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イチオシ短編

愚行

作者: 七宝

 私がよく行くお寺に、護摩(ごま)焚きというものがあります。読んで字のごとく、護摩木や護摩札などを焚き上げるという祈祷です。

 訪れる度に護摩札を購入し、自分や家族の名前を書いてはお寺の人にお焚き上げしてもらっていました。


 護摩札にはいくつか種類がありました。

 交通安全の祈願をするものや学力向上を願うもの、身体の健康を祈るものなど、どこのお寺でもよく見かけるようなものです。


 私は莫迦でした。

 つい出来心で『祈身体健康』のお札に、故人の名前を書いてしまいました。


 それから毎晩、祖父の骨壺が動くんです。


 ⚱️<めしはまだかのぅ〜

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