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転生したら平和に暮らそうと思っていたのに最強の能力を手に入れてしまった!  番外編   作者: 零


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16/21

ハロウィン記念 トリック・オア・トリート

今回は転生したら平和に暮らそうと思っていたのに最強の能力を手に入れてしまった! ~転生した少年が最強能力で完全無双~のハロウィン番外編です。

時間軸がどうしても本編とずれてしまっていますが、設定は魔王城でゆっくり過ごしているシン達です。

異世界にハロウィンは無理だろ。

っていう意見は受け付けません。

番外編なので、多少の設定無視は許してください。

一日遅れてすみません。

「う、ううん」


俺は魔王城の自室で目を覚ました。

俺は起きてすぐに違和感を覚えた。

普段横に感じられるぬくもりが感じられない。

俺はすぐに横を見る。

そこには誰もいなかった。


「ミコはもう起きたのか?」


俺はベッドから出て、「ドレスチェンジ」で服を着替える。

そして自室から出て、リビングに移動する。

そこには吸血鬼のお姫様がいた。


「シン。おはよう」


「あぁ、ミコ。おはよう。何故戦闘中でもないのに吸血鬼の力を解放してるんだ?」


今のミコの種族は一応人間だ。

昔の力を取り戻してきたことで、かなり吸血姫の要素があるが一応人間だ。

しかし今のミコは違う。

普段のミコにはない漆黒の羽と鋭い犬歯がある。

これは昔の吸血姫のミコの姿だ。

今のミコは昔学園対抗戦の時に使っていた「再誕」を使わずとも吸血姫の力を引きだせるようになった。


「今日は天使の月(10月)の31日。ハロウィンだからよ」


「なるほど、そういえばそんな行事もあったな」


前世でもあったような気がするが、あまり興味がなかったし菓子も気に入ったものばかり食べるタイプだったのでハロウィンでもらえるような菓子の詰め合わせはあまり好かなかった記憶がある。


「「シン、ミコ。おはよう」」


するとリビングの入り口からセーラ、ゼミルの声が聞こえた。


「あぁ、おはよう」「おはよう、二人とも」


俺は2人と顔を合わせようと振り返った。

そこには魔女と狼がいた。

2人は人間なので仮装をしているようだ。


「二人とも、似合っているじゃない」


「可愛いな」


「ありがと。それじゃ」


「せーの」


「「トリック・オア・トリート。お菓子をくれなきゃ悪戯するよ」」


2人はそう無邪気な笑顔で笑った。

俺はすぐ様「創造」でクッキーを二人分創り出した。


「はい、どうぞ」


俺はそれを二人に渡す。


「「ありがとう」」


2人は嬉しそうに笑った。


「あら、皆速いわね」


「ちょっと、この恰好で魔王様の前は恥ずかし」


「いいじゃないですか。似合ってますよ。ミーゼ様」


「ガーナの意地悪」


突然魔法陣が現れてミーゼ、シェール、アンデス、ガーナが転移してきた。

シェールはゾンビのようだ。

少し顔色が悪い感じに見えるようになっている。

ミーゼはメイド服だ。

仮装なのかはいささか疑問だが、とっても可愛いのでよしとする。

アンデスは俺の力によって人間のような見た目となったが、あえて種族としての力を活かして身体の一部をスケルトンとして骨にしている。

ガーナは普段のメイド服に猫耳を付けている。

こちらもとっても可愛い。


「それじゃあ、せーの」


「「「「トリック・オア・トリート。お菓子をくれなきゃ悪戯するわ」」」」


4人が一斉に言っていた。

俺はまた「創造」で菓子を創り出す。

今回はマカロンだ。

出来たものをすぐに皆に渡す。


「ふふ、シン。ありがと」


「1個食べて後は研究に、、」


「魔王様から頂いたマカロン。大切に食べなければ」


「時間を止めて飾りましょうか」


一部怖い言葉が聞こえてきたが気のせいだと思おう。


「おや、皆さん早いですね」


「皆、早起き」


するとレイメスとルミネスも集まってきた。

レイメスは悪魔としての力を解放して、普段は隠している羽や尻尾、角などを出している。

ルミネスは狐の耳を付けている。

これもこれで可愛い。


「トリック・オア・トリート。お菓子をくれなきゃ悪戯する」


ルミネスがお菓子をねだってきた。

俺はすぐに「創造」でキャンディを創り出してあげた。


「レイメスもいるか?」


「いえ、私は遠慮しておきますよ。皆様方とお楽しみください」


「そうか」


レイメスは男なのもあって積極的に欲しがりはしないようだ。

その日はその後も仮装を交換したり俺は「創造」で創ったりなど色々なことをした。

そして気づけば夜になっていた。

俺は今、ミコと二人で自室のベッドで寝転がっている。


「ねぇ、シン」


「ミコ、どうしたんだ?」


ミコは未だ吸血姫モードだ。

ちなみに俺も皆に会わせたため、今は魔族として尻尾と角が生えている。


「トリック・オア・ラブ。愛してくれなきゃ悪戯するわ」


ミコはそう言って楽しそうに笑った。


「じゃあ、ラブで」


そう言って俺はミコに口づけをした。

その夜はお互いがかなり激しく魔力を交換しあって過ごしたとをここに記しておく。

数か月前から言っている500p記念の前にハロウィン記念を出す作者。

誤字脱字等ございましたらお気軽にご連絡ください。

気に入ってくださいましたら、ブックマーク、レビュー、評価いいね等よろしくお願いします。

作品についての疑問やご質問、ご指摘も受け付けておりますので感想などを貰えると嬉しいです。

感想については全て返答させていただくつもりです。


こちらもお願いします。

異常者の恋愛は異常です

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