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第50話記念 惚れ薬

今回は転生したら平和に暮らそうと思っていたのに最強の能力を手に入れてしまった! ~転生した少年がチート能力で完全無双~の50話を記念した番外編です。

時間軸はレッドドラゴンを倒した後でセーラと出会う前、転生編と王国編の間となっております。

色々と私生活が忙しくて投稿が遅れました。

すいません。

私はシンに惚れている。

私とシンは基本的に一緒にいる。

同じ家に住んでいるのだから当たり前といえば当たり前なのだが。

私はシンと付き合いたいと思っている。

だが、告白して振られた場合、私は1週間は寝込むだろう。

なので私はシンを惚れさせることにした。

さて、人を惚れさせるにはどうすればいいだろうか。

一番簡単なのは魔法だ。

無属性上級魔法に「チャーム」という対象を魅了する魔法がある。

だが、これが効くのは己より数段格下の相手だ。

シンは私と同等レベルの強さを持っているので意味はないだろう。

他に方法は、、、、、

私は基本的に大抵のことは魔法で解決できるので他の手段はあまりとらない。

そのため、魔法以外の手段での解決は私は得意ではない。

そうだ、薬なんてどうだろう。

惚れ薬ならいけるかもしれない。

私は「ストレージ」から使えそな素材を出していく。

私が昔倒した魔物の素材たちだ。

それを魔法でなんやかんやして惚れ薬が出来上がった。

「超鑑定」で鑑定してみる。


名前:超強力惚れ薬

概要:この薬に魔力を流して誰かに飲ませると飲んだ対象が薬に魔力を流した者に惚れる。

それもとても重くてヤンデレレベルになる。この薬で相手に惚れさせた場合は注意が必要。

複数個飲ませれば効果が重複し数に比例して愛がさらに重くなっていく。

飲んだ対象が既に魔力を流した対象に惚れている場合は効果がない。


うん、かなりいい出来だ。

愛が重い分には何の問題もあるまい。

私は出来上がった薬に魔力を込める。

それはもう大量に、薬が耐える限界ギリギリまで魔力を注ぐ。

さて、これをどうシンに飲ませるかだ。

私は少し考えるがいい案が思いつかない。

とりあえず飲み物に混ぜよう。

シンはリビングでゆっくりしているので私はリビングに行く。


「シン、何か飲みたいんだけど」


「何か創る。何がいい?」


「紅茶、シンもせっかくだし一緒に何か飲みましょ」


「そうだな」


シンは「創造」で机の上にコーヒーと紅茶を創った。

私はスキル「神速」を使い、コーヒーに先ほど創った惚れ薬を入れる。

シンは気づいていないようだ。

そして、私は紅茶、シンはコーヒーを飲む。

私はシンをさりげなく観察する。

とくに変化はなさそうだ。


「シン、あとで「魔力循環」をしましょ」


「いいな、するか」


おかしい、薬は即効性のものを創ったはずだ。

なのに、シンには効果が出ているようには見えない。

私はシンと雑談しながらシンを観察し続ける。

だがついにはシンに変化は訪れずコーヒーを飲み切ってしまった。

私も紅茶を飲み切ってしまう。


「美味しかったわ」


「ならよかった」


「「魔力循環」するか」


「えぇ」


「魔力循環」は文字通り相手にお互いの魔力を流し合い循環させるというものだ。

そして魔力の相性が良ければそれは快楽を生む。

私たちはソファーに座り楽な態勢となる。

そして、お互いに手をつなぐ。

そしてスキル「魔力循環」を発動する。

するとお互いの魔力がお互いに流れ出す。


「う、あ、はぁ」


「っく、あ」


私たちは魔力の相性が良すぎるのかいつも声を上げてしまう。

私たちはこの快楽欲しさに定期的に「魔力循環」を行っている。

私は魔力の勢いを少し弱める。

すると、シンは逆に魔力の勢いを強くしてきた。


「あ、あ、ヤバ」


一気に快楽が押し寄せてくる。

私は今度、魔力を不規則に動かす。


「、、、、、」


シンは声を出さないように必死だ。

「魔力循環」は一種の勝負でもある。

お互いをどれだけ気持ちよくできるかの。

シンは急に魔力の勢いを強めることで私に急激な快楽を与えてきた。

私は逆に魔力の勢いを弱めることでシンを焦らしたのだ。

その後も3時間ほど「魔力循環」を繰り返した。

今回は私の勝ちだ。

シンはあまりの快楽に気絶してしまった。

という私もかなり体力を消耗している。

私は既に惚れ薬のことなんてどうでも良くなっていた。

だって、シンは私にこんなに依存しているのだから。

シンに惚れ薬が効かないのはシンが既にミコに惚れているからです。

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