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神様転生した俺は魔王目指し迷走中?  作者: Nitrogen
屍サムライガールと悪魔な執事と
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第27話 自他とも知らぬ魔法属性

3人以上いると会話が難しいですね…

「まずユウト様は、魔法についてどの程度知識をお持ちですか?」

「四大属性に派生八属性、それに系統外属性があるってことぐらいだな」

「では系統外属性の詳しい種類については?」

「あ~…、そういえば知らないな…」


今まで系統化された魔法の特訓に費やしていたからなぁ…。

今まで行ったことを思い出しつつそう答える。


………あ゛。


「………?どうかしましたか?」

「あ、声に出してた?」

「えぇ。…『あ゛』って言ってました」

「いや~、これはお恥ずかしい…」


俺は少しおどけて頭をかく。その様子にベルは口元を隠し笑っていた。


「フフフッ。…さて、ユウト様何かおっしゃりたい事があるのでは?」

「あぁうん。…実は一つ知ってる、と言うより使えるんだよね」

「!…どういった物なのですか?」

「………誰にも言うなよ。絶対に!」

「う、承りました」


そう言ったのを確認して俺は切り札である系統外魔法を教えた。






◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆






「………というわけだ」

「……………」

「…おい、だらしねぇ顔になってるぞ」


ベルが驚き過ぎて端正な顔を台無しにしていた。

口を閉じなさい、口を。そして目を見開くのをやめなさい。


「し、失礼しました。驚き過ぎてつい…」

「まぁ、分からんでもないけど」

「…一つ申し上げたい事があります。よろしいでしょうか?」


ベルは一呼吸置いて真剣な顔でそう言った。

まぁ切り札の件だろう、たぶん。


「予想はつくけど何?」

「ユウト様の系統外魔法(切り札)についてです」


ほらやっぱり!

そう思いつつ黙って聴く。


「その能力(チカラ)は神に等しい魔法です。この先、人に知られた場合どんな仕打ちを受けるか分かりません。…なので極力使わないでいただきたいのです。私でも守りきれない場合がありますので」

「もちろん分かってる。…けど守ってくれるのか?」

「私の命に代えましてもお守りいたします」


あぁ~…。これは何を言っても無駄そうだ。

そう思い俺は


「主人命令だ。自分の命も守れ」


それだけ言っておいた。せっかく助けたのに俺を守って死なれるのは困るからな。


「善処します」

「頼むぞ、ホントに…。さて、と話を戻すか」

「その前に…。お二人とも入室されたらいかがですか?」

「………へっ?」


まさか…。

部屋の前が騒がしくなり―――話し声は無かったが物音がすごかった―――しばらくすると…。


「「し、失礼しまーす…」」


ミーシャと刀華が部屋に入って来た。


「………いつから聞いてたんだ?」

「リアベルが注意している辺り、だったはずだ」

「んじゃ、アレは聞いてなかったわけだ」


ミーシャに知られるとすぐに露見しそうだし。………アイツに悪いけど、ね。


「ま、これから話す内容は知られて困る内容じゃないしな。聞いてていいぞ」

「いいの?大事な話だったんじゃあ…」

「ま、ミーシャにも関係してるかもしれない話だし」


そう言いながら三人が座るイスを用意する。ミーシャと刀華は素直に座りベルは無理矢理座らせた。

…仕方ないじゃないか、せっかく用意したのに立ってるって言うんだから…。


「じゃ、ベル説明よろしく」

「承知いたしました」


そう言ってベルはさっきまで脱線していた俺自身の説明をし始めた。


「ユウト様は自身の属性を理解しておりますか?」

「実はさっぱり。四大属性全て使えるからな、俺」

「素晴らしい才能です。…ですが自身の事を詳しく知るべきです」

「と、言われてもなぁ。系統外については調べようが無かったし」

「…すまない。『系統外属性』とは何だ?」


俺がベルと話していると刀華が質問してきた。念のためミーシャにも聞いてみるとミーシャも分からないらしい。


「レアンに教えてもらわなかったのか?」

「る~?たぶんそう、だよ?」

「…疑問形なのは聞かないでおこう。簡単に説明すると四大属性とは全くと言っていいほど違う属性のことだ」

「補足すると世間一般で知られている有名な属性と言えば、『時空属性』ですね。時間と空間に干渉する属性です」


時空魔法…。なんかすこしココロ惹かれるモノがあるな。

そんなことを思ってる俺を尻目に刀華は質問した。


「…実在するのか?」

「おとぎ話には良く出てきますね」

「おとぎ話かよ!………まぁそれは置いといて、話を戻そうか」


そう言って話を本筋に戻す。ほっとくとそのまま脱線しそうだし。


「では話を戻しますが系統外属性を調べる方法は幾つかあります。何故調べなかったのですか?」

「独学だったからな…。ハッキリ言って知らなかったんだ」

「そう、ですか。ならば此処ではっきりしてさせた方がよろしいでしょう。ユウト様のもう一つの系統外属性は…」













「『夜属性』。夢を介して精神(ココロ)を、闇を介して影を、恐怖を介して亡き者を操る属性です」

補足

系統外魔法を使える人の体液は普通と違います。汗なのに甘いとか、血なのに鉄の味がしないとか…。ちなみに夜属性はベル曰く


「味はしないのですが、媚薬に近いので少々危険ですね」


とのこと。ベルはその手のモノに慣れていたから大丈夫だっただけです。普通は堕ちます。

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