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総合評価350p記念 魔王城の大浴場

今回は転生したら平和に暮らそうと思っていたのに最強の能力を手に入れてしまった! ~転生した少年がチート能力で完全無双~の総合評価350pを記念した番外編です。

投稿遅れてすみません。

時間軸は勇者覚醒編が終わったあたりです。

突然だが、魔王城には大浴場がある。

これは4000年前からあるものだ。

だが、魔王城の大浴場は俺が転生したから新たに空間を広げて風呂を増やした。

それは前世であったものたちだ。

電気風呂やジャグジー、サウナ等も創った。

別に俺は特段お風呂が好きなわけでもない。

前世では湯舟に浸かることなんて基本的になく手早くシャワーで済ませていた。

なら何故俺が魔王城の大浴場に色々なお風呂を追加したのか。

その理由は割と単純だ。

お風呂に限らず俺は魔王城内に前世の世界にあったものを色々と創っておこうと考えているからだ。

やはりないよりはある方がいいと考えたからだ。

別にスペースなんて無限に広げることが出来るし、魔王城の施設ならば掃除も必要ない。

特にあって困るものでもないので積極的に創っているのだ。

例えば魔王城の空き部屋にチェス盤や将棋盤、ビリヤードやダーツなどを用意した。

他の空きスペースにはゴルフやバッティングセンター的なものもある。

この世界は前世と比べて娯楽が少ないからと色々創っているのだ。

ちなみだがルール等は「メモリートレース」で共有済みなのでいつでも遊ぶことが出来る。

さて、話はそれたが本題に戻すと魔王城には大浴場がある。

俺は今、その大浴場にいた。

ミコ達と一緒に。

理由は簡単、ミコとセーラに強引に大浴場に連れてこられたと思ったらそこにはミコ、セーラ、ゼミル、ライシュ、ミーゼ、ルミネスがいた。

魔王城にはわざわざ男湯と女湯をわけていない。

なにせ現在魔王城に住んでいるのは10人。

うち8人が女なのだ。

そしてレイメスは大浴場に来ないし、俺ならばそこまで気にしないということでわざわざ創らなかったのだ。

ちなみにだが、今人が住んでいる部屋には普通のお風呂も創ってある。

それとユアとユイ専用の大浴場も用意してあったりする。

あの二人はまぁ、例外だからな。

ということで今俺は包囲されている。

大浴場全域に「アンチマジックエリア」が展開されているため「テレポート」で逃げることは出来ない。

スキルの「転移」という手も考えたがどうせ契約で戻される。

完全にチェックメイトだ。


「それで、何の用だ?」


俺は周りに聞く。


「何の用だって、ここは大浴場よ。やることなんて決まっているじゃない」


そう言ってミコは不敵に笑う。


「ここにいる全員でお風呂に入るのよ」


ミコはそう高らかと宣言した。

そして今、俺は大浴場にいる。

俺以外全員女子で全員スタイルが良いので目のやり場に困る。

補足だがさすがに全員、バスタオルは着用している。

というか、俺が無理やりさせた。

明らかに不満そうだったが魔王様権限で無理やりさせた。


「シン、背中洗うわよ」


俺がそんなことをかんがえていると、ミコがそう話しかけてきた。


「え、遠慮しておく」


「えー。いいじゃない。昔は一緒に入ったじゃない」


「昔は昔、今は今だ」


「いいじゃない」


するとセーラも入ってきた。

結局俺の背中はミコとセーラに洗われたのだった。

危うく前も洗われそうだったが、それは何とか逃れた。

ちなみにだがミコとセーラは自分で手早く体を洗っていた。

俺、一応魔王なんだけど。

君たちの上司なんだけど。

俺はそんなことを考えながら、湯舟につかる。


「お隣」


「失礼するわよ」


すると俺の右にミコが、左にセーラが入ってきた。


「二人とも早いし、ズルい」


「私達も魔王様と一緒にお風呂。入る」


更にミーゼとルミネスも浴槽に入ってきた。

そして俺に身を寄せてくる。

4人の体温を直接感じてしまう。

俺だって男だ。

しかもこの体は多感な時期だ。

このままじゃまずい。

早く逃げないと。


「それじゃあ、俺はそろそろ上がる」


そう言って俺は風呂からあがろうとする。


「まぁまぁ」


「もっとゆっくり入りましょ」


ミコとセーラに引き留められる。


「ルミネス、今のうちに」


「了解。魔王城管理権限を発動このお風呂場を隔離」


ルミネスがそう言った瞬間、お風呂場の扉が消えた。

ルミネスが使ったのは魔王城管理権限。

ルミネスの仕事は魔王城の管理だ。

だからルミネスには魔王城をある程度自由に操作することが出来る権限を与えている。

一応七魔公は全員この権限を持っているが、ルミネスの方が権限が強い。

ちなみにだが最も強いのは俺だ。

だが、普段使わないせいで少し時間がかかる。


「魔王様、ゆっくりしていきましょ「不動の呪い」」


「しまった」


その瞬間、俺は動けなくなる。

俺は基本的に呪いは効かないが、ミーゼレベルの呪いは無効化出来ない。

完全に動けないわけじゃないが、移動するのは無理だ。


「ブラッドチェーン」


「ホーリーチェーン」


更にミコから血の鎖、セーラから白い鎖が俺に向かって放たれて拘束される。

結局俺は4人が満足するまで湯舟に使っていたのだった。

もう順番が分からん。

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