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転生したら平和に暮らそうと思っていたのに最強の能力を手に入れてしまった!  番外編   作者: 零


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8/21

総合評価200p記念 好感度計測器

今回は転生したら平和に暮らそうと思っていたのに最強の能力を手に入れてしまった! ~転生した少年がチート能力で完全無双~の総合評価200pを記念した番外編です。

時間軸は気にしないでください。

投稿遅れてすみません。

あと、百合もありますが百合ばかりではなくなりました。

次こそは百合全快で行きます。

「うん?何これ?」


「どうしたんだ?」


俺たちはいつも通り「神界」の中でゆっくりしているとミコが突然赤い石に枠とボタンのようなものがついた物を「ストレージ」から取り出していた。


「いや「ストレージ」の中を整理していたのだけれどその途中にこんなものを見つけたの」


そう言ってミコは手に持った赤い石を俺たちに見せる。


「何だそれ?魔石や宝石って感じじゃないな。何かの魔道具か?」


「とりあえず調べればわかるんじゃないかしら?」


「そうね「超鑑定」」


セーラの言葉を聞いてこの場にいる全員が同時に「超鑑定」を発動する。

鑑定結果にはこう出た。


名前:好感度計測器

概要:対象の好感度を図ることのできる魔道具。使い方はまず最初に一人が魔力を流す。そして次にも  う一人が魔力を流す。すると数字が浮かび上がってきてその数字が二番目に魔力を流した人が最初に魔力を流した人のことをどれだけ好きか。つまり最初に魔力を流した人への好感度が分かる。ボタンを押すとリセットされる。

数の基準 

-以下=嫌い(数が低ければ低いほど嫌い) 0=無関心 5=一般的な友人くらい(友愛) 

10=一般的な親友くらい(友愛) 15=一般的な家族、兄妹や親等(家族愛)叉は仲の良い師弟(師弟愛)   20=恋人(恋愛) 25=夫婦(恋愛叉は家族愛)叉は子供(親愛) 30=新婚夫婦(恋愛叉は家族愛)

35=オシドリ夫婦(恋愛叉は家族愛) 40=基本的に恋人、夫婦、片思いで少し愛が重め

45=基本的に恋人、夫婦、片思いで愛が重め 50=基本的に恋人、夫婦、片思いでかなり愛が重め

55=軽度のヤンデレ(狂愛、依存) 60=ヤンデレ(狂愛、依存) 65=重度のヤンデレ(狂愛、依存) 

70以上=測定不能(ものすごく狂気的な愛でありとても重い)


この鑑定結果を見た俺たちは無言でお互い目を見合わせた。


「とりあえず、シン。魔力を流して頂戴」


「あぁ」


俺はミコから好感度測定器を受け取り魔力を込めた。

ここにいる全員が誰かしらの好感度を知りたいと思っているし自分の好感度を知ってほしいと思っているのだ。

こんなものがありながらしないわけがないのだ。

俺は魔力を流し終わった好感度計測器をミコに返す。


「とりあず最初はゼミルからやりましょうか」


「あら、いいの?もの凄い高い数字出ちゃうわよ。きっと30とか」


そう言ってゼミルはミコから好感度計測器を受け取る。

そして好感度計測器に魔力を流す。

俺たちは浮かび上がってきた数字を見つめる。

そこにはこう出ていた。


1000


ゼミルは顔を真っ赤にしてその場に座り込んでしまった。


「わ、私思っている以上にシンのことが好きなのね」


ゼミルは顔を真っ赤にしながら小さな声で独り言を言いだした。

言いたくもなるだろう。

なにせ最高の65を軽々と越えて1000という数字が出たのだから。

俺は俺が思っている以上にゼミルに好意を寄せられているらしい。

大丈夫だ、まだこの体は13歳。

何とかなる。

きっと、多分。


「き、気を取り直して私いくわ」


セーラは好感度計測器に魔力を流す。

そこに出た数字をゼミル以外の全員が見つめる。

そこに出ていた数字は、


500000


セーラもゼミルとまったく同じように顔を真っ赤にして座り込んでしまった。

だが、完全に間違いとも言い切れない。

なにせ既にセーラもゼミルも俺にかなり狂気的な愛を向けているし、俺にかなり依存している。


「し、シン。愛してるわ。でもちょっと恥ずかしすぎるから少し休むわね」


そう言ってセーラはゼミルと同じように座り込んで独り言をぶつぶつとつぶやくのだった。


「じゃ、最後に私ね。最高の数字を見せてあげるわ」


そう言ってミコは好感度計測器に魔力を流す。

セーラもゼミルもまだ羞恥心が残りつつもミコの結果は気になるようで全員で結果をのぞき込む。

そこにかかれた数字は



これにはさすがに言葉を失うしかなかった。


「当然よ、私のシンへの愛が数字で表せるわけがないわ」


ミコは自身満々にそう言った。

俺もミコに好かれていて嬉しい。

俺はミコのことが好きだ。

好きな人にはやっぱり自分のことを好きでいてほしい。


「次は逆だな」


「それじゃあ私から」


俺は好感度計測器をボタンを押してリセットしてからゼミルに渡した。

ゼミルは好感度計測器に魔力を流す。

俺は好感度計測器を受け取り、魔力を流す。

そこに出ていた数字は、


5000


ふむ、俺はどうやらかなりゼミルに好意を持っているらしい。

もしかしたら、前世で人に愛されず、人を愛せなかった弊害なのかもしれない。

とりあえずゼミルは顔が赤いながらも緩み切っていた。

そしてまた座り込んで独り言をつぶやき始めた。


「次は私ね」


好感度計測器のリセットボタンを押して俺はセーラに好感度計測器を渡す。

セーラは好感度計測器に魔力を込めて俺に渡す。

俺はセーラから好感度計測器を受け取って魔力を流した。

そこに表示されていた数字は、


1000000


今まで自覚はなかったが俺は身内への好感度が高すぎるのかもしれない。

まぁ問題ないだろう。

どうせ最後は決まってる。


「シン、本当に大好きよ。ミコとゼミル以外の女の子になびいたら駄目だから」


セーラは顔を真っ赤にしながら必死に俺から目を逸らしていた。

可愛い。

そして最後はミコだ。

俺はリセットボタンを押してから無言でミコに好感度計測器を渡す。

ミコも無言で好感度計測器に魔力を流し、好感度計測器を俺に返す。

俺は好感度計測器に魔力を流す。

そして数が出てくる。

だが、その数?は予想通りのものだった。



まぁミコからの好感度が∞だった時点で俺も大抵察していた。


「シン、愛してるわ」


ミコがキスしてきたので数秒間俺とミコはキスを堪能した。


「次は私たちに頂戴」


「私たちもやりたい」


俺は好感度計測器をユアに渡す。

ユアは早速魔力を流す。

ユアはすぐさま好感度計測器をユイに渡す。

そしてユイは好感度計測器に魔力を流す。

するとすぐに数字が表示される。

その数は察しの通りだ。



好感度計測器には∞と表示されていた。

まぁ俺とミコが∞と表示されたんだからユアとユイ程お互いのことを愛し合っていて∞が出ないわけがないよな。

そしてユイはリセットボタンを押してもう一度自分の魔力を流す。

ユイはすぐにユアに好感度計測器を渡す。

ユイは自分がユアにどれだけ好かれているかが早く知りたくて仕方がないようだ。

ユアは好感度計測器に魔力を流す。

そこに表示された数字は勿論。



まぁ当たり前というか、分かっていたというか。


「ふふ、ユア大好き」


「私も大好きよ。ユイ」


そしてユアとユイは抱き着いた。

その後、すぐに各々解散した。

ユアとユイは「テレポート」で少し離れてから家を創り出してベッドでお互いの魔力をお互いの体力がなくなるまで交換しあった。

セーラとゼミルは羞恥心を振り払うため二人で摸擬戦をした。

摸擬戦は二人とも羞恥心をなくそうと全力を出したのでかなり激しいものとなった。

シンとミコは普段しない「魂交換」やらなんやらをした。

二人とも快楽で気絶した。

その日、神界内では疲れと幸福の両方が感じられたのであった。



ちなみにミコはシン以外への好感度はセーラが100、他が70。

セーラはシン以外への好感度はミコが100、他が70。

ゼミル、ユア、ユイはシン以外への好感度は全員70。

と言った感じでシンに比べると少なく感じますが、お互い依存はしていないもののミコ達同士もかなり仲が良いです。

誤字脱字等ございましたらお気軽にご連絡ください。 気に入ってくださいましたら、ブックマーク、レビュー、評価いいね等よろしくお願いします。

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