死亡
初投稿になります、拙い文章力で頑張りましたので暖かい目で見守っててください。
「本当にやるつもりかい?」
「…もちろん。もうあの世界もこの世界も私にはもう意味がないもの」
エルフの男が少女を引き留めようと声をかける。しかし、少女は表情を変えずに返答をする。
「そうか……」
周りにいる人達も彼女の事情を知っているだけに理解はしているようだが納得はしていないようで、哀憐の籠った目で彼女を見ていた。
それが彼女にとってはお門違いだとわかっていてもそうせずにはいられなかったのである。
そう、彼女は現実世界でなくNLFOのこの世界で死ぬことを決めたのだ。
New Life Fantasy Online、通称NLFOは『新しい人生を異世界で』を題材としたゲームで発売元は開発兼運営の株式会社エデンである。
エデンは突如名を上げ始めた会社であるにも関わらず発売しているゲームをNLFOただひとつと言う奇妙な会社だ。
NLFOは日本初のフルダイブ型のVRMMORPGであり、キャラクリエイトは種族から職業まで種類がとても幅広く意図してビルドをしない限り全く同じとはならないと言われている。
またキャラクリエイト意外にも様々なプレイができることで知られている、国を壊滅させ王になることもできるし魔法の研究をして新しい魔法を創ることもできる。
そんな自由度の高すぎるゲームを廃人達が見逃す筈がなくたちまち情報が拡散され全国で人気になった。
彼女が現実世界でなくこちらの世界で死のうとする理由は単純で“妹の名残があるから”と言うささやかでそれでいて理解しがたいものだった。
そのために点滴と消毒液も用意しているのだ。
体全体ではなく何処か別の場所で灼熱感を感じると言う不思議な感覚の中彼女いや彼はやっと妹に会えると喜んですらいるのだ。
彼にとって妹こそ全てでありそれ以外は割りとどうでもいいと感じているのだ。
拠点であり最も長く妹と過ごした家に着きベッドに入りこう言った。
「…おやすみ。薫梨」
静かに眠るように藤近貴晶は息を引き取った。
この書き方で読みやすいでしょうか?
文字数は頑張って増やすようにしますのでよろしくお願いします。




