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お人よしのオオカミさん  作者: ふちか
森の中の一騒動
4/25

拾ったものは食べない

相変わらず話しが進みません

コメントや、お気に入りにしてくれた方かなりうれしかったです

よろしくお願いします^^

彼女が走り去って、後を追ったがさすがは狼といったところか……。

「ちくしょ……。見失っちまった……」

早かった。

振り返りもせずに、向こうも全力で走っていたから、俺も全力で追いかけたが、瞬く間に差は開いていってついに見失った。

しかし、少し違和感があった。

「息が切れてない?」

あれだけ、全速力で走ったのにも関わらず俺は、息一つかいていない。

まだウォーミングアップもできていない。

すこしあったまってきたぐらいの感じ。

これも、フェンから授かった力の一端。

だが……。

「ここ、どこだ?」


そう、正直に言おう。

迷った。

猟師をやっていて森に慣れているが、いかんせん。

ここは知らない森。

どうやったら、フェンのところまで帰れるのかさえもわからない。

なにか食べようとしてもそこに生えている青のかさに、白い斑点があるキノコなんて怖くて食べられない。


ぐぅ~。


……腹が減ってるんだからしょうがないじゃないか。

このままじゃ、餓死で死んでしまう。

しょうがない。

背に腹は変えられない。

安全そうなキノコを食べようじゃないか。

そのキノコは、茶色でさっきから見える青いキノコのように斑点もない。

においをかいで見ると、甘い香りが鼻を刺激した。

うん、これなら食べられそうだ。

俺は、キノコを口に運び、食べた。

においからの想像通り、甘い。

噛めば噛むほど、甘みが増していき頬がつり上がって行く。

「ははっ!ハハハッ!ハハハハハハハッ!!」

おかしい!!

笑いが止まらない。

んな、漫画みたいな展開。

笑い茸とかあるのかよ!?

こうして、思案している間にも笑いが止まらない。

しかも、全力で笑っているから腹筋も痛い。

その時、後ろの茂みから、ガサッと音がしてフェンの娘さんが飛び出してきた。

「探しましたよ!?どこに行ってた……笑い茸を食べたんですね……」

逃げたのは君だろう。

だが、今はツッコム余裕さえない。

「そうそう!!笑いが……ハハっ!止まらない!!」

「わかりました。少し待っていてください。直ぐに薬草と食べ物を持ってきます」


それからも俺は笑い続け、娘さんが戻ってきた頃には乾いた笑いで、

「ははっ……」

と迎えてくれてかなり焦ったそうだ。

途中から笑いすぎて意識が飛んでた。

今回の教訓ーーよくわからないものは食べない。

ホントに気をつけてね。

こんばんわっ

すみません、夜中の更新になってしまいました

まぁ、なかなか物語が進みませんね……

なので、2話同時投稿します

それでは、次の話しへGo!

例のごとく、誤字脱字があればよろしくお願いします^^


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