STEP3 Starless 1
Starless
作詞 ZAKI 作曲 SIVA 編曲 UMIHARU
空から剥がれた星
輝けずに 散らばる
消えた時の数だけ
求めても 求めても
祈っても 届かない
闇しかない
太陽に背を向けて
月の光からも逃れるように
星の滴さえ眩しすぎて
僕は罪深き 哀れなる者
砕けた心に
寄り添うような
寂しい影を 大地に残し
折れた爪に隠して
何を見せてくれるの
伝わるのは誰かの涙でも なくてね
悲しみはどこか
僕を慰めてくれる
側にいたくて
触れてたくても ねえ
離れていても
愛していても ねえ
ちぎれた鼓動に
幼な子のように 泣いて見せても
温もりは道標ほどの
役にも立たなくて
それでも心を繋ぐように
幽かに聞こえる
星たちのさざめきが
失っても 失っても
それでもねえ
大地を満たす
星の破片を贖罪にかえて
空から剥がれた星
輝けずに 散らばる
消えた時の数だけ
求めても 求めても
祈っても 届かない
闇しかない
太陽に背を向けて
月の光からも逃れるように
星の滴さえ眩しすぎて
僕は罪深き哀れなる者
STEP3 Starless
年が明けてからは天気同様、呑気な日々が続いている。
愛美は三賀日の間に、紫苑と東大寺と神社まで初詣でに行った。
家にいたので長門も誘ってみたが、面倒臭いと言って出かけようとはしなかった。
仕事をしていない時は、長門はいつだってゴロゴロしているだけだから、寝正月を決め込んでいると断るほどでもないだろう。
正月ぐらいわざわざ人込みに行くこともないと、人波に揉まれてうんざりした愛美も思ったが。
初詣で以外は、ただ家でダラダラしただけだったが、明後日は始業式という日に、桜台の友達二人と誘い合わせて買物に出かけ、そのまま友人の家でパジャマパーティーをした。
お菓子を食べてお喋りをしたりマンガを読んだり、ただそれだけのお泊まり会だ。
まだSGAと出合う前、親友の優子が夏休みに泊まりにきたこともあった。
二人でしょうもない話をして、夜中まで盛り上がった。
優子は死んで、愛美が使っていた部屋も大好きだったぬいぐるみも全て、灰になった。
顔触れは変わっても、日常は続いていく。愛美には、新しい今という生活がある。
普通の高校生が休みを過ごすように、愛美も短い冬休みを満喫した。
正月を団欒する家族の代わりには、紫苑や東大寺、長門がいてくれる。
長門だけは、休みは三日で終わって仕事に狩り出されていってしまった。
殺されそうになる人間や、殺される人間には、正月休みもないらしい。




