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15話


学校が終わり直ぐに冒険者ギルドへ向かおうとしていたのだが、

予期せぬ事態に発展していた。


「健君、帰っちゃうの? 」


あれから授業の合間合間にちょくちょく話にくる香里奈さん。

放課後でもやはり来てしまった。

別に嫌いと言うわけではない。

逆に嬉しい事なのだが、いかんせんこの視線が常に付いてくるのだ。

まぁこれも役得から来るものと思えば安いものか。

夜道、後ろから刺されない様に気をつけよう。


「香里奈さん、うん。ちょっと急いで行かなくちゃいけない場所があるんだ」


「へぇー、そうなんだ。何処に行くの? 」


「ちょっと冒険者ギルドって所に」


「ん? 冒険者ギルド? それってダンジョン関係? 」


「うんそうだね。それ関係」


「ほうほう。よし私も行く! 」


「え!? 香里奈さんも行くの!? 」


暫くはソロで地道にやって行こうと思っていた所だったのだが。

それも、この前から付いた祝福と加護を

あまり人に知られない様にと配慮してなんだけど。

まさか香里奈さんが冒険者ギルドで登録するって事は・・・

いや行くんだから登録するんだろう。


でもなぁ。どうしましょう。慣れないうちにパーティ組んで怪我しないだろうか。

それにもしかしたら守りながら戦う事もあるかもしれない。

出来るだろうか俺に。


と考えてはいたのだが更なる追い討ちが来る。


「うん。ダメ? 」


うっ・・・その角度からの上目遣いはずるいよぉ・・・。

周りの目線もあるのに。一層断りずらくなるじゃないか。それに・・・


「い、いやダメって訳じゃないけど。 ダンジョンに潜るんだよ? 危険だよ? 」


「危なくなったら健君が守ってくれるって信じてるよ」


「うんまぁそうなる前にダンジョンを出るけどね? 」


「えー健君なら大丈夫だよー」


「なんでそう思うのかを聞いてみたい所だね」


「ん? だって健君なんか昨日よりオーラっぽいの出てるよ?」


「オーラ? 」


「うんオーラ。なんかね昨日より逞しくなってるなーって思った! 」


「へ? そ、そうなのかな?別に何かやった訳じゃナインダケドナー」


「んーでも女の勘ってやつかなー多分合ってると思う! 」


「へ、へぇー。女の勘、ね」


実際、何かあったか無かったか問われるのであれば「あった」と答えられるけど。

言えない・・・これに関しては言えないだろ・・・。

女の勘って凄いというか怖いというか。ヤバイな。

神さま俺に《無表情ポーカーフェイス》のスキルを下さい!!!

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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