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第66話 極限地獄長との戦い その6

「どうした?誰も来ないオニか?」

脱出メンバーは誰一人動けずにいた。脱獄囚に動きがない事に痺れを切らした鬼獄長。



「誰も来ないなら……此方が選ばせてもらうオニよ。」

鬼獄長は脱出メンバーを一人づつ品定めするかのように眺める。



「決めた、貴様から片付けてやるオニ!」

鬼獄長は脱出メンバーに背を向けて走り出した。



「しまった!狙いは伸びてる肉浩だ!」

肉浩の元へ走っていく鬼獄長を追う脱出メンバー。

しかし鬼獄長の走る速度には敵わない。



「ヤバいぞ、肉浩がやられる。」

マイコーは怨力で肉浩の側に飛び鬼獄長に奇襲を仕掛ける。



「バカめ!同じ手が通用すると思うなオニ!」

鬼獄長はマイコーが飛んでくる位置を予想しパンチを繰り出していた。

マイコーは咄嗟に日本刀で防御するもそのまま吹き飛ばされる。



「鬼獄長は動けない奴から確実に止めを刺していくタイプか。厄介だな。」



何とか脱出メンバー全員が鬼獄長に追いついた。負傷した肉浩とマイコーを安全な場所まで運ぶ。



「マズいぞ。こちらの戦力がどんどん減らされていってる。」

既に藤彦、肉浩、マイコーの三人がダウンしている。これ以上戦力を減らされる前に何としても鬼獄長を倒さなくてはいけない。



「これで残り四人オニか……さて、次はどいつをやっつけてやろうかオニ?」

脱出メンバーに緊張が走る。少しでも気を抜けば見抜かれて標的にされる。一瞬たりとも気を抜くことは出来ない。



暫く睨み合いが続いた後、鬼獄長が脱出メンバーに向かって歩きだした。脱出メンバーは警戒して身構える。



カチッ



「ん?何だオニ」



ドガアアアアアアン

突然鬼獄長が爆発した。世助以外の脱出メンバーは困惑する。



「な、何が起きた!?」



「よし、成功だ!!」

世助がガッツポーズを取る。

どうやら世助がなにやら仕掛けていたようだ。



「世助さん。あの爆発は貴方が起こしたのか?」



「そうだ。鬼獄長が歩いてきそうな道を予想して地雷を埋めておいたのさ。雪が積もってたから簡単に隠せた。」



「じ、地雷ってオレ達が踏んだら危ねぇだろ。」



「安心しろ、対戦車用地雷だ。人間が踏んでも何も起こらんよ。しかし戦車や人間よりも遥かに大きな体格の鬼獄長が踏めばこの通りだ。」



「それより今だ!鬼獄長が爆発で怯んでいるうちに畳み掛けるんだ!!」

世助の言葉にハッとした脱出メンバーはそれぞれ出攻撃を仕掛ける。

世助もランチャーを作り出し鬼獄長を狙って撃つ。



ランチャー、火柱、音波とひたすら打ち込む。

粗方打ち終えると攻撃を止め煙が晴れるのを待った。



「さて、これで倒れてくれればいいんだがな。」

煙が徐々に晴れていき見通しが良くなる。

煙が晴れるとそこに鬼獄長の姿は無かった。



「い、いない!鬼獄長がいない!」

脱出メンバーは辺りを見渡して鬼獄長を探す。しかしどれだけ探しても鬼獄長は見つからなかった。



(そうだ!音波で探せばいいんだ。)

自分の怨力を思い出した森田は早速怨力で鬼獄長を探そうとする。すると次の瞬間。



「危ない森田!」

森田の後ろに鬼獄長が現れる。



森田が気付いた時には鬼獄長の拳が森田の目の前まで迫っていた。

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