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ささやかな苦情

作者:り(PN)
 本人自身は天国も地獄も信じていないが、死者はそのどちらかにいてもらった方が安心だ。
 ――まあ、そう邪険にするなよ。
 心の底からそう思う。
 ――残念だな。
 近くに父が付きまとうからだ。
 ――おれはおまえの想像の産物だよ。
 言われなくとも、わかっている。
 ――だったら、別にいいじゃないか。
 声が勝手に聞こえてくるから、他に対処のしようがない。
 ――想像力が旺盛過ぎるってか。
 医者に行って薬を貰うが、それで消えてくれるわけでもない。
 ――頭が動かなくなるからって、すぐに止めたせいだろう。
 確かにそうだが、知り合いに薬漬けがいて恐くなった方が大きいな。
 ――しばらく身を任せればいいんだよ。
 しばらくって、どれくらいだ。
 ――楽に思えてくるまでさ。
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