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この世界の光と影  作者: 混乱天使
第三章 薄桜城、白夜残影
54/65

其の八 回天

 「祈君!おーい――」

 誰かの声が聞こえた。

 さっきの夢は、本当に鮮明だった。

 星野孤児院のこと、暮光城の霧間伯爵家のこと、初めて蘭空家に来た日のこと。そんな、決して明るくはない過去が、古いフィルムの映画みたいに流れていく。数年分のハイライトを、ひとつの小さな夢劇場にぎゅっと詰め込んで、主演と観客を同時にやらされる、そんな奇妙な体験だった。

 まぁ、ずっと過去に浸ってるわけにもいかない。もう、じゅうぶん寝たし。そろそろ目を覚ます時間だ。

 目を開けると、未明森学園の医務室のベッドに横たわっていた。いや、違う。天井の模様を見る限り、ここは月影原学園の医務室だ。

 頭はまだぼんやりしてるけど、記憶はすぐに戻ってきた。

 そうだ。さっき、風鈴と派手に訓練してたんだ。戦いの最後に、きらめく星空を見た記憶がある。そのあと、僕と風鈴は同時に倒れた。

 …風鈴。

 そういえば、さっき僕の名前を呼んでなかったか?

 左側のベッドに視線を向ける。

 誰もいない。でも、畳まれていない布団が、そこに誰かがいたことを示していた。

 …はぁ。幻聴だったかもしれないな。

 そうだよな。きっと、風鈴はもう僕を置いてどっかに行っちゃったんだろう。あの性格だし、じっと寝てるなんてありえない。あんなに強い戦士だ、怪我なんてしてないに決まってる。

 ……ッ。

 おかしい。なんか、妙におかしい。

 説明できないけど。まるで魑魅魍魎に見張られてるみたいな、背筋を這うような寒気。

 「おーい!祈君!こっち。」

 ――えっ!?

 右側に顔を向ける。

 全身に包帯をぐるぐる巻きにした「木乃伊」が、まっすぐ僕のそばに立っていた。

 ――うわあああああああっ!

 脳が真っ先に自己防衛モードに入った。せっかく戻った意識が、また遠のいていくのがわかる。そう、こういう時は怖くて気絶した方が、むしろ心身に優しいのだ。

 同時に、右手が勝手に反撃動作を起こしていた。ずっしり重くて、じんじん痛む右手を無意識のうちに振り上げ、その木乃伊の頭めがけて思いきり叩きつけていた。

 脳と右手、それぞれバラバラの反応が、なぜか完璧な一連の動作になって――

 僕が完全に昏倒するより先に、右手が先にミイラの頭部を直撃した。次の瞬間、猛烈な痛みが右手全体を駆け抜ける。その痛覚は、高速で流れる魔力の奔流のように、神経を伝って脳へ走った。雷鳴のような激痛が、沈みかけた意識を叩き起こす。

 目が、覚めた。


 「いったいったいった…祈くん、もう降参!完ッ全に降参したからっ!お願い、もうそれ以上叩かないでぇぇぇっ!」

 木乃伊から聞こえてきたのは、よく知ってる声だった。

 ――このやろう、風鈴!!なんで人を脅かすんだよ!僕が心臓止まって死んだら満足か!?

 「ただ、祈君を起こして手伝ってほしかっただけなんだけど。」

 ――ずっと寝てた方がマシだったよ!で?今度は何しようってのさ。

 「この全身の包帯さ~、なんかもう苦しくって。我慢できないんだよね。だから、外したいなって思ってるんだけど…今って、大丈夫かな?」

 僕は自分の右手を見下ろした。包帯でぐるぐる巻きにされて、腫れてふくらんだ「お饅頭」みたいな手。

 …そうだ。思い出した。あの戦いの最後。あの致命的な魔法、僕が撃ったんだった。

 その時、右手が焼け焦げそうになってた。風鈴の方はもっと酷くて、僕の攻撃を真正面から受け止めて――

 もし、彼女の全身が重傷だったら、今包帯なんか外したら…感染して死ぬかもしれない!!

 ――おい、ちょっ……待て!まだダメだ!

 間に合わなかった。

 目の前の少女は、もうベッド横の黒い刀に手を伸ばしていた。左手で鞘を、右手で柄を握り、そっと引き抜く。

 「カチャン――」

 刃が現れると、そこに火が灯る。彼女は迷いもなく右手を炎に当てて包帯を焼き切り、

右手を解放すると、そのまま刀を振りかざして――まるで自決するみたいに、迷いなく首元へと振り下ろした。

 シュッ。

 刀は見事に包帯だけを断ち切り、彼女はそのまま手でぐいっと引き剥がす。張り詰めた銀白の帯が、一瞬で力を失った。猛禽に裂かれた銀蛇のように、くるくると地面に落ちていった。

 そして数秒後。プレゼント箱から飛び出した精霊のように。生き生きとした少女が、僕の前に姿を現した。

 「うん。皮膚、異常なし。霧の紗、異常なし。問題なさそう。ねえ祈、僕の顔、どう? 大丈夫?」

 ――いつも通り、美しいだよ!って。満足した?

 「よかった。」

 ――そういえばさ、僕たちが戦ってた時のことだけど。

 ……やっぱり、なんか変だ。

 僕の記憶違い?いや、今の風鈴、どう見ても怪我人には見えない。確かにあの時、彼女は僕の「星の魔法」を真正面から食らって、そのまま意識を失って倒れたはずなんだ。

 あんな火傷を負って、全身包帯だったのに…僕の記憶、間違ってるはずがないのに。

 「そう。間違いないよ。僕は、負けた。正直ね…祈のこと、ちょっと甘く見てたんだよね。」

 ――つまり。ほんとに、僕に倒されたってこと?でもなんで、そんなに元気そう?

 「ん~、それがね、自分でもよく分かんない。魔法の防御力はそんなに無いはずなんだけど…たぶん、体質かな?復力だけは、昔からめちゃくちゃ高いのよ。」

 ――ふん。信じがたい。君…ほんとは「邪霊」とかじゃない?不死の亡霊って、聞いたことあるんだけど。

 僕のその一言に、少女は興味深そうに僕を見つめて、クスクスと笑いながら首を振った。

 「ははっ。人間どころか、いろんな幽霊にも言われたことあるよ。でも残念、僕はただ、普通の人間だ。」

 そう言って見せたのは、どこかイタズラっぽい笑みだった。そして、彼女はわざとそっぽを向いた。

 だけど、僕には分かってた。彼女が右手を伸ばそうとしてることも、その指先が、僕の包帯だらけの右手を狙っていることも――!

 動かせば痛む右手では避けられない。まるで処刑台の上にいるみたいに、僕はただ見ているしかなかった。

 その瞬間、あの「おなじみの痛み」がやってきた。

 ――うあああああ!!痛ったぁぁぁぁぁ!復讐だろこれ?完全に復讐だろ!?

 「その通り、復讐だよっ。祈君があまりに全力だったからね。星の魔法を使うだけじゃなく、いきなりとんでもない威力でぶっ放してくるんだもの。あれ、もはや『靈』レベルを超えてて…『空想』の魔法でも通るんじゃない?」

 ――こっちだって、どうしてあんなことになったのか分かんないんだよ!星の魔法とか、正直意味不明なんだけど!

 「『風、木、水、火、土、氷、雷』。この七つが一般的な元素でしょ?それに対して、『光、影、星』の三つは『特殊な元素』って呼ばれてて。使える人って、本当に少ないんだよ?」

 ――はあ!?そっちこそ!思いっきり「影の魔法」で攻撃してきたじゃん!あれ、亡霊に上手な呪術かってくらい怖かったから!多分、本気でビビったせいで、無意識に…くそっ、やっぱり分からない。

 「そう?祈君。何か、思い出した?」

 確かに。風鈴の魔法を見たとき、かすかに思い出した。

 月。

 あの赤く染まった、月のことを。

 ――まあ、昔の話だけど。

 …本当は誰にも話したくなかった記憶。でも、数秒の迷いのあと、僕は口を開くことにした。

 前にも思ったけど。風鈴の持つ雰囲気は、昔の僕とどこか似ている気がしてた。

 まだ彼女のことをよく知ってるわけじゃない。けど、きっと彼女なら。僕の話を茶化したり、適当に流したりせず、ちゃんと向き合ってくれるんじゃないかって、そう思った。

 それに、今回みたいな星の魔法のこと、僕自身も原因が分からない。一人で悩むより、もう一人に相談した方が。何か、答えにたどり着けるかもしれない。

 ――風鈴。「暮光城」って、聞いたことある?

 「暮光城?あー、『麦涯郡』の南にあるとこでしょ?知ってるよ。」

 風鈴は自分のベッドに戻って座り、長話の準備を整えたようだった。

 ――はい。そこに、「星野」っていう孤児院があったんだ。僕は…


 「祈――!」

 突然、誰かの叫び声が響いた。

 まるで吟遊詩人の劇に酔っ払いが乱入したみたいな、静かな授業中にヤンキーが飛び込んできたみたいな、クラシックコンサートに迷い込んだホームレスみたいな。

 せっかく作り上げてた「蘭空祈劇場」の雰囲気は、その一声で見事にぶち壊された。

 だけど、無意識のうちに湧き上がった苛立ちは、その瞬間、一気に吹き飛んだ。驚きと喜びが、胸いっぱいに広がった。

 ――ヒカリちゃん!

 「祈っ!」

 金髪の少女は僕を見つけた瞬間、わあっと叫び、まるで優しい子猫のようにぴょんっと跳び上がって、抱きついてきた。

 慌てて両腕を広げて、その衝撃を受け止める準備をする。特に右手だけは!これ以上の一撃はマジで致命傷になる!

 「祈っ、祈ぃっ!無事でよかったああっ!他の人から『祈死にそう』って聞いて…あたし、本当に悲しかったんだからぁ!」

 お、おい!誰が死にそうだよ!?僕はほら、こうしてピンピンしてるだろ!!まぁ、今はツッコミどころじゃないか。

 ぎゅっと抱きしめてくれてるヒカリは、小さくて温かい太陽みたいだった。その金の髪から漂う香りは、まるで花のように甘くて澄んでいて、ティーンのホルモン満載の香気に僕の脳は完全に沸騰した。

 …こっそり、ヒカリちゃんの髪の匂いをかいで――その、罪深くて幸福な楽園に沈み込もうとしていたところだった。

 だが、その甘美な恍惚は一瞬で砕け散る。

 何気なく隣を見ると…風鈴の顔には、狡猾な笑みが浮かんでいた。

 『いやあ祈君のこの思春期男子っぽさ丸出しな感じがまた可愛いよねぇふふっ好きな子の前だとやっぱりこうなるんだねぇうんうん見事にスケベの祈君だよねぇ』

 な、なんも言ってない。彼女はひと言も発してない。僕の脳内では、彼女の声がエコー付きでガンガン響いてる。

 このっ…このヤロー…!!またやってくれたな、風鈴!!

 頬が熱く火照っていくのが分かる。たぶん今、風鈴の目には、熟れきったリンゴにしか見えてない僕の顔。

 恥ずかしさに耐えきれず、顔をそっとそむけた…。

 なのに!

 ヒカリがあまりに可愛すぎて、思わず右手で頭を撫でてしまった。

 ――ぐああああああああああ!!

 三度目だぞ!?三回目なんだぞ!?僕の可哀想な右手…このままじゃマジで切断コースだってば!!

 「お姉さまから聞いてるわよっ!『風鈴』って悪い子が、うちの祈を傷つけたって――

あんたでしょ!!」

 さっきまで僕にスリスリしてた猫ちゃんが、外に向かっては一瞬で暴力的な地獄猫へと変貌する。

 「許さないからっ!」

 やばい!

 ヒカリの手元に、火・電気・光の魔法が見える!このままじゃ風鈴が完全消滅する!

 慌てて左手で、ヒカリのアゴをコチョコチョ撫でまくる。

 「ふにゃ…きもちい…ごろごろごろ~~」

 ふう…どうにか猫モードに戻ってくれたみたいだ。

 「おいっ、ちょっと待ってよ!?冤罪だよ!?どう見ても、この目の前の『優しくて慈愛深い蘭空祈』にボコボコにされたのは僕だろ!?」

 風鈴のあまりに可哀想な顔に、中の罪悪感が一気に沸き上がる。

 そうだ。風鈴、嘘ついてない。彼女の言うこと、ぜんぶ事実だ。途端に、申し訳なさと恥ずかしさで、顔を上げることもできなくなった。


 「祈!風鈴!」

 おい、今度は誰だよ。あー。分かった。ヒカリが来たってことは。次は絶対、悠奈だ。

 …終わった。

 また怒られる。いや、今度こそ、本当に詰んだ。

 雨夜の風鈴にビビって倒れた事件。先知塔からの風鈴転落事件。風鈴、崎零先生に暴言&攻撃事件。さらに、風鈴と祈、月影原で大戦事件――

 これらの悪事をまとめて報告されたら、あの「鉄の先生」に何度死刑宣告されるか分かったもんじゃない!…ああ、今すぐ意識を失って夢の中に戻りたい。だけど、現実はそう甘くない。

 だけど――

 いつも僕のことをいつも心から心配してくれる、いつも僕を家族だって思ってくれる、そんな「お姉様」でもある彼女は――

 その優しさ、誠実さ、博愛、この世のすべての美しさを詰め込んだような、黄金のように、花のように輝く「心」を、

 いつも僕に見せてくれるんだ。

 「祈~~~っ!」

 泣き出した少女が、そのまま泣きながら僕に抱きついてきた。

 ――ま、待って、ヒカリ、どいてっ!右手!お願いだから右手だけはもう触らないでぇぇぇぇっ!!

 ぎゅっと抱きしめ合うことになった。

 「ううっ…祈、ほんとに無事でよかった…右手、右手の傷は…平気なの?こんなことされて…お姉ちゃんとして、心配でたまらなかったんだから…」

 泣きながら、僕のことを気遣ってくれる悠奈。

 厳しくて、怒ると怖い先生だけど、頼りになる、優しいお姉様でもある。

 でも忘れちゃいけない。彼女もまだ十五歳で、未熟で、それでもまっすぐに、誰かを想える少女。

 「蘭空悠奈」っていう、嘘のない子だ。

 …ああ、もう。ダメだ。こんなの、泣きそうになるじゃんか。

 泣くな、祈。泣いちゃだめだ。

 ――だ、大丈夫だよ、お姉さま。ただの火傷だしさ、ほら、見てよ。僕も風鈴も、この通り、元気だろ?

 「よかったぁ…ほんとによかったぁ…あ、そうだ、ヒカリ!」

 悠奈は涙をぬぐいながら、ヒカリの方へ振り向いた。

 「はい!お姉様!」

 金色の少女がコクリと頷き、小さく詠唱すると、空中に光の玉が生まれて、僕の右手をそっと包み込んだ。

 その温かな光の魔法は、命と癒しの力そのもので、火傷の痛みがみるみるうちに消えていった。

 「うん。これで祈もすぐに良くなるよ。」

 悠奈も安心したように頷く。

 …が、その顔がふと、はっとしたように風鈴へと向けられる。

 「風鈴、君――」

 目の前のありえない光景に、言葉が止まった。

 「うん。大丈夫だよ、悠奈。傷一つない。」

 「で、でもっ!君、全身に火傷を…」

 目を見開いて口をぽかんと開けるピンクの少女。片や、のんびり笑ってる紫の少女。

 「いやいや~、祈の魔法、そんなにダメージ高くないしさ~。僕、もともと回復力だけは無駄に高いからさ。もう全部、元通り~ね、だから心配いらないよ、悠奈。」

 「え、そ、そうなの……?」

 「はい。そうなんだ――」

 その返答だけじゃ、悠奈を完全に納得させることはできなかったらしい。でも僕たち二人が、ちゃんと無事だったっていう事実のほうが、どうやら悠奈にとっては、何より大事なことだったみたいだ。

 「…はぁ。ほんとに…よかったぁ…」

 長いため息。その息の中に詰まっていた恐怖や不安が、全部消えていったのが分かった。

 が、その直後――

 「――さてと」

 空気が一変した。に来る言葉は、火を見るよりも明らかだ。

 あ、ヤバ。僕のお姉さまは、ここから先生モードに切り替えるんだよな。

 「祈くん、風鈴。私は寛容な人間だけど、限度はあるの。訓練とはいえ、君たち二人の戦い、あれは度を越していたわ。特に祈、どんな理由があっても、あんな危険な魔法を使って、自分も風鈴も傷つけるなんて――完全に間違ってるわよ?」

 は、はい。

 急いでうつむいて、ひたすら静かに聞き流すモードに入る。絶対に反論しちゃダメだ。死ぬ気で耐えろ。

 「ふん。今回は、絶対に許さないって決めたの。」

 世界の法律を司る神様みたいに、「蘭空祈」という名の罪人に、最終判決を下すお姉さま。

 「今日から、祈は学園に来るの禁止。うち蘭空家に戻って、しばらく休学しなさい。一ヶ月間!」

 ――は?

 ちょ、えっ、ええっ!?

 いやいやいや、僕、普段は「学校嫌いだー」「休みが欲しいー」って言ってたけど、それ全部、冗談だろ!こんな不名誉な形で帰宅とか、冗談じゃないってば!!

 「はい。その通り。」

 ――そ、それって学校側の指示?

 「いいえ。学校じゃなくて、私の判断だ。『姉』として、『弟』である祈に下す、正式な決断。一切の反論は認めない。異議ある人、いるのか?」

 悠奈の真剣な眼差しが、その場にいる全員を射抜く。風鈴もヒカリも、何も言わない。僕なんて、そもそも反抗する勇気すらない。

 「よし。じゃ決定。一時間後に出発。蘭空家に帰りなさい。」

 はあ…仕方ないな。

 帰ろう。蘭空家へ。

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