第9話 独裁国空爆ザマァ!!!
ぜぃおりゃあーぁああぁーー! ファンタジックぅ一本背負いッッ(笑)!!!
人間って、金を持って善人の振りするヤツ多いんだよなー。正直、人間は善人になれないと思ってる。
・・・なんだか、ムシャクシャしたので、俺は周辺の国をイジめることにした。
周辺には魔道国と、騎士国があるが、その騎士国の隣に、独裁国ドズルがあるんだ。
ドズルの体制はひどすぎる。王が国民を人間扱いしていなくて、ブサイクというだけで殺される世界だ。その上、まともな治世も取らずに遊んでいる。俺と同じ遊ぶにしても国民を巻き込んでムチャクチャするバカがドズル王だ。
俺は前世の社畜時代に思っていた。
地球にいる国家のすべてが悪人で出来ていて、全員首相を拷問に掛けた上で虐殺したかった。こんな最悪のヤツラが、みんな善人の振りをして、国家のリーダーになってる世界をメチャクチャに破壊して皆殺しにしたかった。
けど、単なる社畜でしかない俺にはそんなことできなかった。ただ、転生して最強の皇帝になった俺ならできる!!!!
ムチャクチャ今、できるから、やってやる!!!
えい!!! 独裁国をイジメちゃえっ。
俺は弱いものイジメは嫌いだが、悪人イジメは大好物だっ。
「リュートン聞けっ。思い切り制裁でぶっこむっ。機龍兵を2万人動員して、上空から思い切りドズルの宮殿に空爆を仕掛けろっ!!! 体制を変えなければ地獄に落とすと勧告しながら攻撃しろっ!!!」
執事のリュートンが言った。
「恐れながら、ドズルは我が帝国の顔色をうかがっている国家でございます。ドズル王は最低な王ですが、我が帝国を恐れていて扱いやすいです。恭順の意志もあるので、何もしない方がよろしいのではないでしょうか? 我が帝国の権威の安定のためには、小悪党は必要でございますっ」
「うるさい!!! 小悪党などどこでも吐いて捨てるほどいるわっ! 必要になったらどこからかでも持ってくるわ。独裁国なんて攻撃しなきゃ、まともな体制にならないんだっ!!! 俺のストレス解消にメチャメチャボコボコにしてやるんだよっ。徹底的に痛めつけてやるっ!!! 独裁国の支配者が震えあがって土下座して許しを請いたくなるようななぁ」
好き放題をして国民を遊び殺す独裁者は許さん!!!! くらえっ! 機竜兵!!!
「ターゲット。ロックオン。オート照準モード。ドラグオンシュトラウス・ショットッ。1・2・3」
チュドーーン。バババババ。ドドドド。
チュドーーーン。ドゴゴゴゴ。バキバキバキ。
チュドーンっ!!!
執事のリュートンが言った。
「空爆で独裁国ドズルの経済はズタズタですが。難民も出ており、ドズル王は地下に隠れて抵抗しています」
「難民を我が帝国の領土に我が帝国の国民として受け入れろ。人権がない国家は地上に存在している必要はない。逃げる難民をドズルが攻撃したら、ドズル王を探し出し公開拷問に掛けるっ!!! 裸にしたまま、ムチでしばいてやるっ!!! ドズル王がぶっ倒れて血反吐を吐いて国民から石を投げられておわれるまで必ずドズル王を見つけ出せ。容赦するなっ。俺は正義の偽善の皇帝だ!!!」
ははは。皇帝になったら言ってみたかったセリフNO2。言ったぜー!
ふう。すっきりしたー。やっぱ皇帝はストレス解消だぜ。
国家撲殺ザマァ!!!
絶対地球でやりたかった国家撲殺ザマァ。首相イジメが今出来た!!!!
ザマァ!!!!
ザマァ!!!!
あああああ。楽しい。皇帝って好き放題ザマァ出来てムチャクチャ楽しい!!!
俺は声を大にして言いたい!!!
悪人は徹底的に痛めつけなければならない!!!
皇帝やっても、異世界でも、きれいな人間って少ない。たぶん、金を持って力が強いヤツが、善人ってだけで、俺も力を失えば、単なる悪人になるが、善人のときにやれることがあるはずだっ!!!
さあ、笑って行こうー。なんか明るく行きたいので、すっきりしたので遊ぼう!!!
悪信仰をぶっ倒した後、リシュアが寄って来て、俺の手をぎゅっと握って来た。
「昨日はありがとうございました。アデルバイドさま。私は本当に間違えるとこでした」
「金を使って、好き放題に善人を操ってるヤツをなんとかしようとしたことか?」
「はい」
「それは間違いじゃない。誰かを助けようと思ったら、あるべきなんでも使わなかきゃならないことがある」
「でも・・・」
「俺には金以上の力があったということだ。金よりも常に力の方が上だ。最後に役に立つのは力だけど、善行を行うときに、力を持てるヤツは少ない。だから、リシュアは俺を頼っていい」
うん。テキトー。カッコつけたぜー♪
ああ。皇帝になるとこういうことを言えてすごく楽しい。ああ。リシュア姫が俺を尊敬した目で見てる。
ああああ。快感。
「あの・・・エッチしますか? お礼にはそれくらいしかなくて」
「いや、やめとこう。なんか、今はお前の気持ちを大切にしたい」
そう。やっぱ、盛り上がったときにしたいからね。エッチは。今はやめとこ。
楽しみは後にとっておくものだしね。
「じゃあ、なにか、アデルバイド様のお役に立てることがあれば」
「それなら、なにか面白いゲームを考えようか。二人で」
「ゲーム・・・ですか?」
「リシュアが面白いと思うことを考えてくれればいい」
「それなら、私、貧困の生活を助けられるゲームがあったら面白いと思いました」
かわい~な。リシュア姫は。けなげ~。
リシュア姫は清廉な神殿の女の子だ。だから、善行ばかり考えてしまう。
まあ、こういう女の子も俺のハーレムには大切だよな。肉ばかりじゃなく、さわやかなイチゴが必要なように。
「それじゃあ俺が考えてやろうか? そうだな。生活困窮者で独り身で犯罪履歴のないものに対する宝くじをゲームにしようか?」
「なんで独身なんですか?」
「生活貧困で結婚できないヤツの方が暮らしが大変だからな」
「なるほど・・・確かに。それで、宝くじゲームというのは?」
「まあ、簡単なストーン選びの賭けだよ。100円を賭けてな。勝ったら、20円が運営のもので、1円が貧困者宝くじとなる。1円が100万円まで貯まると、貧困者ひとりに100万円が入る石選びだ」
へいへいへいへーーい!
たまには弱いヤツを助けてやるーーーーーーーー!!!
うーーーーん。慈悲を持って人を助けられる今の皇帝の立場ってすごく快感だあ。
ああ。俺って今、最高に輝いて充実してるなあ。
ちょーーー気分いいぜーーー!!! 皇帝はーーーー!!




