瀬戸矢代
○瀬戸矢代の場合
「・・・・ねぇ? 一つ怖い話をしてあげようか?」
「・・・・とても現実的な事なんだけどね。」
「・・・・あるところに一人の少女がいたのよ。」
「・・・・その少女は一人の男の子に夢中だったらしくてね」
「影ながらその男の子を見ていたの。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「けど」
「少女もやっぱり我慢していたんでしょうね。」
「ついに人を・・・・・・殺めてしまったのよ。」
「悲しい事件よね。」
「その子はどうしてもその男の子を欲しかったのね。」
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「・・・ところでさ?」
「今日、泊まっていいかな?」
「わたしの家、遠いんだよね〜」
「それに外暗いから・・・・・ね。」
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「ありがとうね泊めてくれて・・・・」
「お礼に話の続きを教えてあげる。」
「・・・・その子は何人もの人を殺してきた」
「それはなんのため?」
「・・・・そう、一人の男子に近づきたいから」
「・・・・邪魔するものは排除したい。」
「それは・・・・両親も・・・・例外じゃない・・・・・。」
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「・・・・親、共々遅いわね。」
「・・・・・ふふ」
「怖くなった? 」
「・・・・大丈夫。」
「・・・・・・・わたしが・・・・・・傍にいてあげるから」
「・・・・そう・・・・ずっと・・・・・・あなたト」




