シンの家族
シンの願い
優樹菜「おもち聞こえる?シンの家族について知ってることを教えて。」
おもち「んーおばあちゃんが今野美奈子近所の老人ホームに入ったときいたが、優樹菜さん、訪ねるんですかにゃ?この辺り高齢者施設ばかりですし身内でも無いあなたが行っても門前払いですにゃ」
優樹菜「シンと約束したんだもん。できるだけに事はやるって、会えるかもしれないでしょ」
おもち「気の長いお話ですね。あっても二人は一緒に暮らせないんですよ。辛くならないんですかニャー。」
優樹菜「ちゃんとお別れしたいってシンは言ったの。会えばおばあちゃんだって喜ぶわ」
おもち「そうですか。まあ頑張ってくださいにゃ。」
優樹菜は片っ端から老人ホームを回りおばあちゃんがいないか尋ねた。
夕方になりそろそろおもちを迎えに行こうか考えながら公園のベンチで休んでいると
横にある建物から人の声が、「ショートステイの今野さん、「旭南老人ホーム空き待ちすぐ入れるみたいよ。来週には出発だって」優樹菜!私って耳がいいんじゃ無い?50m先の人の会話がわかるとかありえないでしぉー。
これぞピカッと効果!!ヨシ!おもちと相談しよーっと
おむかえおむかえらんらんらん。気が付けばスキップしていた。私ってこんなキャラだったか。
はずっ。店に行こう。
優樹菜「ただいま戻りました。おもちいますか。」
おもち「お帰りなさい。外は楽しかったですかにゃ」
べらべらべら、、、。
おもち「長くなりそうなので帰りましょうにゃ」
優樹菜「うん、副店長に挨拶してくる。
シンー聞こえる?しんー。
シン「おかえり、どうだった。」
優樹菜「上出来です!おばあちゃんの居場所はわかったから後は連絡をしてあえる算段する。」
シン「本当にー」目をキラキラさせている。
私ら、部外者だからなんていうか副店長にも相談だね。まず明日またね。バイバイ
シン「バイバイ、また明日ね。待ってる。」
優樹菜「あ副店長 、今日はありがとうございました。おもち連れて帰っていいですか?
副店長「お店は、20時までだから明日は遅い時間も体験してね!
優樹菜「わかりました。ところで、シン君、ホームに遊びに行っていいですか?
副店長「鵜呑みにしたの?施設に動物入れるとか無理だし、聞くだけなら構わないけど、ダメ元よ。私も気にはなってたから、、、今日電話するから。」
最初から副店長に相談すれば良かった。
次回は、おばあちゃんの施設に行こう