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片想い  作者: 夜風
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例えばの話

例えば私が男だとして


例えばあなたの隣にいられて


例えばあなたに背中を任され


例えばそれを守れたら


こんなに幸せなことはない


あなたの命を私に 私の命をあなたに


そんな日々が目の前で 繰り広げられていること


これは果たして幻覚か





例えば私が女だとして


例えば別の出会い方を望み


例えばあなたが恋焦がれて


例えばその手を握れたならば


こんなに苦しいことはない


何も出来ずに 背中を見るなど


そんな日々はきっといつしか あなたが消えることで終わる


これはただの現実だ





明かさない真実を閉じ込めて あなたは何も知らなくていい


自分の道だけを突き進み 私は後からそこを行く


あなたの背中を狙おうものなら


私がこの手で消し去ろう


あなたが真実を知った頃には 私はこの世にいないだろう


それが望んだ結末だと言えば そうかもしれない


それが望まない結末だと言えば そうかもしれない


まあ すべては例え話



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