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片想い  作者: 夜風
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終戦

今は平和なこの国も 昔はみんな狂ってた


戦いが己の使命と言い張り 個人はついに大勢を巻き込む


過ちに気づくのはいつだって すべて終わった後だった


それは大きな前進で それはとても残酷で


それはやっぱり真実で そして人は忘れるもので


恐ろしいと思うのは 本人たちは気づけないことだった


狂ってる人というものは 自分が正気と信じている


正気の人というものは 自分は狂ってると笑う人


誰もがみんな歴史の中で 争えばどうなるか知っているのに


それを忘れて狂い始め 哀しい結末を呼び寄せる


だからこうやって振り返る 忘れないために振り返る


忘れてはいけない 奪った命はもう二度と戻ってこないことを


僕はよく知っている 誰もがよく知っている





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