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帰ろう

 九条彩花(くじょうさいか)鷹司鈴音(たかつかさりんね)近衛金時(このえかねとき)恋華(れんか)の四人は重い空気を(まと)いながら歩いていた。蒼天殿(そうてんでん)に向かい足を運んでいた四人は、屋敷に着くまでの道中、誰も喋ることはなかった。

 しばらく歩いているとボロボロの屋敷が見えてきた。蒼天殿である。美しかった嵬俚(かいり)の象徴も今や見窄(みすぼ)らしくなっていた。

「あら鈴音さま。辛気臭(しんきくさ)い顔してどうしたんだい? せっかくの男前が台無しだよ」

 気だるげの声の女が鈴音に声をかける。

「誰だい君は? こんな所で何してるのかな?」

 声色は優しいが、強い口調で女を睨め付ける。

「悪い悪い。だからそんな睨まないでおくれよ。あたいは東坊城依愛ひがしぼうじょういちか。しがない呪術師(じゅじゅつし)さ」

 呪術師。その言葉に彩花は反応する。

「今呪術師って言った? 恋華から聞いた。お兄ちゃんがこんなことになったのは呪術師のせいだって。あんたのせいでお兄ちゃんは……! お兄ちゃんは……!」

「お兄ちゃん?」

 依愛は辺りをキョロキョロと見渡すと、鈴音に抱えられている九条(あきら)を見つけた。

 あの男どこかで……。ああ、思い出した。鬼の隠れ里で会った子供に頼まれてお父さんを蘇らせる時に憑代(よりしろ)として《《使わせてもらった》》人間か。

「まあそう怒るな異国の少女よ。逆に考えてみな。あたいは死んだ人間を生き返らせることができる。つまりだ」

「お兄ちゃんを生き返らせれる?」

「そういうこと。君は話が早いね。君みたいな子好きだよ」

「じゃあ早速やってよ! 早く!」

 彩花は依愛を急かすが、依愛が動く様子はない。

「ねえ、どうしたの? 早くやってよ」

「あの時の子供といい、社会をよく知らないみたいだね。お姉さんが教えてあげる。いいかい? タダでやってもらえるなんてそんな上手い話はないんだ。それなりの対価を支払わなくちゃね」

「対価? 何を払うの?」

「あたい達が今からやろうとしてるのは命のやり取りだ。命には命。だからね少女、君の命で払ってもらうよ」

「命だと? おい貴様、彩花に死ねと言うのか?」

 それまで黙って聞いていた金時が二人の会話に割って入る。

「今あたいはこの少女と話をしてるんだ。口を挟まないでおくれ。そんな男はモテないよ~」

 依愛は金時を制すると、再び彩花の方に向き直る。

「どうやって支払えばいいの?」

「おい彩花、そんな胡散臭(うさんくさ)い呪術師の話に真剣に耳を傾けるな」

「うるさいな君は。ちょっと黙ってておくれよ。いい目をしているね。いい覚悟だ。簡単だよ。寿命半分を払えば中途半端に、寿命全部を払えば完全に生き返らせてあげる。どうする~?」

 依愛の提案に彩花は考えを巡らせる。

 中途半端って、あの時の鬼の魂がお兄ちゃんの中に入ってたみたいにお兄ちゃんの人格と別の人の人格、二つの人格がお兄ちゃんの中に存在してるってこと? 別の人の記憶があるなんて、そんなのお兄ちゃんじゃない。でも後者の方は? 完全にお兄ちゃんとして生き返ってくれるけど、それはあたしの寿命を全部払った時。つまりあたしは死ぬってこと。それは嫌。お兄ちゃんにまた会いたいのにあたしが死んだら意味がない。それに、仮にあたしが死んでお兄ちゃんが生き返った時。日本に戻ったお兄ちゃんはどうなる? お母さんとお父さんはお兄ちゃんが殺した。お兄ちゃんの家族はもういない。一人になったお兄ちゃんはどう生きていくの? 両親を殺したのは自分だと知った時、お兄ちゃんはどうする?

 彩花は頑張って考えるが、この難しい問いの答えが思い浮かばない。うんうん(うな)っていると、

「呪術師。それはわたくしの命で払うことは可能か?」

 恋華が依愛に問いかける。

「ん~? 君は何だい? 人間じゃないね?」

「わたくしは式神の恋華。陰陽師(おんみょうじ)広幡妖華(ひろはたようか)さまに仕えていた」

「あたい、式神って初めて見たよ。《《仕えていた》》ってことは、妖華って奴はもう死んだのかい?」

 依愛はコロコロと笑う。

「うるさい。今はわたくしが質問をしている」

「怖い子供だね~。で、君の命で払えるかってことだね。まあ、対価を払ってくれるんなら誰でもいいよ~」

「では、改めて彩花に代わりわたくしからの依頼だ。わたくしの寿命を全部払う。だから、彼女のお兄様を生き返らせてくれ」

「はいよ、契約成立だね。じゃ、準備をするからちょっと待っていておくれ」

 依愛はそう言うと、どこかへ消えていった。

「恋華、本当に貴女からのお願いで良かったの? これはあたし達兄妹の問題なのに。ごめん」

「彩花が謝らないでください。これでいいんです。わたくしは式神であり主を守る存在です。主の為なら死ぬ覚悟はありますが、正直に言ってしまえば死ぬのは怖いです」

「ならば何故あの者と契約をした?」

「彩花の気持ちが分かるから。大切な人を亡くした気持ちが」

 恋華は一旦言葉を区切り、続ける。

「わたくしは呪術師が嫌いです。死んだ人間を生き返らせるなど、……上手に言葉にできませんが、命を冒涜(ぼうとく)している様な気がして」

「それじゃあ尚更なんで……」

「彩花はこの国とは無関係だから。人間と鬼の因縁に巻き込まれた被害者だから。それに、確かに彩花は妖華さまに似ています。彩花の中に妖華さまの記憶もある。ですが、やはり貴女は妖華さまじゃない。わたくしは会いたいの! 本物の妖華さまに!」

 恋華を初めて召喚した時、彼女はまだ年端(としは)も行かない少女だから感情を抑えられないこともあると金時に言われたことを思い出した。大人っぽい振る舞いをしているが、恋華は彩花よりだいぶ年下だ。その年で大切な人を亡くした悲しみは相当だろう。それに、違う世界から来た得体の知れない女が大切な人と瓜二つだった。これは結構エグい話だなと思った。

「お待たせ~。なんか色々話してたみたいだけど、大丈夫~?」

「ああ、なんら問題ない。早く始めてくれ」

「はいよ~」

 依愛は儀式用の服に着替えていたようだ。その服装によって、元々の妖艶さが更に際立つ。

 依愛は彰を横たわらせると、恋華にその隣に横になるよう指示する。二人が並んで横になると、依愛は呪文の様なものをブツブツと唱え始めた。しばらく唱えていると、恋華の中から何かが出てきた。それは少女の姿をしているが、向こうの景色が透けて見える。恋華の魂だった。恋華の魂はこれからどこに行けばいいのか分からないといった様子で空中をふよふよと漂っている。その時だった。

「恋華、これからどうすればいいか分からない? なら、あたしと一緒に行きましょ」

 彩花の中からすうっと出てきた人間の魂のようなものは可愛らしい女だった。

「妖華……」

 鈴音が呟くと、妖華は鈴音に向かって小さく手を振る。金時にも気付くと、同様に手を振った。

「妖華さま。本当に貴女は妖華さまなのですか?」

「ええ、そうよ。恋華、長い間貴女を一人にさせてしまってごめんなさい。でもね、あたしはずっと貴女のことを見ていたわ」

 妖華は、次に彩花の方を見る。

「彩花さん、こうして向かい合って話すのは初めてね。あたしは広幡妖華。まず、無関係の貴女とお兄様をこんなことに巻き込んでごめんなさい。そして、ありがとう。貴女のおかげで恋華と話すことができた」

 彩花に話しかけると、妖華はまた鈴音と金時の方を見る。

(りん)ちゃんと(かね)ちゃんはまだ喧嘩をしているのね。二人共、いい加減大人になってちょうだい」

「妖華。喧嘩をするといっても、時々だぞ?」

「あらあら、言い訳は聞かないわよ?」

 妖華と恋華はクスクスと笑う。だがそれも束の間。半透明だった二人の体が更に薄くなっていく。

「恋華、そろそろお別れの時間よ。行きましょ」

「はい。行きましょう」

 二人は最後に彩花達の方を振り返る。

「ありがとう、彩花。貴女のおかげで妖華さまに会えた。本当に感謝してもしきれない。わたくし、彩花のこと大好き。ずっとここにいてもいいよ」

「確かにここは素敵な所だけど、ずっとはいれないよ。学校があるし……」

「そうよ。彩花さんは元の世界に帰らないと。あまり困らせないで。鈴ちゃんと金ちゃんもじゃあね。また近い内に会いましょう」

「会うって向こうの世界でか? 縁起でもないことを言うな」

「ははは。僕は君達と同じ所に行けるかな」

 しばらく話したあと、二人は空へ昇っていくと、やがてその姿は見えなくなった。

 二人の姿を空へと見送った、ちょうどその時だった。

「彩花……? お前、彩花なのか?」

「お兄ちゃん!」

 三人が声がした方へ目線を下げると、彰が目を覚ましていた。彩花は勢いのままに彰に抱きつく。

「何をそんなに泣いてるんだよ。それより、ずっと変な夢を見ていたみたいだ。僕の中に他の誰かがいるような」

 彰はそこで言葉を止めると、とても温かい感じの人だった。と続けた。

「いや~、感動的な話だね~。あの式神に感謝しないとねえ? そういえば、君達は違う世界の住人だったね? あたいの術で元の世界に返してあげるよ」

「本当に? ありがとう。……でもちょっと待って。あたし、まだやり残したことがあるの。それまで待っててくれる?」

「しょうがないね。準備ができたら声かけておくれよ?」

「うん。じゃあ、鈴音さん、金時さん、それにお兄ちゃん。ちょっと行ってくるね」

「彩花。どこに行くのか分からないけど、気を付けてね」

「うん。ありがとう。行ってきます」


 彩花が向かった先は牢屋敷だった。中に入ると、ある人物が投獄(とうごく)されている牢を探した。しばらくキョロキョロと探していると、目当ての牢を見つけた。彩花が牢の中を見つめていると、その視線に気付いた少女が話しかけてきた。

「あんた、お父さんを殺した女……。何しに来たの?」

椿(つばき)ちゃん、だったっけ? 貴女と話したいことがあるの」

「あたしはあんたと話すことなんて何もない。帰って」

「まあそう言わないでよ。あたしは貴女に謝りたいの。ここでは話し辛いから、場所を変えよう」

 彩花はそう言うと、牢屋敷の警部をしている兵士を連れてきて椿の牢の鍵を開けてもらう。

 二人は牢屋敷を出ると、彩花は黙々と歩き始めた。

「ねえあんた、どこに行くつもりなの?」と何を訊いても無視されるので、椿は諦めて黙って彩花について行くことにした。

「この道って……」

 この道には見覚えがある。いや、見覚えがある程度ではない。ここは、父との思い出がたくさん詰まった場所。大好きな鬼の隠れ里だった。

 どうしてここに来たのか訊こうと彩花を振り返ろうとした時、頭に衝撃が走る。

「いっ……!」

 椿の首筋を生温かいものが伝う。手で拭ってみると、それは血だった。

「ちょっとあんた、何するの……きゃっ!」

 椿は押し倒されそのまま尻餅を着くと、その上に彩花が馬乗りになる。その時に抵抗できない様、両腕を脚で押さえていた。

「どうして?」

「何の話?」

「どうしてお兄ちゃんだったの? なんでお前のお父さんを生き返らせたいっていう勝手な願いのせいでお兄ちゃんが苦しまなきゃいけなかったの?」

「ご……ごめんなさい。もう二度とあんたの前に現れないから。許して……」

「答えになってない! それに! お前のせいで恋華は死んだ! 返して! 恋華を返して!」

「痛い! 痛いよ! そんなに殴らないで! あたし死にたくない! お父さん助けて!」

「罪のない人を殺したお前が命を()うな! 恋華の代わりにお前が死んじゃえば良かったんだ! お前なんかより恋華の命の方がよっぽど価値がある! だから……!」

 彩花はそこら辺に転がっていた大きめの石で、何回も椿の顔を殴りながら叫ぶ。その度に椿は(あえ)ぎ声をあげる。

 しばらく殴り続けると、椿から声は聞こえなくなった。彼女の胸に耳を近付け心音を聞いてみる。何も聞こえない。

「どうしよう……。死んじゃった……。でもしょうがないよね。こいつはそれくらいのことをしたんだもん。恋華、見てた? (かたき)は取ったよ。あー……、えっと……椿ちゃん、だっけ? これで大好きなお父さんに会えるね。あたしに感謝してね」

 彩花は椿の上から降りると、彼女の死体をそのままに、その場から駆けて行った。


 蒼天殿。

「依愛さん、お待たせ」

「随分長かったな。何かしてたのか?」

「別に。ただちょっと話し込んでただけ。お兄ちゃん、早く帰ろう」

「はいよ。じゃあ、早速始めよう。その前に払うものを払っておくれ。今回はそうだねえ……、あ、それ綺麗だね。それおくれよ」

 依愛は彩花の耳に光るピアスを指さす。

「これ? こんな物でいいならいくらでもあげる。はい」

「ありがとう。これで契約成立だね」

 そう言うと、依愛は先ほどと同様に何かをぶつぶつと唱え始める。すると、五人の目の前に光の玉が現れた。あの夜神社で見た光の玉だった。

「その玉に手を伸ばしな。元の世界に帰れるよ」

「うん。ありがとう」

 彩花は依愛に礼を言うと、鈴音と金時の方を見る。

「鈴音さん、金時さん。貴方達と会えて良かった。とても楽しかった。皆のこと忘れない。本当にありがとう」

「彩花、お礼を言うのはこちらの方だよ。違う世界に迷い込んだ上に僕達の因縁に巻き込んでしまって。でも君は頑張ってくれたね。この国の平和は君が守ってくれたに等しいよ。向こうでも元気でね」

「うん。ばいばい」

「よく話が分かりませんが、妹がお世話になりました」

 彩花と彰が光の玉に手を伸ばす。その瞬間辺りに閃光(せんこう)が走り、鈴音と金時は目を覆う。やがて光が消えると、彩花と彰の姿も消えていた。

「本当に帰ってしまったのだな」

「そうだね。彩花との時間はとても楽しかった。また会えるかな」

「会いたいならまた声をかけとくれ。あの少女をこっちの世界に呼び戻してあげるよ」

「でも彩花にも向こうの世界での生活があるからね。僕の我儘(わがまま)でこっちに呼び戻したりできないよ」

「違いない。して東坊城殿、ついでと言っては何だが、壊れてしまった蒼天殿を直してくれんか?」

「それはあたいの専門外だねえ。大工にでも頼んでおくれ」


 翌日。鈴音は敷地の一角に鐃藍(どうらん)の墓を建てていた。それが完成すると、鈴音は酒を片手に鐃藍に話しかける。

「僕達の国では、悪い行いをした者は地獄に堕ちると言われている。鐃藍、君は今地獄にいるんだろう。僕も死んだらそっちに行くよ。そしたらまた昔みたいに仲良くやろう」

 言い終えると、鈴音は酒をグイッと飲み干す。爽やかな風が鈴音の頬を撫でた。


 一方その頃、牢屋敷を訪ねていた金時。見回っていると、投獄されている筈の甘露寺(かんろじ)椿の姿が見当たらない。

「おい、この牢にいた甘露寺椿という少女はどこへ行った?」

「それなら昨日の夜、妙な服を着た少女がどこかへ連れて行きましたよ。怪しかったですけど、鈴音さまからの指示だと言われたので」

「鈴音は昨日は俺とずっと一緒だった。鈴音は彩花に一度も話しかけていなかった筈だが……」

 あたし、まだやり残したことがあるの。

 金時は昨日の夜、彩花が言っていたことを思い出した。

 椿によって彰殿は苦しめられていた。彩花の椿に対する憎しみは相当なものだろう。もしや、やり残したことというのは椿への復讐か? その可能性もなくはない。

「まさかな」と呟くと、金時は牢屋敷を後にし、鬼の隠れ里に向かった。里に続く道を歩いていると、見覚えのある赤い着物が目に入った。

「これ、彩花がやったのか?」

 金時が見たそれは、顔がぐちゃぐちゃに潰された無惨な少女の姿だった。その少女の傍らには血に染まった石が転がっていた。


 日本。スズナリ村。

 依愛の術で元の世界に戻してもらった彩花と彰は、神社に立っていた。二人は家への帰路に着く。

「どうした彩花? 元気ないな」

「だって、お母さんとお父さんが……」

 彩花は泣きじゃくりながら話す。突然泣き出した妹に彰は戸惑っていた。

「お母さんとお父さんがどうしたんだ?」

「覚えてないの?」

「何の話だ?」

 誰かが自分の中にいたという感覚は何となく分かるが、実際自分が起こした行動については覚えていないらしい。母と父を喰ったことは(おろ)か、妹を喰おうとしていたことも覚えていない。まあ、それを覚えていたとして、そしたら彰は家族を殺してしまったという自責の念に駆られてしまうだろう。だから覚えていなくて逆に良かったと思った。

 彩花はこれから二人でどう生活していくのか考える。

「まあよく分からないけど、家に着いたらいつも通りに元気に迎えてくれるよ」

「そうだね……」

 彰の足取りに比べて、彩花の足取りはとても重かった。家の前まで歩くと、

「彰! 彩花! お前らこんな遅くまでどこほっつき歩いてたんだ?」

 二人を叱る声がする。見上げると、玄関には父が立っていた。

「お父さん? お父さんなの?」

「どうした彩花。いつも見てる父さんの顔を忘れたか? 変な奴だな。母さん! 彰と彩花が帰ってきたぞ!」

 父が家の中に向かって叫ぶと、パタパタと玄関に向かってくる足音が聞こえる。

「二人共、今までどこにいたの? 心配したのよ? 彩花? 何泣いてるの? どこか怪我したの?」

 彩花は母と父に勢いよく抱きつく。

「彰、彩花はどうしちゃったの?」

「分からない。さっきからずっとこうなんだ」

 母は彩花の頭を優しく撫でる。

「まあいいわ。そんなに泣くならこんな時間に出歩かないことね。おかえり。彰、彩花」

「ただいま。お母さん、お父さん」

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