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あすか、料理を習う!  作者: れいちゃんちゃん
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あすか、料理教室に通う! 2章

2章 あすか、料理初体験!?


そして月曜日からまた1週間が何気なく始まった。

月曜日も火曜日も水曜日もやっぱり夕食は冷凍食品生活であった。

社員食堂でおばちゃんの手作り料理でいつも健康的だし!!

お肌だって、いつもお肉でプルプルよっ!!

と、あすかは先日料理教室の宣伝の人に言われたことを気にしていた。

あ!木曜日だけスーパーのお惣菜と自分で炊いたご飯だった。

そして、金曜日。明日から週末だというのに、朝から憂鬱である。

実はその料理教室の体験が次の日の土曜日なのだ!

「はああ。ゆううつー。」

いつもの社員食堂でお昼ご飯中に、あすかはつい嘆いていた。

さやかさんが、

「どうしたの?あすかちゃん。なんかあったの?」

と心配してくれる。

「いや、それが、この間近所のスーパーで・・・」

料理教室の勧誘をイケメンスマイルに受けたことをさやかさんに詳しく話す。

「え、そんなイケメンさんなら、一緒に行ったげよっか?」

さやかさんがあすかに提案してくれる。

「ほんと?さすが、さやかさん!!助かるー!」

さやかさんが一緒とわかって、あすかの心は一気に軽くなる。

実は、お米をとぐこと以外、あすかはいつも冷凍食品生活とスーパーのお惣菜という料理は一切したことがない。

実家のお母さんのだし巻きや豚の生姜焼きなど天下一品だ!

お母さんがいつも料理してくれてたしなあ。

結局就職して実家を離れたものの、特に料理をすることもなく今まで生活できてこれたのである。

本日の社員食堂のAランチは鶏の酢で煮こんだ変わった創作もの、Bランチは珍しくエビフライであった!

今日ばかりは、あすかもさやかさんと同じでBランチのエビフライを選んだ。

そして、夕方。家に帰って、包丁を住み始めてから初めて出してみる。

ううう・・・。切れそうで怖いなあ。

ダンボールの中にまだ眠ったままであった・・・。お!ピーラーも入れてくれてある!さすが、お母さん!

夕食に、また冷凍の、でも今度はイカとほうれん草のスパゲッティを食べた。

そして、パソコンで料理のサイトを見てみる。一応予習だ。

う!これは難しいぞ!

ほぼほぼ頭に入ってこず、取りあえず寝ることにした。



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