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こまかい詩集2

詩 宝石のような存在だった

作者: 仲仁へび



 世界は非情で 皆は敵だ


 俺は一人で生きていける


 そう誓って 今までそう生きてきた


 けれどそこに やってきた


 心の中に踏み入って来た


 誰かが扉をノックした


 拒絶しても 無意味だった


 逃げたって 追いかけてきた


 人に触れれば痛くなる


 心が傷つくはずだからと


 何もしないでいただけなのに


「そこにいてくれるだけでいい」


「それだけで私は救われている」


 その言葉に救われた


 何度も夜が明けていく


 宝石のように大切だった


 気づけば守る存在だった


 失くしたくないと思うように


 消えてほしくないと願うように


 気づけばだんだんそうなっていた


 その輝きを消したくない


 変わってなんてほしくない



「ストーリー」


 だからどうか


 世界の非情に触れないでくれ


 汚いものを見ないでくれ


 そのままで いてほしい



読了ありがとうございます。

ネタバレとかでうっかり自爆するのと、活動できない時間が多いとか、もろもろの事情があるため、感想の返信はできませんが、もらったら全て読ませてもらっています。

ありがとうございます。

執筆のはげみになったついでに、たまに有頂天にもなります。あと時々、小躍りもします(心の中で)。

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