これは1つのＨａｐｐｙＥｎｄ

　様々な理由で夜が嫌いな少年少女たちの物語。

　『私立朝親（ともちか）学園』の2年生である須藤真呂太（すどうまろた）が所属する部活には、全員学園の美少女トップ5に入るほどの美少女4人がいる。
　真呂太の先輩で、この学園の理事長も務める『朝親グループ』の社長である父と、『朝親学園付属病院』を経営する医者の母をもつお嬢様、朝親怜（れい）。
　真呂太の妹でツインテールのツンツン娘、優衣（ゆい）。
　陸上部と兼部している元気っ子な優衣のクラスメイトで親友の、瀬川彩（せがわあや）。
　学園で再会した幼馴染で、長く重い前髪で左目を隠している白波風香（しらなみふうか）。

　そんな5人で楽しく駄弁るだけの部活でのお話……。


　しかし、突然見知らぬ美幼女に “物語（ゲーム）”の開始を告げられる。
　ゲームの内容は、簡単に言えば『部員全員（真呂太も含む）が攻略対象（ヒロイン）のギャルゲー。全5話構成の1話完結式でエンドは、ノーマル・ハッピー・バッドの3つ』というものだった。

　そして、真呂太はその “物語（ゲーム）”で少女たちの夜が嫌いな理由を知っていく……。