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第200話記念 女子会 七魔公ver

今回は転生したら平和に暮らそうと思っていたのに最強の能力を手に入れてしまった! ~転生した少年がチート能力で完全無双~の200話を記念した番外編です。

時間軸は気にしないでください。

色々と私生活が忙しくて投稿がものすごく遅れました。

申し訳ございません。

番外編のヤバいのが少しずつマシになってきた。

私は先日、セーラに呼ばれて女子会というものをした。

その1週間後、またセーラに呼び出されていた。

セーラの部屋の前に「テレポート」で転移してセーラの部屋のドアをノックする。


コンコン


「私よ」


「入ってー」


私はドアを開けてセーラの部屋に入る。

部屋の中にはセーラ、ミーゼ、ゼミル、ルミネス、シェールがいた。

私は部屋の中に入る。


「それで、今日は何の用?」


私はセーラに問う。


「何って、女子会だけど」


セーラはそう平然と言う。


「1週間前もやったじゃない」


私は少しうんざりしたような声音で言ってしまった。

別に女子会が嫌というわけじゃない。

ただ、最近シンへ甘えられていない。

なので少しだけイライラしてしまっているのだ。


「いいじゃない。それに、この面子で話すことなんてシンの情報共有しかないでしょ。それはミコにとっても有意義なものだと思うけど」


「それもそうね」


私は結局女子会に参加することにしたのだった。


「それで、結局七魔公の女子全員が集まったわけだけど何かシンについての新しい情報はある?」


ゼミルが私達に問う。


「とりあえず、私はつい最近魔王様に再開したからあまりめぼしい情報はない」


シェールがそう宣言する。

正直それはしょうがないと思う。


「けど、十二分にみんなを満足させられるものはある」


するとシェールは5人分の青い石を取り出した。

その瞬間、全員がそれを感じ取って黙り込む。


「皆分かったと思うけど、これは魔王様の魔力」


そう、青い石からはシンの魔力を感じたのだ。


「シェール。これをどこで?」


セーラが、全員が聞きたかったことを代表して聞いてくれる。


「魔王様に研究と称してもらったの。貰った合計はその石満杯分が20個。10個は研究用、5個は自分用、残り5個は貴女達への取引材料」


「「「「「「取引材料?」」」」」


シェール以外のこの場にいる全員が首を傾げる。


「そう。取引材料。皆は私よりもかなり早く魔王様と合流した。つまり、私が持っていないような魔王様の私物やらなんやらを持っていると私は確信している。それがなくても魔王様に見せて貰ったカメラという魔道具で撮った写真とやら。どうせ、皆のことだから盗撮でも何でもしてコピーして大量に保持してるんでしょ。そのよりすぐりを5枚。それと交換。写真はいくらでもコピーできると聞いたから魔王様の魔力と言う対価に対して写真5枚で等価交換だと考えた。私は色々な魔王様を苦労なく手に入れられて嬉しい。皆はほぼ損失なしで魔王様の魔力が手に入る。魔王様の前の世界の記憶にあったwinーwinとかいうやつ。どう?」


シェールの提案に異議を唱える者はいなかった。

それはそうだろう。

なにせ、こちらとしては写真をコピーしなおす手間くらいしかかからず。

実質損なしでシンの魔力を貰うことが出来るのだから。


「それじゃあ私から行かせてもらうわ」


私は「ストレージ」の中にあるシンの写真コレクションの中から選りすぐりの5枚を選んで取り出す。

私は選りすぐりの写真はすぐに最低3枚はコピーするのですぐに渡しても問題ない。


「せっかくだから1枚ずる渡していくわ。まずは1枚目」


私はシェールに5枚の内の1枚を渡す。

皆も私がシェールに渡した写真を見る。


「かっこいい」


私が渡した写真。

それは何気ないシンの戦闘風景だった。

これは確かシンが魔境で魔物と戦っているときに撮った盗撮だ。

神魔を構えている。

とってもかっこいい。


「2枚目は、これよ」


そう言って私はシェールに写真を渡す。

皆ものぞき込む。


「ナニコレ、色っぽい」


「ふふふ、それは私のかなりお気に入り。お風呂上りのシンよ」


その言葉に私とセーラ以外の全員が反応する。

シンは基本的に自室のお風呂を使う。

大浴場は大抵が女子風呂だし、男子風呂に入ろうものなら私たちが乱入するのは目に見えているからだ。


「3枚目は、これ」


私は3枚目の写真を渡す。


「こ、これは」


「ふふ、シンの寝顔よ」


「これはいい」


シェールは満足気だ。

セーラはよく私と一緒にシンと寝ているからあまり反応はないが、ゼミル、ミーゼ、ルミネスは羨ましそうにしていた。


「皆に言ってくけど、取引には応じるわ」


私の言葉で3人はにやりと笑顔になった。


「4枚目はこれ」


私は4枚目をシェールに渡す。


「なっ」


私が渡した写真には上裸のシンが写っていた。


「こ、これをどこで」

ho

「吸血ってなにも首筋だけじゃないの。シンとしては上半身ならどこでもいいらしいわ。さすがに下半身は嫌だって言ってたけど。つまり、私なら吸血を言い訳にしてシンの上の服を脱がせることが出来るのよ」


私はそう自慢気に言う。

私の言葉にセーラ以外の全員が戦慄する。

セーラはシンとお風呂もたまにだけど入るから上裸程度ならばいけるみたいだが、他の皆は気絶してしまった。


「ありゃりゃ、気絶しちゃった」


「しょうがないわね。シンの魔力は貰っていくわ。5枚目の写真はおいていきましょうか」


私は5枚目の写真をシェールの近くに置いておく。


「この写真、私も欲しい。あと魔力も欲しかった。しょうがない、取引はまた今度にしましょうか」


「それじゃあ私は帰るわね」


「えぇ。付き合ってくれてありあがとう。皆は何とかしとくわ」


「頑張って」


そう言って私はセーラの部屋を出るのだった。

その後、セーラ曰く5枚目の写真を見たミーゼ、ゼミル、ルミネス、シェールは5枚目の写真を見て再び気絶した。

なぜなら5枚目の写真は私とシンの二人で水着を着て一緒にお風呂に入った時の盗撮、つまりシンが水着だけの写真だったのだから。

番外編を終わらせていくか、巻き返しを進めていくか。

ガチでどうしよう?

悩み中の作者です。

誤字脱字等ございましたらお気軽にご連絡ください。

気に入ってくださいましたら、ブックマーク、レビュー、評価いいね等よろしくお願いします。

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