ファイル2:ヒーロー、再び!
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とりあえず、俺はうざいヒーローを撒くことに成功した。
「ふぅ……。今日はもう、寝よう」
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次の日になった。
「瑞希君ー。早く、起きなさーい!」
「…お、…おう」
ダメだ。体が果てしなくだるい。
よし、今日は休も――…
ピンポーン
「ちょっと、瑞希君、手が離せないから出てくれないかしらー?」
「む…仕方ない、か」
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「はーい」
「おッス!朝ごはん、食べに来たん――」
ガチャ
ああ、びっくりした。
一瞬…堀内がいつものようにご飯たべてないんだよねー!とか言いに来たのかと思った。
ガチャ
「あ、もー、なんで閉めちゃうんだよー!馬鹿ぁっ!」
――やっぱり、堀内だぁああああ!
見間違いではなかった。朝っぱらからなんてものを見せるんだ。
「あら、堀内君じゃないー!さ、入って入って!」
「おーい!母よ!不審者をうちに入れるなッ!」
「いやー、いつも悪いですねぇ…」
――ほんと、世界は俺の敵だ!
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「よーし!飯も食ったことですし、学校へと赴きますかー」
「なんかもぉ、どうでもいいです」
「あら、大変!瑞希君が不良になってしまったわ…どうしましょう」
――どうにでもしてくれっ!
とりあえず、家にいると余計に疲れてしまいそうなので、俺は学校へ行くことにした。
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「瑞希、大変だ!転校生が来ちゃったりするらしい!」
――?……えと、それは間違って来てしまう、ってことですか?
と、いうよりは、全く興味がないのですが。
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「おーっし、今日は転入生を紹介しちゃうぜー」
目の前には、若干チャラい先生が立っている。
ほう……堀内の言うことは本当だったのか…。
ガラ
扉が開いて、人が入ってきた。
「この子がぁ、転入生なんで、しくよろー」
――うわー。うっぜぇ…。
「はじめまして。私は廣井 胡桃です。よろしく――って…あ!」
何故か、俺は転入生に指を差された。
そして、そいつは…マスクを取る仕草をした。
――は?!まさか…昨日の、ヒーロー?!
つーか、なんで気付いてんだよ!
普通、こういうのはばれない様になってる筈だろっ!
「あんた!あたしを撒くなんて、なかなかやるじゃない…。下僕にしてあげる!」
――な、何ぃー?!?
なんていうか、更新が久し振りすぎて、内容を
自分自身、覚えていないとかwww
すいませんでしたぁああああ!
アデゥー*