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3【俺を拾ったでしょ?】


「はぁ、はぁ…」


奏斗に蹴り飛ばされた腹を手で抑えながら

倒れていた医師がまた反撃する為に立ち上がろうとする床についていた右手に力を入れたその時


ダンッッッッッ!!!

ドアの前に立っていたはずの奏斗が

医師のすぐ側に立ち

その踏ん張っていた右手を力強く踏みつける


「ーっ、あ゛あぁあ゛!!!」

医師の苦痛による悲鳴と奏斗のクスクスッと楽しそうに笑う声まさに地獄絵図だ


あのカレからは想像もできない残虐な姿を見て目を疑った


「……くすっ、これじゃあ、

ご自慢のお仕事が出来なくなっちゃうね?」

次は一気に踏み潰すのではなく

ギリギリッと痛めつける様にじんわりと指の骨を

踏みつけて楽しんでいる奏斗の顔は


いつもの無表情でも

時折見せた少年の様な顔でもない

大人びていて妖艶に笑っている

「あ、あ゛!!ぁあ!!

―――っやめろ、やめろ、やめてくれ!!

やめてくれぇぇ!!」


まさに拷問その光景が医師の叫び声が頭から耳から

離れなくてもう目も耳もふさでしまいたくて

その光景に耐えられず


「……奏斗くんっ!!!!」


気づくと、大きな声で必死に名前を呼んでいた


だってあまりにも楽しそうに

人を傷付けていたから…………

激しい運動をした訳でもないのに

焦りか何かは分からないが

ハァハァッと私の息は随分と上がっていた


カレがあまりにも簡単に人を

殺してしまうんじゃないかと思った


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