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13 休日

 休日、朝はゆっくり起きる。時々昼間まで寝ている。それを許されているような気がするから寝る。別に前日夜更かしをしているわけではない。なんとなく、寝たいから寝る。

 母が何かを作っていると、出汁の匂いがする。それが家中に広まると、とてもよい目覚めになるものだ。何かを作っているな、という、換気扇と圧力なべの音が心地よい。

 両親が買い物に行っていると、少し静かすぎる朝を迎える。顔を洗いに階下へと降りると、猫が出迎えてくれたりするのだ。まあ大概は寝ているが。

 朝ごはん、時々昼ごはんと兼用ーは、食欲がわかないので食べやすいもの、もしくは用意されたもの。おいしいものは目を覚ましてくれる。温かいものも目を覚ましてくれるが、夏場は冷たいものを選んでしまう。こればかりは癖なので仕方がないと思っている。

 気がつくと昼下がりまで特に何もせずにゴロゴロしているので、それくらいの時間からはパソコンに向かって何かしらする。調べ物をしたり、何か書いてみたりするのだ。

 そんなことをしていると有意義になど過ごせずに夕方になる。まあ、休日だしいいか、なんて考えて昼寝をしてみたりもする。

 ある休日のこと。朝からアラームが鳴る。休日というのは世間一般での話で、今日は忙しいものなのだ。アラームを一応スヌーズにしながらスマホを見る。朝ごはんを食べる余裕はあるが、二度寝をする余裕はない。私はもそもそと起きだすしかなかった。

 顔を洗ってケアをしていると、徐々に目が覚めてくる。肌にお休みはないのだから仕方がない。朝のルーティンを終えたらご飯である。とはいえあまり食欲がないので菓子パンと牛乳。これは休日とか関係なく毎日変わらない。

 朝ごはんを食べ終えたら着替える。冬は服が冷たいので、ヒーターの前で温めたりする。適度に温まったら着る。時々金具が温まり過ぎる。

 服を着た頃には、両親の準備も整っている。いざ出かける先は、大型のショッピングモールである。休日ではないと両親ともども自由な日は少ないから、混雑を承知で向かうのだ。

 まあ買い物はほどほどにして、話も割愛しよう。行きの車内より話も弾む帰りの車内、買い物中に見掛けたが人混みで話せなかった内容なんかを話す。私はと言えば早起きと人混みの疲れで寝てしまうことが多い。そもそも昼下がりまで特に何も食べずに周ることが多いので、空腹を紛らわすために寝ているのかもしれない。

 家に帰りつくと、買ってきたものを冷蔵庫など各々適当な場所にしまう作業があるので、起きることになる。そうして作業をしていると、忘れていた空腹が思い出される。お昼ご飯をみんなで用意して食べると、遅めの昼寝をしたくなる。私はかなりしっかり昼寝をしてしまうので、布団に潜り込む。父はソファで、母はベッドの上で布団をかけずに寝る。布団を掛けるのは私だけだ。そうして目が覚めた頃には、母が夕飯の支度を始めている。鍋で何かが煮られている香りが心地よい。私は起きだして母の料理を手伝いに台所へ向かう。

 これが、私のよくある、そしてたまにある休日模様である。

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