褒められるのはNG
まだまだ、森から抜け出しません
進行が遅くてすみません
やりたいことが多くて、大変です
まぁ、作者の力不足なので罵ってやって下さい
後、主人公のキャラが崩壊していきます
最初からそんなキャラにしようとしたら、シリアス方向に行ってしまい真面目キャラに・・・
ご了承下さい^^
あぁ、泣いた泣いた・・・。
こんだけ泣いたのも久しぶりではなかろうか。
俺が泣いている間も、狼は離れていかず、ずっと近くにいてくれた。
ありがとな、という思いも込めて頭を撫でてやった。
ごろごろと甘えた声を出して、喜んでくれている。
「さぁて、それにしてもフェンをどうするか・・・」
なにしろ6mの狼だ。
それに、個人としては埋めてやりたい。
「しょうがない・・・。墓を掘るか」
そういって、フェンの体に触れようとしたとき、
ガブリっ。
は?
狼が腕に噛み付いてきた。
「ちょっ、ま?!」
「グルルルルルッ!!」
低く声を唸らせている。
まさか・・・。
「このままにしておけと?」
腕に噛み付いたままコクンと頷いた。
「いやっ・・・でも・・・。・・・いいのか?」
「わふっ」
当たり前だというように、ないた。
・・・まず、その噛んでいる腕を放して欲しいがな、わんこう。
俺がフェンに触らないことがわかったのか、腕を放してくれた。
とりあえずフェンの亡骸から離れ、近くにあった切り株に腰をかけた。
まずは、この狼さんと会話してみよう。
「え~と、まず君がフェンの娘さん・・・でいいのかな?」
こくんと頷く。
「俺、君からこの世界の事とか聞けといわれたんだけど、君しゃべれる?」
眉間にしわを寄せて、しまったと言う顔を器用にする。
フェンもそうだったけど、動物も表情を作るんだな。
そんなことより。
「もしかして、しゃべれない?」
ふるふると顔を横に振る。
「それじゃ、どうやって?」
狼は、迷ったようなそぶりを見せ、数歩下がった。
そして、狼の体に変化が現れる。
まず・・・立った。
二足で・・・。
その後は体に変化が現れる。
今まで、狼を覆っていた毛は、なりを潜め血色のいいピンクの肌が見え始めた。
指は、3本から5本へ。
そして、体は、ぷるんっと形のいい胸が突き出し、出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいる世界中の人がうらやましがるのではないかというほどに理想的なスタイルに。
そして、狼だった顔は、口がだんだんとへこんで行き少々目つきはきついが、美人に入るだろう整った顔になった。
そして、スタイルも顔でさえもどうでもいいと思ってしまうほどの、白銀の髪。
風に吹かれて、なびくたびにあちこちが光ってさえ見える。
俺は完全に彼女の一挙一動に魅了されていた。
だれかが、見ていればアホ面で笑われるだろう。
「くすっ、変な顔をしておられますよ?これで大丈夫です。話せます」
あなたがいましたね。
しかし、ニコッとした顔もきれい、いや可愛い、いやかっこいい?
なんでもいいや、とにかく何でも当てはまる。
そんな、彼女に俺の目は完全に釘付けだった。
「あの・・・そんなに見られるとさすがに恥ずかしいのですが・・・」
といって、身をよじる。
そう、彼女は変身?した後だから裸。
しみ一つない肌。
だからだろうか?
「きれいだ・・・」
俺は無意識のうちにつぶやいていた。
すると、ピシッ、彼女の表情が固まった。
クルッ←彼女が後ろを向く
ダッ←脱兎のごとく駆け出した
「ーーーっ!」
「え?!ちょ・・・まっ!!逃げるの?!見られてたのは大丈夫で、褒めるのはダメ?!その前に、服っ服着てーーっ!!」
見れば走り去る彼女の顔が赤い。
りんごのようだ。
褒められるの苦手なのか。
じゃなくて!!
追いかけないと、見失うっ!!
「待てーーっ!俺が悪かった!!話を聞かせてーーーっ!」
俺も彼女を追って、森に入っていった。
フェンの亡骸が苦笑いしていたように見えたのは、気のせいだろうか。
テスト期間中で、更新が遅れました
すみません
この森の中で結構、重要なことをやっていくのでなかなか冒険にでれません
ついでに言うと、まだこの世界のこともまったく話していませんよね・・・
文章がへたでもうしわけないです
ここまで読んでくれた方感謝感激です
これから更新は、毎週土曜日にしていこうと思います
今週はもうしましたが・・・。
まぁ、できればやっていきたいです
また、面白かったなどなんでもいいので感想をいただけるとテンションも上がって、喜びます
誤字脱字などがあれば遠慮なく言ってください
それではっ!