第1話 皇帝転生
ぜぃおりゃあーぁああぁーー! ファンタジックぅ一本背負いッッ(笑)!!!
うおーーー! 俺、王様にほんとになったよっ!すごい美形だよっ。長髪でさ。黒髪なんだけど、髪がさらさら長くて、目がしっとりと黒曜石みたいな神秘的な色してんのっ! 色が深くて魔夜の星空みたいなキラキラだよっ!
わおー! その上、笑顔がすごくて、微笑むとふわっと、黒猫みたいにエロっぽく色づく感じに見えるんだ!!! 足もすらっと筋肉ついてて、小型だけど、すげえかっこいい体してるっ!
なんか生きた小龍王って感じですごいの! なにか、男にも女にも好かれる完璧な顔と身体してる感じ~。足は短めだけど、バッチリ筋肉ついてる~。肌は少し浅黒い感じ。エキゾチーークッ。
何度も自分で鏡で自分の顔と体、見返してニヤニヤしちゃったよっ! うわっ。俺、すごい美形と完璧ボディに転生したよっ! その上、部屋がすげえゴージャスでさ!
だだっ広い部屋にさっ。純金製のでかいアポロンみたいな彫刻とか置いてあって、ベッドなんて、20人くらい寝られそうなデカイふかふかの天蓋つきのベッドが置いてあるんだぜっ?
すげえよ王様。これって、絶対勝ち組間違いなしじゃん? やったね。神様、サンキューってさ。こりゃあ、やったりしかないでしょう。やったりー! なんでも自由に王様として遊んで楽しくやったりーっ!
で。
ふぅーーー。落ち着こう。
そこで俺の荘厳な宝瓶宮の部屋に執事が入って来た!!!
白髪がきれいな黒服が似合うおじいさんの執事でさ。従順そうで誠実そうな、やたらと見栄えがいいおじいさん。そのおじいさんが先ぶれをしてかしこまりながら、俺に頭下げてきたわけさ。
「アデルバイド様。今日の御用はいかがいたしましょう。なんでも申し付けてくださいませ」
お? 俺、アデルバイドっていうの?
転生したけど、情報が分からないや。ちょっと、このおじいさんに聞いてみよっ。俺、ほんとに王様になったんだよな? ちょっと聞いてみよっ。
「おう。お前・・・ええと、名前はなんと言ったかな?」
「はい。リュートンと申します。アデルバイド様。あなたの忠実な執事リュートンです。なんでも申し付けくださいませ」
「それじゃあ、状況の確認をしたい。俺は、どんなヤツだ?」
「はい。アデルバイド様は、我が、神龍リステンハイムの第53代の王、御年20の皇帝陛下にございます」
「おっ、二十歳か。若いな。俺に妃は?」
「お妃さまはおられず、121人の愛人と一緒にお暮しで、皇帝宮で、悠々自適に過ごす生活をされております」
「ふむふむ。それで、俺に仕事はあるのか?」
「皇帝陛下はなにをされても、自由でございます。我が神龍国の国民は喜んで、陛下に従いましょう」
やったねー。仕事なし。やっぱり仕事なんてやってられないぜー!!! おっ、でも、遊んでたら、他に後継者とか居たら、文句言われそうだな? そこんとこどうよ?
「俺以外に後継者はいるのか?」
「陛下は先の皇帝陛下が亡くなられてから、お一方の後継者であられます」
おう。なるほど。これは完璧な転生だなっ。やったな。俺。神様に願いを言った俺の勝ちだねぇ。ただ、まだ、ちょっと、周辺が分からない。周辺の状況ってどうなんだろう。政治とか大丈夫なんだろうか? 聞いてみよっ!
「我が国の状況はどうなってる? 周辺に敵はいないか?」
「神龍国の皇帝を継承されて、何事も我が国はうまく行ってございます。経済は宰相であるリドガン様がされており、貧困への開拓政策が。また、富裕層の取り扱いにおける景気対策も機動に乗っております。我が国に隙はございません」
「兵器はあるのか?」
「我が国は、陛下の祖父の時代に、神龍を継承する儀式に成功しており、長大魔法兵器「アデルセン」がございます。我が国は最強の国家。外敵も怯えて手だしはできません。どうか、ごゆるりと皇帝宮でお過ごしください」
ははー。なんか、ごちゃごちゃあるけど、最強の国家の完全な皇帝ってことで間違いないみたいだな。うーん。やったりー!!! 俺。これならば、自由に好き放題できるぞ。
よし! まずは女の子遊びだっ!!! 好き放題いろいろ皇帝になってやるにせよ、皇帝と言えば、まずは女の子遊びだろう。むふふ。エッチ、エッチぃしちゃうもんね~!!!
「よくわかった。リュートン。では、俺は女遊びがしたい。この宮殿で1番の美女を呼べ」
「かしこまりました。それでは、陛下の愛人の方々はどの方も好通つけがたい美女ですが、その中でもとりわけ評判の高い美少女、アカデミア姫をおよびしましょう」
おっ? 美少女か? はははー。さーて、女の子遊びをしようぜっ! むふふー。
さあ、やろうぜーーーー!!!
自由な皇帝生活っーーーー。なんでもできる俺、今から、なんでもやりまくっちゃおうぜーーーー!!!