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この世界の光と影  作者: 混乱天使
第二章 時間海、無尽反響
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其の十一 寒春

風花湾の物語は終わり、薄桜城の物語が幕を開ける。

次は第三章――「薄桜城・白夜残影」。

 雪のように白い魂、忘れられないあの面影。

 必死の覚悟を抱き、白き蝶はたった一人で空へと舞い上がる。

 幻蝶は冬の刺客。その存在がある限り、風花湾の厳冬は去ることなく、白雪村の悲劇はすべての命の心に重くのしかかる。

 彼女こそが、すべての謎を操る者。彼女こそが、運命と因果の中心。彼女こそが、闇と悲劇を一本の糸でつなぐ者。

 そして彼女は、僕が決して触れることのできなかった、厄災の根源。

 だが幻蝶はまた、春の使者でもある。彼女の決意が、神々の心を揺るがし、失われた慈悲を再び蘇らせる。たとえその贖罪が、どれほど不格好なものであろうとも。

 彼女は荒れ狂う海を鎮め、時の力を神秘へと還し、寒冬の支配を打ち砕き、閉ざされた春をこの地に取り戻す。

 たとえ、冬の暗雲が未だに世界を覆い、長きに渡り晴れることがなくとも。

 たとえ、春の陽光がなおも儚く、希望と温もりが地平線の向こうに隠れたままであろうとも。

 もしかしたら、どこかの時間軸では、結末はもっと優しいものになっていたかもしれない。

 もしかしたら、誰もが暗き地獄に囚われることなく、安らぎを手にしていたかもしれない。

 もしかしたら、誰もが共に旅立ち、笑い合っていたかもしれない。

 もしかしたら、人々の記憶に残るのは、悲しみではなく、ただ穏やかな幸福だけだったのかもしれない。

 だが——

 現実に「もしも」は存在しない。時間は決して巻き戻せない。

 世界は、この結末を選んでしまった。

 僕、幻蝶。仁也。無生。凛。村長。墓守。そして、時間神…

 すべての光、すべての影が交錯し、

 すべての人、すべての出来事が物語を紡ぎ、

 すべての笑顔、すべての涙が過ぎ去り、

 すべての運命、すべての因果が、今、ここに現れる。

 …

 僕はただ、この島の上で立ち尽くす。友が微笑みながら死へ向かうのを、黙って見送ることしかできない。

 たとえ最後の別れを言えなかったとしても――

 僕は彼女と共に、この終焉を迎える。


 幻蝶が静かに歌を紡いでいた。

 その歌声は、美しくも儚く、時間の思考を揺さぶった。本来ならば沈黙し、凍りついたままの秘宝、「創世者・時の心」が、柔らかな銀白色の光を放ち始めた。

 時の心が呼びかける。それに応じるように、暮鐘がゆっくりと姿を取り戻す。

 数字、歯車、時針…銀白の破片たちが、幻蝶の周囲に浮かび上がる。

 それらは舞う羽のように、彼女を包み込む無数の弧を描きながら、静かに旋回する。

 だが海は、それを許さなかった。

 時間海は、あまりにも長く沈黙していた。

 すべてを見てきた。哀れなことも、滑稽なことも、すべて。

 そして今。ようやく、この暮鐘の崩壊を通じて、その積もりに積もった怒りを、この世界に叩きつけることができる。

 だからこそ、海は幻蝶の儀式を許しはしなかった。

 瞬間、世界が怒りに染まる。

 海は怒りと憎悪を、すべて幻蝶に向けた。

 古の邪神が伸ばした無数の触手か。あるいは、幾千もの巨人が振り下ろす鋭き剣か。

 無数の巨大な波が、流星の如く飛翔し、天空を目指す。その先にいるのは、ただ一人の少女。荒れ狂う海流が、幻蝶のもとへ怒涛の勢いで押し寄せる。

 襲い来る波は、数字を砕き、歯車を散らし、時針の音を再び沈黙させる。小さな銀白の影は、無数の水の刃に貫かれた。黒い血がその身から噴き出し、瞬く間に荒波へと溶けていく。

 そして、海は彼女を呑み込んだ。

 だが、それでも怒りは止まらない。

 少女が沈んだその瞬間、狂風が唸りを上げた。激しく旋回しながら、一瞬にして凶悪な竜巻へと姿を変える。そして海流もまた、その力を借りるように、猛り狂いながら渦を巻いた。

 巨大な渦潮が生まれる。轟音とともに、それは空へと昇る。まるで無数の刃が絡み合う死の輪舞。それは幻蝶を、今度こそ完全に引き裂くために。

 巨大な渦潮が少女へと迫る。まるで、血肉をすべて奪い尽くすかのように。

 しかし、その瞬間。

 純粋なる呪力が、空に煌めいた。青い光が、一瞬にして少女の体を包み込む。

 僕は悟った。

 これは幻蝶が邪霊としての力を振り絞り、最後の抵抗を試みているのだと。

 その呪力は、白き糸となって紡がれる。彼女を守る繭となるように。

 けれど。

 その光は、あまりに儚かった。あまりに、無力だった。

 海は容赦なく、少女の努力を塵へと還す。

 呪力が消えた、その一瞬。海は、決定的な隙を突いた。

 柔らかく見えたその流れは、実のところ、刃そのものだった。冷たく、鋭利な刃が、少女の胸を突き破る。

 力が消えた。羽ばたいていた蝶の翼が、激しく縮まる。

 そのまま、落ちてしまいそうに――

 ――エミ!

 その瞬間、少女の蝶翼に、呪力が凝縮された。

 これはたぶん呪術発動の前兆。

 つまり、エミは。まだ、諦めていない。まだ、倒れていない。

 まだ――

 海と、戦っている!!

 「蝶羽凝結、氷雪奔流。吾が幻象、明日照らす。迷いし罪の蝶よ!この蒼白繭、泡影夢、吾が故郷へ還れ――」

 彼女の咏唱が、空に響く。

 「『氷の空想――』」

 蝶の翼が、少女の体を包み込む。そのまま、硬質な繭へと変化する。同時に、呪力が繭を覆い、氷の鎧となる。その氷は、海へと触れた瞬間、逆に呪力を放ち、海水を凍らせる。少女を襲おうとした水流は、次々と凍結し、幾重もの盾となって繭を護る。

 すべての力が、極限に達した時。

 青い輝きが爆ぜた。轟音とともに——

 「――蒼白残響』!!!」

刹那。

 繭が砕け散る。同時に、圧倒的な衝撃が奔り、襲い来る海流を微細な滴へと砕いた。それはまるで激しい豪雨のように、世界へと降り注ぐ。

 つかの間の静寂が訪れたその中で、少女は再び翼を広げた。

 手で胸元を押さえ、傷を一時的に凍らせる。

 そして、彼女は。

 力強く、時の心を掲げた。

 海に散った歯車が。砕けた数字が。沈んだ時針が。

 再び、彼女のもとへ集い始める。

 彼女は――

 新たな咏唱を始めた。

 …

 「荒野の果て、ただ時のみ永遠に在り。

 光と影は巡り、神は黙して見下ろす。

 古の声は塵と化し、今もまた土に帰る。

 嗚呼、運命の輪はなお廻る。

 新しきは古きを覆い、夢のように消えゆく。

 時空を越え、我が主ここに降臨す。

 時の海に生まれ、天海に眠る御方。

 人は知らず、ただ黄昏の鐘を聞く。

 暮色の空へゆく。

 残光に鐘鳴り渡り、世は静寂に包まれる。

 我は神の使徒なり。

 今、世界の命運を覆す――

 『至高の空・偽・暮天鐘鳴』!!!」


 巨大な輪郭が、少女の背後に現れた。

 歯車が轟音を上げ、魔力が流れ出す。暮鐘のすべての力が、あの黄金色の影に集約されていく。

 僕はその色と形を知っている。

 それは暮鐘の秒針。

 まだ完全には顕現していない。けれど、それはすでに動き出していた。

 一秒……一秒……一秒…一秒…一秒。一秒。一秒一秒一秒。

 秒針が暴走する。

 すると、分針が姿を現し、秒針に続いて動き出す。次に、時針もまた顕現し、急速に回転を始めた。

 神の使徒のように。幻蝶は、そっと目を閉じた。

 静かに、時間の流れに耳を傾ける。

 その足元では、海が震えていた。敗北を悟ったのか、それは怒り狂い、最後の力を振り絞る。

 少女ごと、暮鐘すらも破壊しようと。荒れ狂う波を、再び空へと放った。

 その瞬間。

 時針、分針、秒針。それらが、十二時の位置に収束する。

 「ゴーン…ゴーン…ゴーン…ゴーン…」

 一つ目の鐘の音。空に、銀白の炎が灯る。

 二つ目の鐘の音。炎が消え、一つの巨大な氷球が浮かび上がる

 三つ目の鐘の音。氷球が砕け、黒き虚無が現れ、爆発的なエネルギーを放つ。

 四つ目の鐘の音。秒針、分針、時針が完全に顕現する。

 「ゴーン…ゴーン…ゴーン…ゴーン…」

 五つ目の鐘の音。時計盤の十二の数字が輝き、それぞれの位置に定まる。

 六つ目の鐘の音。鐘の主軸が形成され、回転速度を増していく。

 七つ目の鐘の音。歯車が主軸を中心に組み上げられ、巨大で精巧な機構を成す。

 八つ目の鐘の音。銀白の光点が鐘の外周に集まり始める。

 「ゴーン…」

 九つ目の鐘の音。鐘の外郭が形成される。

 「ゴーン…」

 十つ目の鐘の音。外郭の紋様がすべて浮かび上がる。

 「ゴーン…」

 十一つ目の鐘の音。外郭の紋様がすべて浮かび上がる。

 「ゴーン。」

 十二つ目の鐘の音。最後の一響き。

 暮鐘が再び目覚めると、大海を支配していたあの混沌たる時間の奔流が静かに、ゆっくりと消えていった。

 ようやく解き放たれた。ようやく帰るべき場所を見つけた。

 混乱した時間は、大海を離れ、天に浮かぶ暮鐘へと吸い込まれていく。

 穏やかな鐘の音が、海を包む。その旋律が、荒れ狂っていた海を優しく鎮めていく。

 十二回の鐘の音が響き終わると、大海を蝕んでいた異質な力は、完全に消え去った。

 理不尽な時間、歪みの時間。乱れた時間――

 それらは、ついに世界の時間と一つになった。

 もはや、それらは大海を縛らない。だから海は凍てつくこともない。

 もはや、それらは大海に囚われない。だから四季は、再び巡る。


 幻蝶は、ゆっくりと空から舞い降りていく。白鈴花のびらが風に揺られ、静かに地上へと落ちていくように。

 もう、羽ばたく力は残っていない。もう、彼女の命は尽きようとしている。

 地面へと迫るその瞬間、そっと両手を広げ。彼女を受け止めた。

 ――エミ…よく頑張ったね。これで…すべてが終わったんだ。

 「うん…」

 彼女は微かに微笑む。

 「これ…持って…」

 ゆっくりと、彼女が両腕を開く。そこに現れたのは、銀白の剣。

 創世者・時之心。

 彼女は落ちていく最中も、それをしっかりと抱きしめていた。

 けれど、もはや握り続ける力は残っていなかった。剣は彼女の手から滑り落ち、地面に転がる。

 腰をかがめ、それを拾い上げようとした。

 その前に、背後から現れた誰かが、剣をしっかりと握りしめた。

 「――やあ、悪い子たち。」

 その声を聞いた瞬間、思わず息を呑んだ。

 聞き覚えのある声。

 ――時間神?

 「いえいえ。ただの幻影だよ、幻影。私は神だから、そう簡単に直接姿を現すわけにはいかないのね。」

 少女はくすりと笑い、剣を軽く持ち上げ、そのまま鞘から引き抜いた。

 「さあて、最後の仕事を片付けようか。」

 翠緑の光が、剣の刃を包む。

 「冬は去り、春は訪れる。草花は大地を彩り、夜明けは美しく輝く…」

 そう詠唱しながら、剣を足元の大地へと突き立てた。

 「我が世人よ、吾の願いを聞いておくれ。汝らの心を覆う寒さが、この春の陽に溶け去るように。汝らの迷える魂が、この極楽の中で救われるように。今こそ、万象は巡り、四季は流れ、生の営みは続いてゆく――」

 「『空之識・万雪氷解、暖春輝映】!」

 詠唱を終えると、少女は剣を鞘へと戻し、それを僕の腰にそっと掛けた。

 「じゃ、私の仕事はここまで。そろそろ君たちも帰る時間だね?これ以上、私の島で騒がれると困るんだよ。」

 微笑みながら、指を鳴らした。

 ――おい、またかよ……

 この音が何を意味するのか、よく知っている。時間神だけが持つ「お見送り」の合図。

 まだ話したいことは山ほどあった。けれど、気づいたときには、すでに遅かった。

 柔らかな光が、空間の中に収束し、僕の体を優しく包み込んでいく。

 そして次の瞬間、少女の姿は。もう、どこにもなかった。


 目を開けると、すでに墨雪家のそばにある灯台のバルコニーに戻っていた。

 目の前に広がるのは…まったく新しい世界。

 澄んだ鳥のさえずりが、空に響き渡る。群れをなす白いカモメたちが、雲海を突き抜け、蒼く輝く海面すれすれを舞い降りていく。優雅に羽ばたく翼が水面をかすめ、小さな波を生み出す。

 温かな潮風が、頬を撫でた。舞い踊る風が、海の香りを運んでくる。そっと息を吸い込む。潮騒の気配が、胸いっぱいに満ちていく。

 足元に広がる海を見下ろせば、陽光に照らされた水面がきらめいていた。白波が幾重にも重なりながら、岸辺に寄せては返す。停泊する小舟を優しく揺らし、静かにさざめく。

 振り返ると、そこには生まれ変わった村の姿があった。

 家々の屋根を覆っていた雪は、すべて解けていた。分厚い雪層は透明な水滴へと変わり、木造の家々の軒先からぽたりぽたりと滴り落ちる。地面に広がる水たまりは、黄金色の太陽を映し込んでいた。

 しばらくすると、水たまりはゆっくりと乾いていった。大地へと染み込んだ水は、枯れた土を潤し、深く静かな地の底へと流れ込み、眠る命を呼び覚ます。

 村の片隅から、一筋の瑞々しい緑が顔を出した。新緑の草々が、街道を歩み始める。鮮やかな緑が果てしなく広がり、村中の庭先を埋め尽くしていった。柔らかな緑の絨毯が、大地を包み込む。

 草地の上に、次々と野花が咲き誇った。花々の間を、蝶たちが優雅に舞う。小さな羽を震わせ、色とりどりの幻想の世界を駆け巡る。

 村人たちが歓呼する。幼い子どもたちが歓声を上げ、満開の花々に囲まれた庭へと駆け込んでいく。

 遥か遠く、そびえ立つ雪山では、溶けた雪が澄んだ小川となり、山肌を流れ落ちる。

 穏やかな陽光が松林を照らし、暗闇を溶かし去る。長く厳しい冬を耐え抜いた松の木々は、静かにそびえ立ち、その枝から、無数の松葉が舞い落ちていく。まるで、細やかな雨粒のように。

 そのあとには、新たな命が芽吹いた。枝々には、広く青々とした葉が生い茂る。そよ風が吹き抜けると、木々はざわめき、森の中に心地よい囁きを奏でる。

 耳を澄ませば、葉と葉の隙間から、小鳥たちのさえずりが聞こえてくる。

 …

 それが、目に映ったすべてだった。

 そのときようやく理解した。これこそが、時間神からの贈り物なのだと。

 これからは、もう終わりなき冬と、儚く短い夏だけではない。これからは、海が永遠に凍てつくこともない。

 残酷な理が覆され、四季は再び巡り始めた。

 静寂へと還った、時間海。

 新たな生命を迎えた、風花湾。


 ふとした瞬間、幻蝶の姿を見た気がした。

 彼女は欄干のそばに立ち、じっと村の景色を見つめていた。

 ――エミ、見て!春が…春が来たよ!

 彼女に向かって、大きく声を張り上げた。

 僕の呼びかけに気づくと、彼女はゆっくりと振り向いた。

 「…うん、風鈴。春が、本当に来たんだね。」

 少女の顔に、澄み切った微笑みが浮かんだ。

 ――あぁ。やっと、僕の名前を思い出してくれたんだね。やるじゃん、エミ。

 「そうなんだ、風鈴…」

 「金色の夢の中で迷子になった君。寝室で恥ずかしそうにうつむいていた君。いつも私のそばにいてくれた君。たとえ私が亡霊になってしまっても、変わらず抱きしめてくれた君。」

 「私はね、風鈴…君が好き。君のすべてが、大好きなんだ。」

 「君が私の心の中を駆け回ると、張り詰めた氷雪はすべて溶けて、その足跡には、満開の花々が咲き誇った。」

 「もう、私は何も恐れない。私は心から言える。この短い人生は、溢れんばかりの幸福に満ちていたんだって。」

 「はい、そうだね…私の春は。ようやく、見つかった…」

 少女の姿が、ゆっくりと消えゆく。

 ――エミ…

 視界がぼやける。頬を伝う涙が、温かな風にさらわれ、きらきらと弾ける音を立てた。

 「さよなら。」

 耳元で、優しい声が響く。

 

 ふと手元を見下ろす。

 そこには、小さな繭があった。

 次の瞬間、繭がわずかに震えた。

 そして。一匹の蝶が、殻を破って生まれ出た。

 雪のように、白い蝶。

 それは、まるで冬の精霊のようで。

 いや、違う。

 冬の精霊じゃない。

 それは、春の使者だ。

 か細い羽が震え、風が、その小さな身体をそっと持ち上げる。蝶は、静かに舞い上がった。

 ここには留まらなかった。村の方へ飛んでいくこともなかった。

 それはただ、一羽きりで、海と空の彼方へと向かっていった。

 飛び去る間、一度も振り返ることはなかった。

 …だけど、僕は信じている。

 きっと、わかっていたはずだ。

 僕はここで、灯台の上で、ずっと見送っていたことを。

 ずっと、ずっと、目で追い続けていたことを。

 もう二度と見えなくなる、その果てへ。


(第二章 完結)

(次は第三章――「薄桜城・白夜残影」)

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