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神様転生した俺は魔王目指し迷走中?  作者: Nitrogen
屍サムライガールと悪魔な執事と
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第15話 死屍累々の廃村

「あaaAあaああA!」

「うoooOおooOおO!」


月が空に昇り星が空に輝くころ、例の異界「死屍累々の廃村」に着いた。………は良いんだが。



ひゃなおかしくなりそうおひゃしくなりひょう!!」

「それは俺も同じだって…」


「名は体を表す」とは良く言ったものだ。だって


「ぐげ、guげgegeげge!!」

「「うっさいひゃいゾンビ・・・ども!!」」


生者無き町だったんだから。






◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆






「うぅ~、帰りたい…」

「俺もだよ…」


まさか町を襲う魔物がゾンビとは思わなかった。しかもつい最近来たと聞いていたけど多いな。


「騎士の人たちは大変だな…」

そうひょうだね」


人間に敵対すると決めたけど、これには同情する。腐臭がヒドイ、ヒドイ…。


「さて、ちょっと『封』を解くから周りよろしく」

「ん゛!」


俺はメガネを外し、の力を使う。

さてさて、魔人はどこかなっと…。どういうことだ、これ?


「…地下にいるのか?」

「見つけたの?」

「いや…。何か微妙…」


俺はメガネをかけながら、そう答える。地下、ねぇ…、どうやって行けと…。


「とりあえずこっから移動…」

「~~~~~ッ!?」

「どうした、ミーシャ?……うわぁ」


ミーシャが窓から身を乗り出し奇声を上げていたので俺もそれにならうと


ゾンビに囲まれていました。ちなみにここは建物の二階。


「………ミーシャ?」


いつのまにか消えていた。………逃げたなアイツ。

仕方ないので俺は階段を使って降りる。まぁ当然


「あぁaaOOOおおoooOOoo!!!」


ゾンビどもがいるわけで…。


「うるせぇよお前ら!『我が求めしは赤の力!我が身体に熱き鎧を!!』」




~~~30分後~~~




ズルズルズル…。


「放してよ~!」

「放したら逃げるだろ」

「にげないから放して~!」


ゾンビどもを燃やしたあとミーシャを捕まえて移動していた。

どうやって?………まぁ炎を身にまとって体当たりしただけです。今にして思ったけど、俺はどこの○学○者隊だよ…。


「ったく…。もう逃げんなよ」

「はーい!」


分かってんのかねぇホントに。

そんなことを話しながら歩いていく。するとこの異界の中心と思われる広場に着いた。


「何アレ?」

「…何だろうな?」


広場の中心に蓋をされた井戸があった。しかも蓋には何か書いてある。


「ミーシャ読める?」


ミーシャに聞いてみる。すると首を横に振った。どうやらこの世界の言葉じゃないらしい。もしくはかなり古い言語か。


「まぁどっちでもいいか。開けてみよう」

「それはいいけど、何て書いてあったの?」

「簡単に言えば『死にたくなければ蓋の封印を解くな』って感じ」

「へぇ~…。でどうやって解くの?」

「開けてたら解ける仕組みらしい」

「それかんたんに解かれるよね!?それに開けたらダメじゃん!?」

「そう言われても…」


怒られました。……まぁそんなこと言っても


「もう開けちゃったし」

「速いよ!?」

「さぁてっと…。中に入れそうだな、侵入侵入!」

「え!ま、待ってよ~!」


そんな感じで俺たちは入って行った。






◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆






「何でさ?」

「何が?」


俺たちは井戸の底に着いた。そして井戸の底に普通ではありえないモノを見ていた。


「何で井戸に横穴・・があるんだ?」

「…おかしいの?」


…あぁそうだ、そうだった。あの森に井戸は無かったな。


「井戸って本来、地下水とかをくみ上げるために使うものなんだよ」

「…つまり?」

「普通は下に向かって掘って行くはず」

「なるほど。つまりこの先に」

「何かある…と言うより魔人だろうな、たぶん」


先に進みながら念のためにで確認すると間違い無くこの先にいることを示していた。ただ…。

結界が張ってあった。しかもこの名前は…。

あまりにも不吉だったため注意を促す。


「ミーシャ気をつけろ。この先はマジで危険っぽいだから」

「分かった。…けど急にどうし、た…の?」


横穴を抜けて先にあったのは紅い空を背景に西洋問わずに無造作に立てられた墓標の数々だった。


「…何これ?」

「………『黄泉平坂ヨモツヒラサカ』。この結界の名前だ。…あぁやっぱり危険だった」


俺は結界の中に入ったことを確認し、もう一度で視る。するとさっきまで知ることが出来なかった結界の情報を視ることが出来た。


「どういうこと?」

「危険っぽいって言った理由はここの名前が原因なんだ。黄泉平坂ヨモツヒラサカって言わば『死の国アッチ』と『生者の国コッチ』をつなぐ道のことを言う。つまり今まで一番『死』に近い場所なんだ」


俺はメガネをかけながらそう答える。


「…それだけ?」

「いや、こっからが本当に危険って行った理由。手の平を見て」


そう言ってミーシャは手の平を見る。するとそこには


「数字?」

「数は『30』か。俺と比べて余裕があるな」


俺は手の平を見せる。そこにあった数字は「15」だった。


「これって何?」

「『黄泉への道標』って言うらしい。これは攻撃を受けると数が減っていき最後は…」

「…まさか」


そのまさかですよ。


「レアンに会うことになるね」

「…怒るだろうな、母さん」

「だろうなぁ」


絶対、きっと、メイビー。

そんなことを話し、奥に進んで行く。………と言うより戻れない―――いつの間にか入って来た穴は無くなっていた―――以上進むしかないのだが。


そして進んで行った先に俺とミーシャは出会った。

俺と同じ黒髪を総髪にし、はかまだけ紺色の道着を着て紅い籠手と脛当て、そして同じ色の胴を守る鎧を付けた人物に。

……え?性別?分からんよ。だって


骸骨の仮面を付けているんだから。

次話でラスト!

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