~プロローグ~
初めて連載小説を書きます。
なにぶん初めてですので、誤字・脱字が目立ち
文章もつたない感じになってしまっています
自分の文章力も上げる目的で書いていますので、なにかアドバイスなどがあれば遠慮なく申し立ててください
※主人公が最強設定です
荒しなどは控えてください
俺の名前は、春原司狼。
すこし、わけありの18歳だ。
俺がまだ10歳の頃だった。
その日は、いつもと変わらない日常から始まった。
朝に弱い俺を一つ下の妹がわざわざ起こしに来てくれて、お母さんが作ってくれる朝ごはんを食べて、その後、寝巻きから私服に袖を通し、ランドセルを背負って妹と一緒に学校へ行く。
そして、学校で友達としゃべって授業を受ける。
そんな当たり前の毎日。
妹は低学年だから、四時間目が終わるとすぐに下校になる。
それを「早く帰れていいなぁ」と思いながら見送っていた。
日常が壊れ始めたのは、そう、昼が少したった辺りからだった・・・。
突然ドアがバンッと開けられて、血相を変えた先生が飛び込んで来た。
「司狼君っ!急いで帰る準備をしてっ!!早く?!」
先生がなぜあわてているのかわからない。
友達も
「お前なんかやったのか?」
と、茶化してくる始末。
わからないながらも、急いで鞄を片付けて帰る支度をした。
先生にそう告げると・・・。
「今からあなたの家に送るわ」
と、理由も告げられずになすがままに帰路に着いた。
家が近づくにつれて辺りが騒がしくなってくる。
救急車やパトカーも何台も走っていて、五月蝿かった。
だけど、家についてみてその理由もわかった。
『春原一家惨殺事件』
当時には、新聞1面にでかでかと載ったりしてかなり有名だった。
ストレスが溜まりに溜まって、自暴自棄になった犯人が、誰かと心中しようとした先が俺の家だったと言うことらしい。
といっても、その犯人は最後の力を振り絞った父さんに、ぶん殴られて転倒。
そのまま、騒ぎを聞きつけた近所の人が通報して、気を失っている犯人はお縄になったらしい。
あの頃の記憶は、大分おぼろげだ。
担架に運ばれていく家族に泣き叫んで近づいていくのを、先生に抱かれて「見ないで上げて!」と抑えられたりして、結局、家族の顔は朝に見たのが最後だった。
幼かった俺はその現実を受け入れたくなかったのだろう。
糸が切れたように先生にもたれかかり、何週間か入院していた。
そして、俺が寝ている間にいろいろなことが決まったそうだ。
家族の、葬式はもうやってしまい、俺は家族を見送ることもできなかった。
次に俺の引き取り先。
親戚の中でなかなか手を、引き取るという手は挙がらず、その中で母さんの母親、父親の老夫婦が残りの余生に育てたい。
と、俺を引き取ってくれたそうだ。
そして、俺はじいさん、ばあさんに引き取られ、今よりも実家の田舎に移り住んだ。
じいさん、ばあさんにはすごく感謝してる。
落ち込んでいる俺に、優しく俺に接してくれて、今じゃ俺も元気に生活してる。
だけど、俺を引き取ってから6年後にばあさんは亡くなり、その1年後、後を追うようにじいさんも息を引きとった。
二人ともやすらかな寝顔だった。
そして、じいさんが最後に残してくれた言葉・・・。
「困っている人がいたら、必ず助けろ」
という言葉を胸に今を生きている。
そんな俺も、18歳になり、森の動物や槇割とかしたりして筋肉もそれなりについたし、身長も180cmを超えた。
森の動物の気配を読めたり、狩の腕もかなり上がっていて、じいちゃんがいれば、「一人前になったのぅ」と褒めてくれるだろう。
そんなんだから、森で猟師として働こうかなと思っていた矢先、どこからか声が聞こえてきた。
『キサマの力を・・・貸してくれ』
得体に知れない声だった。
だけど、助けを求めているなら、応えよう。
それが、どんな存在であっても・・・。
「俺が必ず助けてみせる。だから、俺を使ってくれ」
瞬間、俺の体を光が包み込んだ。
司狼が異世界へ旅立つというところまでプロローグでした!
次回から異世界編です
まぁ、物語は大きくは進みませんね
すみません
なにぶん初めてで、文章にノリがあるませんが、自分の精一杯でやっていくのでよろしくおねがいします