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第97話 幻影地獄長との戦い その6

肉浩は勇敢に鬼獄長に向かって走った。迫りくる肉浩を迎え撃つ鬼獄長。

お互いに満身創痍ながらも戦いの迫力は今までのどの戦いよりも見応えがあった。



「すごい戦いだ………」

「これホンマに二人共満身創痍なんか?」

遠くから見ていたマイコーと砕が迫力ある戦いに見とれていた。



「ハァ……ハァ……ごぶおッ」

鬼獄長が血を吐いた。鬼獄長はもう限界が近いようだ。



「ほうひは?ほうへんはいは?」

(どうした?もう限界か?)

そうゆう肉浩も膝をつき辛そうにしている。肉浩も限界が近い。



お互いいつ倒れてもおかしくない状況で次の一手で勝負が決まるかもしれない。そんな状態だった。



鬼獄長は肉浩に向かって走り出した。

肉浩も鬼獄長に向かって走り出した。



お互いの拳がぶつかり合おうとしたその瞬間



「今だ!」

「喰らええええ!」



カッ



「うおあっ」

「ま、眩しいオニ!」



マイコーの怨力で鬼獄長の近くに突然現れ砕の光で鬼獄長の視力を奪う。



鬼獄長と肉浩は突然の光をまともに受け目を押さえて悶絶する。

マイコーはその隙を逃さなかった。



マイコーは鞘から抜刀し鬼獄長を切り刻んだ。



「ぐわああああああああああ」

鬼獄長の体に切り傷が無数に出来た。鬼獄長は地面を踏み抜き地面の破片を周囲に飛ばす。



「うわあああッ」

「ぐわあああああああ」

「ほはああああ」



マイコーと砕は破片の攻撃をまともに喰らい吹き飛ばされる。近くにいた肉浩もついでに巻き添えを喰らった。



「ハァッ……ハァッ……ぐっ」

鬼獄長は苦しそうに傷口を押さえてしゃがみこんだ。



「くそっ、とんだ邪魔が入ったオニ!だが!止めを刺す体力はまだ残っているオニよ。」

鬼獄長はふらつく足取りでゆっくりと肉浩に近づいてゆく。



肉浩も立ち上がった。しかし限界なのか立ち上がってすぐ尻餅をつく。



鬼獄長はゆっくりではあるが、確実に肉浩に近づいていた。肉浩はなんとか立とうと努力するが全く力が入らず立ち上がることが出来ない。



そうこうしている内に鬼獄長がすぐそこまでやって来た。



「ようやく終わりだオニな。この勝負、オイラの勝ちだオニ。」

鬼獄長が肉浩に拳を振り下ろす。肉浩は寝返りを打ち紙一重で鬼獄長の攻撃を躱した。



ドゴォォォォォン



鬼獄長の拳は地面に命中し周囲に地面の破片を撒き散らした。肉浩に地面の破片が命中する。



「ほああああああああ」

肉浩は衝撃で20m程飛ばされた。しかし飛ばされた時、奇跡的に足で着地し立つことが出来た。



鬼獄長が近づいてくる。肉浩はその場で微動だにせず鬼獄長の到着を待った。



鬼獄長がすぐ近くまで接近する。お互い限界を超えておりどちらが勝ってもおかしくなかった。



刹那の静寂の後、二人同時に拳を繰り出した。



「うおおおおおおおおッ」

「はおおおおおおおお」



鬼獄長の拳は肉浩の顔面に命中し、肉浩が着けていたゴーグルが粉々に砕け散る。

肉浩の拳は鬼獄長の胸に命中した。



「うぐぅ」

鬼獄長のパンチをまともに喰らった肉浩は意識を失いその場に倒れ込んだ。



この戦いの勝者は鬼獄長である。



「か……勝ったオニ……オイラの勝ちだオニ!」

そうゆい放った直後、鬼獄長は意識を手放した。

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