻ると、大天使が待ち構え神の元へ連れて行かれた。

「カート、フリッツ。貴方達は使者の試練を乗り越えましたね」

 俺とフリッツは顔を見合わせ安堵の胸を撫で下ろした。

「さて……。貴方達には、今後、大天使として仕えてもらいます。これは私からの指示なので、絶対です」

 神の言葉に俺達は息を飲んだ。一瞬頭が白くなり、言葉を失った。

「驚いてますね。けれど、試練を乗り越えた勲章です。ここにいる大天使達もそうです」

「……そうか。大天使は、他の部署と違い、神が決めていると言われていたが、こういう事情だったのか……」

 フリッツの言葉に、俺も納得させられた。

「もう、俺、人間界に行かれないのか?」

 俺はおずおずと神に尋ねた。神は穏やかな笑みを浮かべていた。

「貴方はよほど現場がお好きなのですね。安心しなさい。能力者と恐れられたマットの後継者は、いずれまた現れます。今回、大天使が能力者の影響によって起きた人間界のズレを早急に軌道修正しました。今後は、その方法も身につける様、訓練下さい。それに、使者がおかしなマネをしないよう、現場へ出てパトロールして下さい」

「マジか!? よかったーっ」

 俺は神の前にいる事を忘れ、思わずガッツポーズをとった。

「フリッツ。貴方は、とても勤勉家です。これからも知識教養を得てそれを、今後育つ使者達にお伝えして欲しい」

「悪くないな。大天使がよく、講演会しているそれですね?」

 フリッツが尋ねると、神は頷いて返事をしていた。

「貴方達の大天使の役割は決まりました。さて……」

 神は俺の目の前に立つと、俺の顔をじっと見つめた。なんだが、全て見透かされそうで俺は緊張していた。

「試練を乗り越えた、もう一つの報酬です」

 すると、俺の目の前に目映い程の光が放たれ俺は目を瞑った。すると、俺の両手の中に温かいぬくもりを感じた。光が弱まり、俺はゆっくりと目を開けそのぬくもりを確かめた。

「---------!! マリアっ!」

 見ると、マリアが俺の顔を見上げていた。

「カート! アタシ、あの世に来ちまったんだね?」

 マリアは辺りをキョロキョロしながら見た。

「その猫を失った貴方の哀しみが見えました。今後、この猫は貴方に仕える猫として共にしなさい」

「ありがとうございますっ!! マリアーっ。よかったなー。俺達これから一緒だぞ!」

 俺はマリアを高く掲げ上げ、大喜びした。余りに嬉しすぎて胸がはち切れそうだった。人間に扮していたら号泣していただろう。それは、マリアも同じで、琥珀色の目を細め水晶のような美しい涙の粒をぽろぽろと零して笑っていた。

「さて……貴方は……」

 フリッツの前に立ち、神は俺と同じようにフリッツを見つめていた。

「……謙虚な方ですね。その思いで私を欺けると思いましたか?」

 神はフリッツの見つめた。フリッツは神から顔を少し背けた。

「いや……俺は……」

「ご安心なさい。まず、資料館では書物が少なすぎます。大天使の事務所の中に図書館があります。その一室をお使いなさい。一番奥の書斎が良いでしょう。さて……」

 神はフリッツの肩に手を乗せた。

「謙虚な態度も良いでしょう。でも、貴方の情熱は既に分かっています。今後、勉強を重ね時期が来たら声をかけます。その時は、私の元で大変な修行となります。心しておきなさいね」

「……ありがとうございます。よろしくお願いします」

 フリッツは深々と頭を下げ、神に誓っていた。

「フリッツ……まさか、お前……」

 フリッツは俺を見て小さく頷いた。

「-------!! すげーっ! お前が将来神になるなんてっ!!」

 俺はマリアと一緒にクルクル回って喜んだ。

「カート、目が回っちまうよ……」

「ごめんなぁ」

 俺はマリアを抱き、気持ちを落ち着かせた。

「さて。2人はこれから就任式をするので着替えてきなさい。各部署の係りも選出し、発表しないといけませんからね」

 神に言われ、俺達は大天使に連れられて更衣室に案内された。

「フリッツ、よかったな」

「あぁ」

「に、してもさ、冷淡なお前が、あんな神みたいな穏やかなヤツになれるのか?」

 俺は歩きながらフリッツを冷やかした。

「こういう神が居てもいいだろう?」

「ははは……お前なら、あの人間の骸骨被ってやりそーだな」

「そうするか?」

 フリッツが珍しく冗談を言ったのに俺は驚いたが、それがすげー嬉しかった。

「いや、いいです……」

 俺は、苦笑いしてフリッツに言った。


就任式は無事に終わり、俺達は大天使として互いにやりたい事を仕事にしていた。

「カート、そろそろ天界に戻るわよ」

 夜の工場地帯の高い鉄塔の天辺に俺とマリアは座り、俺は夜風を当たりながら大天使から返されたMP3プレーヤーで音楽を聴いていた。腕時計は人間界では着用しているが、それも不要なほどにマリアが時間厳守で俺を指示してくれていた。

 辺りは紺碧色した景色の中、工場地帯のライトが規則正しく点滅していた。水平線の少し上には琥珀色をした大きな満月が、その存在感を目立たせていた。人工的な光など不要なほど、目映い光を放っていた。俺は夜空を見上げ、月を仰いだ。流れていた音楽を止め、月の力に引き寄せられるような気分になっていた。

 風の噂で聞いた話では、ショーンはあの後、人間界でマフィアに拾われ一員になったが、敵のマフィアの銃弾を受け即死した。マットは……。しばらく路頭をさ迷っていた所を警察官に見つかり、一時保護された後施設へ入所させられ元気に人間の子供として生きている。神の力もあり、天界の記憶は一切消されてしまっていた。


「カート!」

 マリアがしつこく俺を呼び、前足でわき腹を突いていた。

「あぁ。分かった。戻るとするか」

 俺はマリアを抱きかかえ、鉄塔から飛び立った。風に乗り近くの海まで出ると、潮の匂いが鼻についた。

「空中遊泳するつもりかい?」

 マリアは風を受けながら琥珀色の目を細め、耳をペタンと潰していた。

 地上の街並みを颯爽と飛び回り、ビルや家の中を潜り抜け様々な人達に起きている出来事が瞬時にカートの目に映る。瞬間瞬間、各部署の使者達が仕事をしているのが確認できる。人間達は、それを無意識として事が起こされているように錯覚している。

 マンションの一室のベランダで、黒く長い髪をした一人の女が佇み月を眺めていた。その眼差しは、何か物思いに深けていて、ただただじっと、月を見ていた。

「どうしたんだい?」

 マリアは俺を見上げて話しかけた。

「いや。あの女、なんだか月を愛おしそうに見つめていたから」

 マリアは琥珀色の目でそれを確かめた。

「カート、随分色気づいた事を口にするのね。柄にもなく」

 マリアはクスクスと笑っていた。俺は少し照れくさくなってしまい決まり悪かった。

「悪かったな。柄にもない台詞吐いて。さ、戻るぞ」

 俺はマリアに無意識に出た言葉に恥ずかしくなり、急いで天界に戻っていった。


 全ては偶然ではなく、必然。俺が、マリアと一緒にあの女を見ていたことも。そして、あの女が月を愛おしそうに見ていたと感じたことも。全て。


 カレイドスコープ THE END.

 

作者がファンタジーを書く柔らかい想像力は小学生の頃までだった……と、書いていて思いました。

さらりとした内容で至らない……。反省会の場所になってしまいました。

いかがでしたでしょう? 最後までご覧頂いてありがとうございました。m(__)m


これまでの作者の流れですと、話の終わりに次作が続く……というパターン。お気づきでしたら、もうお分かりだと思います。

次作、靴擦れから続いたシリーズ完結編。

靴擦れ・カラーリバーサルをご覧の方はご存知の……ある方との恋愛小説となります。

次回『恋文』をこれまた、よろしくお願いいたします。


☆Special thanks my friends! ☆

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