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Crazy Days!!  作者: アマガサ。
21/22

模擬戦。

「よっしゃー、勝った方が帰りジュースなー?」


「えぇ~....まあ、いいけど...」


さてあれから色々あって、涼香は生徒会役員共に引きづられて何処かに連れていかれ、俺とライは今から模擬戦と言う訳だ。

ちなみに、審判は須加センセーが代行する事になった。


「おい!!あれ見ろあれ!!栄斗とライが試合すんぞ!!」


「え!?マジ!?」


「見に行こ見に行こ!!」


「わあああああああ」と観客席に押し寄せて来るバトミントン部共。この野郎...そんなに俺が惨敗する姿を見たいってのか...


「ライーーーーー!!!....ゼッッッッッッタイ負けねぇ」


「え、あ...うん、僕も負けないよ!!!」


この観衆どもに俺の強さを見せてやる。

弱点は全部分かってんだ、悪いが負けてもらうぜ、ライ。


「おっらぁ!」


力一杯サーブを打つ。


「....っ!」


俺の全力のサーブを軽く返して来るライ。

これは長い戦いになりそうだぜ...



*****



「マジか...栄斗先輩って強かったんだな...」


「お前知らないの?あの人神奈部先輩とおんなじ位強いぜ?」


「神奈部先輩って関東一位でしょ?......やべー」


「そりゃ先生が引き込みたくなる訳だよ...うわ、あれ取るか」


「でも結局どっちが強いの?」


「....見てりゃ分かるだろ」



*****



「ッッッッックソ!」


ヤバイ、ヤバイ。

息が持たん....疲れて来た....


「はぁ、はぁ...ふっ!」


ライはまだ余裕ありそうだしよ....ヤベェ、このままじゃ...


「おい!お前ら!全然点入らないから一点先取で勝ちな!!」


「いきなりだな!?...ハァ」


ここで突然のルール変更、だが好都合だ。

残りの体力を全てこの一点に注ぎ込める。

俺は飛んで来たシャトルを睨みつけ、大きくラケットを振りかぶった。


「これで...決めるッッッッ!!!」

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