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二章 61 森の異変

おれとジェイドはオークと戦っている。キラーアントととの戦いが終わって襲ってくるゴブリンを適当に蹴散らしていたら今度はオークと遭遇した。オーク1体1体のステータスは、





………………………………………………………………………………………………………





オーク


 討伐ランクD


 性別 ♂


 Lv 27


 HP 452

 MP 65


 STR 201     DEF 48

 INT 0       RES 26

 MDF 48   AGI 101

 DEX 51     





 スキル


 〘性豪〙〘薙ぎ払い〙〘棍棒術Lv6〙〘剣術Lv2〙

 〘盾術Lv5〙





 装備


 なし






 人間をさらっては性のはけ口にする魔物。オークの集落を見つけたら女性の無惨な姿が発見される場合もある。とはいえ頭はそんなに良くはないため、後ろに指揮するものがいない限り、単純な罠にもかかる。そして意外にもオークの肉は美味しい。





………………………………………………………………………………………………………





と、1番高いやつでもそこまで高くはなかった。まぁ俺からしたらのはなしだけど。ただし、問題は数である。本来単独が多く、群れになることは少ない。俺はそんなふうに聞いていたのだが、目の前にいるのはオーク20匹。村とかなら簡単に落とせる量がいる。アントと違って弱点らしい弱点も説明には書かれていない。





ジェイドは重い一撃が入らないように慎重に戦っているほどだ。モンスターはよほど群れるものでない限り単体での強さが討伐ランクになる。なので群れの場合討伐ランクがあがるのだ。今回Dランクの依頼で出されていたため、ギルドも把握していない事態となる。





「なぁジェイド。これは明らかにおかしいよな?」





ジェイドが向き合っていたオークを吹き飛ばした後に後ろに下がってちょっと休息を入れたタイミングで聞いた。





「私もおかしいと思います。オークはもともと群れるものではございません。もしかしたら上位種が出現してる可能性もございますが、見たところ上位種は見当たらないのでおかしいと思います。」





と、帰ってきた。ジェイドの言う通り上位種はいない。ゴブリンのときもソルジャーとかいろいろ上位種出てきたのだがそれがいないのに群れなしてる。





「とりあえず、ここを切り抜けたら、もう少し奥まで調べてみよう。たまたま上位種がいないだけかもしれない。もしいたら俺達で片付けれるなら問題ないが、俺達の手に負えなそうなら見つからないように撤退だ。まぁどっちにしろギルドに報告入れる必要はあるな。」





俺も迫ってきていたオークの攻撃を受け流しながしてから隙だらけのオークを切り捨てながらそういった。





「かしこまりました。」





ジェイドはそう返事をした後再び前の方に出てきて、オークとむきあった。20体いたオークも残り半分。おれとジェイドは囲まれないように程よく撤退しながら次々と仕留めていた。





だが、ここで面倒なことがおきた。俺等のもう一つの目標であるスタントカゲが俺等の背後の方から出てきたのだ。俺は戦いながら周りも警戒していたためすぐに気づいた。数は10。





………………………………………………………………………………………………………




スタントカゲ


 討伐ランクD-


 性別 ♂


 Lv 14


 HP 93

 MP 13


 STR 83      DEF 24

 INT 28      RES 93

 MDF 14     AGI 68

 DEX 36     





 スキル


 〘電気纏い〙〘帯電〙〘放電〙






 装備


 なし






 身体に常に電気を溜め込んでいるトカゲ。触ると麻痺する。防電装備でなければ剣などで攻撃した場合も同様。また放電を食らっても麻痺する。溜め込んでいる電気を全部吐き出せば動きも鈍くなり麻痺もしなくなる。その状態ならかなり打たれ弱い。溜めてる状況は身体の色をみたらわかる。黄色だと最大にためてて、緑だと全くためてない状態。






………………………………………………………………………………………………………





スタントカゲの色は黄緑つまり半分ほどか。




「ジェイド。後ろのスタントカゲを頼む。触れたら感電するから魔法をうってくれ。こちらに近づけなければいい。後放電だけには気をつけてな。俺はオークどもを仕留めるから。」





俺はそういったあと、オークに威圧を使って少しひるませたあと、ジェイドの方に向かおうとしていたオークも叩き切った。





「かしこまりました。主も気をつけて。」





そう、返事したジェイドは俺の後ろの方に素早く移動すると俺の頼み通り牽制してくれた。本当にこの森はおかしいな。初めてくる俺がそう思うほどであった。







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