投稿開始1周年記念!! ヤンデレミコ(IFストーリー)
今回は転生したら平和に暮らそうと思っていたのに最強の能力を手に入れてしまった! ~転生した少年が最強能力で完全無双~の1周念記念番外編です。
IFストーリーですが、本編との分岐は転生直後からです。
多少シンやミコの性格が本編と変わっていますがIFストーリーなので気にしないでください。
1周念、本当にありがとうございます!!
それでは本編どうぞ。
俺の名前はシン。
突然だが、俺は転生者だ。
前の世界で通り魔に刺されて死んで、ネロという神によってこの世界に転生した。
俺は今、魔境というところで今世の仲間であるミコと二人で暮らしている。
転生してからもう3、4年程経った。
この数年間俺はミコ以外に人間に全く関わっていない。
一度人が魔境に入ってきていたことがあったが、俺が対処しようとした瞬間ミコが助けに入ってそのまま転移魔法で家に帰していた。
それから魔境に人は来ず、二人だけで平和に暮らしている。
前世で人間関係に疲れた俺にはそんな生活も何の問題もなかった。
俺の最近の悩みはミコにどんどんと依存してしまって自分じゃ何も出来なくなりそうなことだ。
まぁ、でも正直それでもいいと思う自分もいる。
まぁとにかく俺達はとても平和な時間を過ごしていた。
俺は今、布団でミコに抱き枕にされている。
身動きはとれないが、とても心地いい。
「シン、キスしていい?」
「勿論だ」
「ん」
ミコは俺にキスをする。
俺とミコの関係は恋人だ。
ちなみに告白はミコからだ。
ミコが何故俺を愛してくれるのかは分からないが、俺は俺のことをしっかり見て愛情を注いでくれるミコに惚れていたため承諾。
俺達は以降普通以上にあまあまな交際を続けている。
まぁ、人と関わらないたった二人だけの生活に交際や結婚の概念が必要であるのかは分からないが。
幸せなのでいいだろう。
「シン、シン」
ミコが俺の身体中にキスを落としていく。
キスを落とされたところにはキスマークが付けられている。
ミコは独占欲が強いらしい。
まぁ正直俺もかなり強いので人のことは言えないし、嫌でもない。
「シン、好き。好き。大好き」
「俺も、ミコのことが世界で一番大好きだ。俺にはミコさえいればそれでいい」
そうして俺たちはキスをする。
俺がミコの口内を蹂躙し、ミコの舌に俺は口内を蹂躙される。
お互いに魔力を流し、お互いに快楽を送り続ける。
魂も魔力も唾液も交換した俺たちはなおもお互いを貪る。
ミコに愛されている俺は、溶けていく。
ミコ視点
あぁ、幸せ。
なんて幸せなのだろうか。
ゼロ、シンと恋人になってこんなことまで出来るだなんて。
私はシンを、シンの魂を一目見た瞬間ゼロだと確信した。
確信しつつも魔法で確認したため間違いない。
まぁ見た目もそっくりだし。
私はシンの心が常人とは違うことに早々に気づいた。
それはゼロもそうだったので、私はそういうのに敏感なのだ。
私はシンのことをどろっどろに甘やかした。
家族から愛情を与えられず、人から向けられる好感情を信じられなくなっていたシンを甘やかしそれと同時に私は貴方の物であるとシンに伝え続けた。
そして勇気を出して告白することで私はシンと恋人になった。
そこからは更に甘やかして、愛を与えて、愛を求めた。
一度ゴミがきたが、適当に助けて「エリアテレポート」で帰した。
シンは私とだけ関わればいいのだ。
シンに私以外の生物は不要なのだ。
私とシン。
それだけで世界は完結するのだ。
もうライバルはいない。
私の独壇場だ。
シンから与えられる快楽は気持ちい。
だからこそ、私はそれを更に上回る快楽で返した。
するとシンがそれをも上回る快楽をくれる。
快楽と多大な愛情をお互いに交換しあうことで私達の愛はどんどんと深まっていく。
そして私もシンもお互いに完璧に依存した。
二人一人の共依存だ。
私にはシンしかいらない。
シンには私しかいらない。
辛い過去も、栄転する未来もいらない。
ただただ私はシンとともに堕ちていく。
それこそが至高にして最高の幸福なのだから。
こうしてシンとミコはお互いに依存しあい、無限に続く寿命を全てを相手に捧げ愛し合った。
途中シンが魔王としての記憶を思い出したものの、その時のシンはミコしか興味なく他の配下のことなんて全てどうでもよくなっていたためすぐにミコと愛し合った。
ただ、色々と便利なので魔王城を住処にし世界を滅ぼし使える配下以外とシン、ミコ以外の人類を滅ぼしてシンとミコはひたすらにお互いを愛し続け、依存し続けたとさ。
果たして、これがハッピーエンドなのか。
はたまた、バッドエンドなのか。
それはシンとミコしか分からない。
私が書きたかったヤンデレ、とは言えないかもだけどこういう共依存は作者の大好物です。
あと、作者別作品「異常者の恋愛は異常です」も投稿しました。
興味のある方は下記URLからご覧ください。
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異常者の恋愛は異常です
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