1年生
初作品で至らない所だらけだとは思いますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
プロローグ
ある日部屋の片付けをしていた、俺(立花絢俊)は本棚の片隅に置かれていた古いノート10冊を見つける。
「こんな物がまだあったなんてな」
嘲笑気味に言ったその言葉と共に涙が一筋頬を流れて輝いた。
ふと見上げた空には月が浮かび、桜の花びらを乗せた風が春の終わりを告げるように涙を浚ってノートのページを進ませた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
第1ページ 始まり
今日から高校生になる俺(立花絢俊)は、人生で初めて日記と言うものをつけてみることにした。
◆◇
4月6日 入学式
俺は緊張と期待の中、入学式を迎えた。
入学生代表の挨拶を読む入試1位に嫉妬の目線を送りつつ、自分の着ている制服を見て改めて思う
「高校生になったのだ」と指揮が終わり教室に行くように指示がでた。
式が終わって教室に行くよう指示があった。
俺は1年2組らしい。
クラスには、中学時代の同級生も見える。
そんな安心感を抱えつつ俺は不幸にも同じ高校、同じクラスになってしまった。変人(本人は友達と思っているようだが)神楽優悠の話を聞き流していた。しかし、聞き流せない単語を耳にして俺の意識は戻った。
「はぁお前の友達?」
俺はこの優悠の友達と言う単語に嫌な予感をさせつつ担任を待った。
俺らのクラスの担任は、黒板に稲垣勉と書いた。どうやらこれが担任の名前らしい優しそうだが、そんなやつに限って怒ると厄介だから気おつけておこう。そんな事を思いながら雲行きの怪しくなり始めた空を眺めていた。
明日はHRで自己紹介をするらしい。
失敗しないように考えておこうかなくては...
最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆様の反応や、アドバイスをもとにより良いものになるよう精進致しますので感想よろしくお願い致します。