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マイペースな冒険者は今日も受付嬢に怒られる  作者: のんびり生きていきたいおっさん


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精霊の森の異変⑤

やっとランドさん登場

突然茂みから出てきた男にアリス達エルフも術師の男も一瞬気を向けて止まってしまう。


「ん、なにかお取り込み中か?」


あまりに緊張感なく喋る男に術師の男が我に返り言葉を投げる。


「貴様何者だ、ここで何をしている?」


術師の詰問に男が答える。


「俺か?俺はランドといってCランクの冒険者だ。ここに来たのは春の山菜を採りがてらキャンプでもしようと思って来た。ある程度山菜も採れたしキャンプするところを探してて、そういえばこの辺に綺麗な湖があったなと思って探してるんだけど見当たらなくてな…そんな時に妙な気配と異臭がしたので見に来たらあんたらがいたんだ、この辺にあるはずの湖の場所知らないか?」


そう答えたランドの質問に答えたのはアリスだった。


「お主が探している湖はこれだ!あの男の死霊術によって生み出されたドラゴンゾンビの瘴気によって死の湖となったのだ!異臭もそれが原因だ!」


「え、そうなのか?」


呑気なランドが男に視線を向けると術師の男が笑いながら声にする。


「そうだ!この偉大なる死霊術師の俺が生み出したドラゴンゾンビによってこの森は瘴気を纏い更に浸食していく。やがて街をそして国を、大陸を制し覇者となった俺を民は恐れ敬…「あ、すまんちょっといいか?」なんだ!?」


「語りに浸ってるとこ悪いんだが、その喋り方疲れないか?それに「偉大なる」とか「覇者となりし」とか言ってて恥ずかしくない?みたところ俺より年上に見えるが今まで「お前もうやめとけよそのキャラ」とか言ってくれる友達いなかったのか?」


「な…!」


「俺も冒険者やってるからにはさ、若いときは「伝説の武具」とか「封印された邪神」とかの物語の妄想はしたよ。でもさやっぱいずれは現実みて前向かないといけないと思うぞ?周りの友達とかみてそう感じなかったか?」


「フン、俺の覇道が理解できない矮小な存在なぞ気にかける必要なぞない。天才とは孤独なのだ!」


「あ、なんかゴメン。黒歴史を掘り返すつもりはなかったんだが友達いなかったんだな。悪かった」


「うるさぁぁぁい!俺を憐れんだ目で見るなぁー」


素直に謝るランドだったが術師の男は涙目になりながら顔を赤くして地団駄を踏んだ。


アリスはそのやり取りをみて呆気にとられていた、先程までの緊張感はどこへやら…しかもよくみると兵士達も数名肩を震わせて笑いを堪えてる者、冷めた目で術師を見る者までいた。


術師の男は目をローブの袖口で拭ってから改めて声を出した。


「ええい、俺の過去などどうでもいい!俺を不快にさせたお前から葬ってやる、くらうがいい!」


男がそう言うとドラゴンゾンビはランドに向かってブレスを吐いた。


ランドは咄嗟にブレスを回避した、ブレスが当たったところが一瞬で腐敗し朽ち果てた。


「な!?」


アリス達エルフはその威力に驚きの声をあげる。


「フハハ、みたかこの威力!貴様等には最高の恐怖と苦しみを与えてやる!」


そうやって笑う男に対してランドは…


「な、なんてことを…なんてことをしたんだ!」


ランドの声が震えていた。


「フン、今更怖じ気づいても遅い!せいぜいこの場に居合わせた事を悔やみながら逝…「せっかく採ってきた山菜がーーー!」


「「は?」」


術師とアリスの声が重なった。

術師の男のモデルは作者ではありません。えぇ決して(必死)


妄想は好きですけどね

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― 新着の感想 ―
状況判断の無さ、対驚異に関する他者と自分との差異を全く把握していないからか自分本意の発言しかしない性格、他の冒険者もある程度人数がいるだろうし周りにもいて目に耳にするだろうに…戦力はあるかもしれないけ…
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