ver.6
すいません!今回もまだダンジョン作りません。何かグダグダした感じになってしまいました。次こそ本格的なダンジョンを目指します!……きっと(おい
「雪ちゃ~ん!おっはよー!」
「ん?あぁ春姉。おはよー。今日も元気だねー。」
「当たり前じゃん!春は元気が一番。元気じゃなければ私じゃなーい!!」
「そ、そこまで言わなくても……。」
昨日大体11時頃に寝た私は、夢の中でダンジョンの作成中だったが、8時頃に部屋から叩き出された。その後渋々朝ごはんを食べているところに、まるで太陽のごとき明るさで私に挨拶してきた彼女。彼女は柊 春香、見た目こそ150㎝前半のチビッ子だが、私より5つも上のバリバリの社会人なのだ。………ちなみに、この見た目は5年前からほぼ変わらない。
「雪ちゃん、最新のゲームのβテスターなんだって!?」
さらに極度が付くレベルの下手くそゲーマーだ。コントローラーを持つと、死なないゲームですらキャラを殺す事が出来る。その代わりなのかは知らないが、ドロップ率0.0002%の極レアアイテムを、10分で取った事がある程の極振りLUK持ちだ。
「うん。体がコントローラーみたいだから、春姉も出来るんじゃない?まぁ来年まで待たなくちゃいけないだろうけど。」
「大丈夫!今すぐやりたい訳じゃないし、ただ雪ちゃんが何やってるかが知りたかっただけだから。……やっぱりダンジョンマスター?色んな古いゲーム漁ってはやってたけど。」
「うん、お姉ちゃん。何気に酷いよね?
まあ確かに古めのものばっかりだったと思うけど、新しいやつで見つからないだもん。しょうがないでしょ?」
「まぁ、良いんじゃないの?ゲームの楽しみ方は人それぞれだし。それに、私は雪ちゃんが作ったダンジョンに入ってみたい!」
「え!?ちょっ、それはやめて!?自分のテリトリー内で身内が殺られるのは見たくないよ!!」
「何、雪ちゃん。私が簡単に負けるとでも?」
………………うん。はっきり言って貴女が負けてる光景しか浮かばないんですけど。
「あー!雪ちゃん私の事疑ってるー!」
「え!?いやそんな事ないよ!」
「嘘だー。だって目が怪しいもん!嘘ついちゃダメ!なんだよ?分かった?」
彼女こと春姉は、時々子供っぽい言葉遣いになる。それが見た目相応なせいで………。
「可愛いー!!!!もう我慢出来ないー!!!!」
「きゃっ!ちょっと雪ちゃん!私の話聞いてた!?ちゃんと聞いてないと、私怒るよ!?」
「春姉、お願いだから私を萌え死にさせないで…………。」
「えぇっ!?雪ちゃん死んじゃうの!?死なないで!」
「うん、分かった。私頑張る。」
「う、うん。頑張って。」
あぁ、今日はもうダメっぽい。一応ダンジョンの構想を練っておこう。明日のために………。