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第9話 地獄の真実 その2

「………要するにオイラ達は生き返ることを拒否したせいで閻魔様にここに落とされた。そしてその審判は不当なものであるということなのか?」



「そうゆうことだ。だがあの本には生き返ることを拒んだものはそのまま審判を下さなくてはならないとそう書かれていたんだ。つまり閻魔様はこの地獄のルールに背いているということになる。」

肉浩は信じられなかった。しかし藤彦の言っていることは確かに筋が通っている。デタラメを言っていないことは理解できた。しかしあまりに信じられないような話だった為頭が信じる事を拒否していた。



「一体なんのために閻魔様はルールに背いてまでオイラ達を地獄に落としたんですか?」



「さあな。神々のお考えなど、人間である某達に理解できるはずも無い。あくまで予想に過ぎないが、某達が拷問を受けて悲鳴を上げている様子を見て喜んでいるのかもな。」



「オイラはともかく、マイコーは本当なら天国に行けるはずだったんだ。藤彦さん教えてくれ、どうすればちゃんとした審判を受けられるんだ?こうやってコソコソ会議してるってことはちゃんとした審判を受けられる方法があるからだよな?」



「勿論。そのために君達を某達の会議にこうして呼んだんだ。だが、その前に覚悟を決めてくれ。この作戦はとても危険で辛い過酷な長い旅になる。そしてもし失敗すればここにいる全員もれなくドリルの刑だ。」

さっきまでの肉浩であればマイコーを危険な目に合わせる訳にはゆかないとして話を断っていただろうが藤彦の話を聞き極楽浄土にゆく為の具体的な計画があることを知った。



親友のマイコーを極楽浄土にゆかせる為ならどんなことだってやってやる。そう思ってマイコーに視線を向ける。

マイコーは静かに頷いた。



「オイラ達も作戦に参加させてください!お願いします!!」



「ありがとう、肉浩、マイコー、これからよろしく。」

二人は手を取り握手を交わした。



「さて、肝心の脱獄のやり方について詳しく説明したいところだけど、そろそろ鬼達が起きる時間だ。今日のところは解散して、また鬼達が寝静まった頃ここに集合してくれ。」

会議は解散となり、みんなが自分達の部屋へと帰っていく。肉浩とマイコーも自分の部屋に帰って布団に潜った。



ジリリリリリリリリリリリ



皆広場に集合する。

今日もいつも通り拷問が行われた。

何ら変わらないいつも通りの拷問だが、マイコーをこの地獄から開放できるかもしれないと考えると希望が見えてきた。



「貴様!拷問中ニヤニヤするとは随分余裕オニな。もっときついの味合わせてやるオニよ。」

前言撤回、この日の拷問はいつも以上にきつかった。



ジリリリリリリリリリリリ



この日の拷問は終わった。

鬼達が寝静まったのを確認した二人は隠し通路から広場へ向かった。



「よし、全員揃ったな。それでは作戦を説明する。」

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