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黒い尻尾

作者: まさかす

 今日は彼と出会って「1か月記念日」。それと共に「遊園地初デート記念日」。そして今、夜景が見える観覧車という密室に、私と彼の2人きり。観覧車からは漆黒の凪いだ海が見え、その水面には、月明かりで出来た光の道が、闇夜の水平線の向こうへと繋がっている。それは「その道を進めば天国に繋がっているよ」と言っている様に、まるで私達を誘うかの様にも思える。私も彼も黙ったままに、そんな幻想的とも言える景色に目を奪われていた。


 観覧車は徐々に一番上へと近づいてゆく。体調の変化はその気圧の所為かしら。でも今更そんな事、どうでもいいかぁ。


 優しい彼、何でも受け入れてくれる彼。私のそれも、受け入れてくれるのかな。


 私は2週間も待ち続けた。あんなに催促したのに応えてくれなかった。だから諦めていた。なのにどうして今なの? 何も今で無くても良いでしょ? ああ、もう我慢出来ない……


 今日は2つの記念日と共に、又1つ記念日が増えた。何て言う名前かなぁ。「14日間攻防記念日」とかかしら。それとも可愛く「黒い尻尾が生えた記念日」かしら。若しくはストレートに、「脱糞記念日」かな。

女性の便秘は長いと聞く。大変だなぁ。つうか、最近はうんこ系の投稿ばかりしている気がするな……


2020年05月17日 初版

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